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BITPoint Weekly Market View(April. 23 . 2021)

キャピタルゲイン課税が最大43.4%!?
バイデン大統領が提案

昨晩、バイデン大統領が民主党政権で掲げた公約、キャピタルゲイン課税について提言がありました。
驚いたのがこの数字、富裕層に対するキャピタル・ゲイン課税が20%→最大43.4%にジャンプアップです。
年間所得100万USD以上(約1億800万円:ドル円108円レート計算)が対象者となるようです。

富裕層に対しての増税案は公約としてあったことは確かですが、一気に2倍以上への引き上げは、このタイミングではあまりにもヒドい内容だと思われます。
当然ながら、米国での批判はかなり不満が報道されているようです。
日本で言えば、FXや株取引にかかる分離課税率が20%→43.4%に変更されるようなものですので、国内では大幅反発が起こるでしょう。

個人的な妄想になりますが、おそらく市場の反応を見るために大きな上限を発言しておき、その後、徐々にこの税率の数字に間合いを詰めて交渉をしていく感じだと思われます。
このままでは同じ民主党内でも反発が起こりますので、最終的には25-33%ぐらいの間で収まっていくのではないでしょうか。
詳細は今月28日に上院・下院の合同会議にて、発表される見通しとのことです。
来週の水曜日になりますが、それまで相場はしばし軟調に推移するものと思われます。

調整相場入り濃厚

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BTCJPY日足チャート分析です。
史上最高値から一直線気味に下落しております。1週間前からの下落に疑問を感じておりましたが、つまりこういうことだったのだと思います。
民主党から徐々に噂で漏れていたのでしょう。その売りが重なって現在に至るのだと思います。金融市場ではよくある話なので、これは一般投資家としては受け入れて戦わないといけません。戻ったところはまだ売り押される可能性があります。
550万円、いわゆる5万ドルも割り込めばさらなる急落も十分ありえますので、28日までは不安定な相場となるでしょう。この土日は本当にやりにくくなりそうです。
戻ったところで一部利益確定をし、再度、下げたところから買い直す戦略を取りたいと思います。

戻りのレジスタンスラインは583万円か?

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1時間足に切り替えます。
東京時間、欧州時間に反発するようなら、上値の目処は583-584万円に引けるレジスタンスラインが一つの目安となりそうです。
運よくもう少し価格を戻すなら、下降トレンドラインにタッチでしょうか?
その場合は590-600万円付近になると思われます。
いずれにしても、ちょっと時合が悪いことと、ここ最近グッドファンダメンタルズが多く出ているのにも関わらず、大きく価格を上昇させることがなかったので、ポジションが大きく買いで偏り過ぎていた可能性があります。
結局は上昇する、というパターンになるとは思いますが、この大きな急落は上手く下で買い直すチャンスにもなります。少しでも運用パフォーマンスを上げたいので、持っているポジションを一部利食いし、450-550万円ゾーンで買い直したいと考えております。

サポートラインまで逆戻りか?

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ETH日足です。
BTCと比較すると上昇が強く、まさにアルトコイン相場を牽引しているといっても過言ではなかったのですが、今回の増税案はかなりネガティブ材料ですので、また再び深い押し目を作る可能性があります。
ETHに関しては現状まだ高い水準に位置しているため、今のうちに成行きで個人的には利食いをしました。ふたたび22万円のサポートラインや20万円まで下落したタイミングで拾っていきたいと考えております。

押し目の目安はトレンドライン、サポートラインそれぞれで考えております。
28日水曜までまた多少時間があることと、土日のうちにまたネガティブな報道が一発あれば、仮想通貨市場だけ急落する恐れがあります。
資産を守ることを先決に考えなければいけないタイミングですので、キャッシュポジションは20-30%程度に引き上げ、BTCやETHなどの現物ポジションは7割ぐらいで様子見がベストだと考えます。
BTCもETHもポジションを縮小したのち、そこから10%ぐらい下げたポイントから指値注文を並べるイメージです。

しばらく強気相場を堅持しておりましたが、今回の報道により、見方を少し変更したいと思います。
向こう1週間の個人的な値動きイメージです。案の定、下落した場合はひとまずポジションの買い戻しを。27日火曜あたりから切り替えして相場がおとなしくなってきた場合、28日の発表は、また事前報道より緩やかなものになるとして、一気に相場が回復する可能性も考慮に。その時はまた市場はポジティブに捉えて猛烈な買い戻し相場があると思いますので、既存ポジションの売り過ぎも注意だと思います。

土日は本当に難しい相場になりそうですが、コラムをご覧になった方々のタイミング次第ですが、すでに相場が下がり切ってしまっている場合もあるでしょう。
その場合、下手な損切りは反って機会損失になりかねませんので、諦めて様子見でも良いかもしれません。キャピタルゲイン課税も法案はまだ全く確定ではないですし、ここから妥協案を取りまとめて最終的には絶対に下がると思われます。ですので、現状で総悲観になるような材料ではないことを付け加えておきます。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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