BITPoint Weekly Market View(May. 28 . 2021)

6兆ドルの公共投資!?
バイデン政権、強烈な財政出動へ

昨晩、ニューヨーク・タイムズのリーク記事で、6兆ドル規模の財政出動について、報道が流れました。
Bloombergなどが一斉に報じています。

一部の報道では、戦後最大規模とのこと。日本円にして660兆円ですから、とんでもない金額です。
昨年からのコロナ渦の1年で組んだ金額よりも大きなものになります。
先月は一定の年収以上の富裕層に対して最大42%を超える税率を適用などと報道もありましたが、こういった増税との合わせ技で相殺する思惑がありそうです。

ここ最近、ゴールドの上昇が顕著でしたが、こういった情報が漏れていたのではないか、本格的なインフレ対策として買われはじめていたのではないか、と勘ぐりたくなります。

流石に仮想通貨業界にまでは落ちてこない情報です。しかしながら、おそらく後から遅れて上昇するでしょう。BTCは大幅に調整をしましたが、再び上昇相場に戻ると思います。
今晩?このリーク記事の内容がバイデン政権から出ますと、株高、ドル高、長期金利上昇→さらなる高インフレ経済になりますから、他国を圧倒する速度で米国は成長をはじめそうです。ワクチン接種も米国政府予想を上回る速度で着地しそうな様子ですから、本格的な経済回復は早いと思われます。よって、米国に資本が回帰するターンが近々やってくるのではないでしょうか。
今年後半はさらなるインフレ経済に備えなければならなさそうです。

稀に見る四半期足は陰線となるのか?

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過去10年間で最も上昇が強い4-6月期なのですが、今年は完全に逆アノマリーとなっております。まさかの4月5月は陰線が確定的となっております。
6月は流石に陽線を付ける前提で筆者は取り組んでいく予定ですが、買いのタイミングも慎重に狙っていきたいところではないでしょうか。

前述しましたとおり、6兆ドル規模の財政出動が本当の話ならば、価格上昇はまた極めて大きなものとなるでしょう。
月足の形状は少々不安に見えますが、また大規模なファンダメンタルズが出てきましたので、日足に落として恐れず買いを狙っていきます。

底が入った形状、底硬めの展開か。

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土日は大きな急落となりましたが、安値を割り込むことはありませんでした。

イメージとしてはボトム圏でレンジ相場を形成し、今一度戻りを試しに行く展開だと予想します。
月末に買い戻すと当コラムを通して何度かお伝えしておりますが、今週は買い戻しを開始しております。
まだ6割ぐらいしか買い直しをしておりませんが、米国の財政出動が真実なら、今の価格で成行き買いでも良いぐらいです。
ローソク足の足型的には少々悪い格好をしておりますので、できたらもう少しひきつけて残りを買い仕込みたいところです。土日のうちにさらに追加を入れていきたいと個人的には考えております。
日足の足型は悪くなく、下落トレンド最終局面で見られる形状になっております。徐々にチャンスが近づいてきているのではないでしょうか。1時間足でそのタイミングを見ていきましょう。

三角保合いの下限からエントリーを

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1時間足のさらに縮小したチャートになります。
大きな三角持ち合い?形成中の中に、さらに小さなレベルで三角保合いがもう一つ存在します。
短期的に打診買いで入るポイントは、この小さな持ち合いの下限ラインからでしょうか。
およそ415-418万円ゾーンになりそうです。

またサポートラインまで引きつける場合には、400万円にラインが引けますので、指値注文で401万円などにオーダーを出しておくと良いでしょう。

最大360万円から買いエントリーできる資金管理で大きく分けてこの3つのポイントで入ると良さそうです。
今週末はこの3点がテクニカル的なポイントとなるでしょう。

ETHは少し強い?

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ETH分析に移ります。
BTCよりも戻りが強く、そして高値圏でのキープ力も高い状況です。他のアルトコインはそうでもないのですが、時価総額35兆円にまで達してきておりますので、ETHも一昔前のBTC化が進んでいるように感じます。
またコインポストの報道によると、Ethereum ETFの申請が米国でまたあったようです。
出所参考元:https://coinpost.jp/?p=248750

ウィズダム・ツリー・インベストメンツというファンドからの申請のようで、米国では、2つ目の事例となりました。世界最大級のフィデリティあたりもETHETFの申請に乗り出せば、インパクトは違いますが、しかしながらそれも時間の問題だと考えます。こういったポジティブ要因も多いのがEthereumです。

ETHJPY1時間足は2パターンの戦略で

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では1時間足でエントリータイミングを模索します。
押し目買いパターンを2つに分けました。
強気形状を維持してこのまま上昇に向かうならば、緑色の矢印のような値動きを予想します。
アセンディングトライアングルを作って、高値を突破するパターンです。この場合ですと現在価格からの成行きエントリーになります。
このまま高値の32万円付近まで上昇したならば、次の浅い押し目では入らなければならなくなります。ちょっと難易度が高いトレードになりますが、チャンスがくるなら土曜日でしょう。ぜひ注視してみてください。

またもう一度調整がある場合、紫矢印の値動きでイメージしてみました。
下落したあと、29万円前後で引けるレジスタンスラインで今一度、抑え込まれて反落するイメージを盛っております。
その場合、押し目買いのタイミングとしては26万円の手前からになりますので、ここにも指値注文を置いて準備しておくと良さそうです。
この2パターンで個人的には提案させて頂きたいと思います。

さて、6月はアルトドレイン相場をイメージしておりましたが、ETHを除いたアルトドレイン相場が中心になるかもしれません。
つまり、BTCとETHが強く、他が弱い、といった値動きでイメージを変更しております。
ですので、ETHは見送る予定でしたが、作戦変更でETHも含めてトレードしていきます。
BTC・ETH買い、その他のアルトコインは見送り、このような感じです。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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