BITPoint Weekly Market View(May.14)

<先週の相場振り返り>

仮想通貨市場全体、先週は週足で久しぶりに陰線の週となった。 今週はそれらの反動を受けて陽線で終える可能性は高い。 日足ベースでは押し目のタイミングとなりつつあり、フィボナッチを引いてみると絶好のポイントでもあった。 また後述するが、再度高値を伺う様子となる。上昇トレンド最中の押し目の時期だと考えている。

ファンダメンタルズ的には、先週の記載したとおり、日本国内仮想通貨交換業者に向けた厳しい規制を報道されたことに嫌気が差し下落。 さらに韓国最大手の『Upbit』に対して韓国地方警察の家宅操作が入った模様。 バランスシート上に虚偽の疑いが持たれたようで、大きく反落した。 また噂によると、マウント・ゴックスの管財人の小林弁護士から2000BTCの売りがあったようで、さらに下落に拍車をかける形となった。

<今週の見通し>

ネガティブ材料があったものの、テクニカル形状的に大きく下落する形にはまだ見えない。 どちらかというと上方向を向かうように感じている。 やはりイーサリアムが堅調で、回復力も最近ではBTCや他のアルトコインと比較しても非常に優秀である。

以前、申し伝えたかもしれないが、世界的なICOブームでその調達資金がETHであることが多い。 それが影響しているのではないかと個人的には考えている。 実需の買いが多いため、定期的に買いが入ってくる状態ではないだろうか。 引き続きイーサリアム推しで考えているが、理由も交えて下記のチャート分析で考察していこう。

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 5月14日 ~ 5月20日】 想定レンジ:85万円 ~ 110万円 コアレンジ:90万円 ~ 105万円

■出所 BITPoint BTC/円(現物)

本日は分析することが多いのでBTCに限ってはレバレッジのチャートを用いる。

こちらは日足だが、ちょうど直近の上昇トレンドの半値戻しで今のところ切り替えしている。 ※半値戻し:フィボナッチリトレースメントの50%を押したところで切り替えしていること。

ボリンジャーバンドの-3σに一瞬タッチするタイミングもあったが、綺麗に反発をしており、中心線に向かう可能性が高い。 SMA21で設定がしてあるので、ちょうど3週間の平均値が赤色の中心線になる。

一度この付近まで上値を伸ばし少し揉み合いを。その後、上値を切り上げていく展開で今週はイメージをしている。 その場合、直近のターゲットは98万円前後となる。上で捕まっているポジションがあったら、このあたりで一度ポジションをカットし、浅い押し目を狙うと良いのではないだろうか。 MACDもデッドクロスをしており、もうしばらく上値が重い展開が続くように考えているが、日数経過と共に緩和されてくると考えている。 週半ば〜週末にかけて再度100万円超えを伺う展開となるだろうか?

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 5月14日 ~ 5月20日】 想定レンジ:70,000円 ~ 100,000円 コアレンジ:75,000円 ~ 90,000円

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。

フィボナッチツールがないので、手動で計算するが、ETHの押し目は38.2%押しのちょうど7万円付近であったことがわかる。 絶好の押し目買いチャンスだったのかもしれない。 BTCと比較すると、今回の下落幅が非常に優秀であったことが伺える。 前述どおり、ICO関連の実需の買いが多いことが要因ではないだろうか。

小生のICO注目案件もいつもETHばかりであり、本当に毎週のように話がくる。 いずれも資本集めはETHばかりだ。

50億集めた!100億集めた!っという話は多いが、ETH建てであるので、定期的に買い支えが入るのであろう。 今後もこの流れは続くと考えている。 BTCの時価総額レベルには早ければ夏〜秋ぐらいに追いつくのかもしれないとさえ考えている。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 5月14日 ~ 5月20日】 想定レンジ:13万円 ~ 20万円 コアレンジ:15万円 ~ 18万円

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュの分析に移る。

今週16日にはバージョンアップを図ったハードフォークが行われるため、送金には十分注意をしていただきたい。 容量アップで8MB⇛32MBなど、多くのアップデートがある模様。 ご祝儀買いがあるかもしれないので要注目だ。

予め買い持ちしておいてもよいだろう。 BCHは流動性が比較的薄いため、投機的な値動きを初めると大きく上昇しやすい。 個人的にはこのパターンに期待している。

但し、先日から大きく上昇しているので、今回のイベント通過後、値があがらなければ、セルザファクトとなる。逆に大きく下落する可能性もあるので注意もしておこう。タイミングが重要となりそうだ。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 5月14日 ~ 5月20日】 想定レンジ:13,000円 ~ 20,000円 コアレンジ:14,000円 ~ 18,000円

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。

先々週は後遅れで上昇に勢いがついたのだが、先週の下落の影響を大きく受けて反落してしまった。 そこまで出来高が増加していないのにも関わらず、予想以上に下落幅が大きかった。

市場から注目度がかなり離れているのかもしれない。 長期ポジションはありだが、短期的にはイーサリアム中心のポジションに切り替えても良いように思えてきた。 少し想定外の値動きが増えてきたため、LTCとはやや距離を置こうと思う。 目先、サポートラインが14500円付近に引けるが、ここを割る展開があれば諦めたほうが良いだろう。 14000〜20000円のレンジで考えているが大きく勝負するタイミングではないと考えている。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 5月14日 ~ 5月20日】 想定レンジ:70円 ~ 105円 コアレンジ:75円 ~ 95円

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析に移る。

先週想定していたレンジを下回ってきており、LTC同様に弱さを感じる。 時価総額が大きいビットコインでさえ、マウント・ゴックスからのわずかな売りにも耐えられないので、やはりXRPのロックアップ放出売りも毎月かなりジャブが効いているものと思われる。 定期的なグッドニュースが多いのだが、上がったところは毎度のように売りが入ってくる。 トレードしていても最も難しいコインだと感じる。 ただ出来高は全体的に減ってきているので押し目買いのタイミングと捉えても問題ないとは思う。

XRPは長期保有よりも短期トレードのほうが上手くいくことが多いので、テンポ良く、ポジションをカットしたり、利食いをいれながら参戦していったほうが効率良いのではないだろうか。 100円をクリアに超えていくのは少し時間がかかりそうだが、おおよそ75〜95円レンジをメインに推移をして上値ブレイクを伺う展開ではないかと考えている。

今週はETH強気、BCHはハードフォーク次第だが、基本強気、セルザファクトでは即全売り。 BTCは中立寄りの上昇目線、LTCとXRPはレンジ相場といったところだろうか。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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