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BITPoint Weekly Market View(March. 12 . 2021)

史上最高値更新!さらに上値を追って700万円にトライするのか?

ビットコインが調整をしたと思ったらあっという間に最高値を更新です。
616万円から、一時480万円まで下落するも、断続的な買いが止まらず、630万円まで値を上げました。実に力強い値動きです。
向こう1週間は、金融市場も長期金利上昇の不気味さなどでリスクオフの値動きが続きましたが、それを物ともせずに上昇したのは、暗号通貨市場だけかもしれません。
中国企業や欧州企業でも、内部留保の一部をBTCに変えたという報道も目立ってきており、世界中でインフレリスクのヘッジとしてBTCを活用している動きは日に日に増してきている状況です。

またビジネス・インサイダーによると、https://www.businessinsider.jp/post-230928
ドイツ銀行は、今回の米追加経済対策2兆ドルのうち、金融市場に流れ込む資金1700億ドルはあるであろうと試算しております。特に米国の若者世代では給付金の50%を株式市場に入れると回答しており、米国では投資活動がいまだ活発なようです。
コロナ経済をこれから世界でいち早く克服するであろう米国ですが、再び大きな成長にて世界経済を牽引するように思えます。

ドル建てでは、実は更新していない?

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さて、本日はBTCUSDから分析していきましょう。
ドル円の上昇も著しいため、実はドル建てではBTCの史上最高値は、まだ実現しておりません。
間もなくの水準にまで来ており、ここを突破すると6万ドルまで上昇にはずみがつくでしょう。
つまり、円建てでは651万円相当が予想されます。(1ドル=108.50円計算)今週末からこのあたりの価格帯をめがけて続伸すると考えており、未だ上昇の衰えはしないであろうというイメージを持ち始めました。

BTCJPY日足チャート分析

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BTCUSDを参考に、BTCJPYを分析していきましょう。
並行チャネルラインを引いてみました。
616万円から20%以上、大きく上昇し、435万円→300万円→616万円→457万円→914万円??と勘ぐりたくなるようなウェーブです。
相場というのは、一定のリズムを保ちながらトレンドを生む傾向があり、現状の押し目や戻りから比例計算していくと、次のターゲットは900万円超えとなります。
また平行チャネルで分析をしてみると、今月下旬には700-750万円ぐらいは上値を伸ばしても不思議ではない格好になっております。
MACDもだいぶ過熱感が抜けてきており、再度上方向に伸ばせる余地を残していると考えます。
1時間足で押し目買いの目処を見ていきましょう。

並行チャネル下限ラインで押し目を狙う!

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同じく平行チャネルレンジで推移をしております。相場が強いときに形成される右肩上がりの並行チャネルです。
1時間足ですので、金曜の夜や土曜日にこのコラムを購読されている場合、約600-610万円付近まで押し目を形成していたらラッキーかもしれません。

そこは下限ライン前後で推移していると想定し、最初の買い場となるでしょう。
まずはここをエントリーラインとして見ておくと良さそうです。
また直近のサポートラインは昨日の安値590万円付近に引けるでしょう。もう少し慎重に指値注文を設定するなら、このラインから押し目買いを狙っても良さそうです。

上記2つの買い場をご提案させて頂きましたが、同時にMACDも0.00付近まで下落しているとテクニカル的にはさらに買いやすくなります。
MACDが0.00付近を起点に走り出すと、比較的長いトレンドに発展しやすい傾向があります。
仮に600-610万円で押し目を拾えた場合、650万円程度までターゲットとして狙えると考えており、このあたりに利益確定の指値注文を一部置いておくのはありでしょう。
前述通り、トレンドは一定のリズムを刻みやすいので、この並行チャネルの上限と下限から概算で算出しており、このようなイメージで想定しております。

EIP-1559実装に揺れるETH、少々上昇は弱いか?

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Bitcoinと比べると、日足ベースでの上昇は劣っております。
個人的な理由ですが、最近の送金手数料高騰問題にて、EIP-1559の実装を半ば強引に実施するということで、マイナーたちの間で意見の対立が始まるのではないかという憶測が少し出てきております。

この実装経緯を簡単にお話しますと、DeFiブームやETH価格の大幅上昇を受けた影響により、EthereumのGas代(送金手数料)高騰に繋がりました。
よって、EIP-1559の実装することにより、送金コストを下げ、マイナー報酬を削減しよう!という試みです。

つまりマイナーのEthereum手数料収入を一部Burnすることによって、調整しようという動きなのです。
結論的には、マイナーは単純に損失に繋がります。
マスターノードに近いようなクジラマイナーならばETH価格上昇の恩恵もあり、収益性を担保できることから支持を集めやすいでしょうが、やはり小口マイナーにとっては、面白くない決定です。

予定では7月のロンドンハードフォークにて、実装が計画されておりますが、4-6月あたりにて一悶着あるように感じます。
個人的には支持したいところですが、中央集権的な行為に近しい決定であり、暗号資産界隈での主軸路線とは逸脱する行為であることは確かです。

様々な意見が今後も出てくるでしょう。個人的には静観姿勢を強め、ETH投資は少々控えたほうが良いと考えております。基本的にはBTCの価格に連動すると思いますが、デリケートな問題ですのでETHマイナーの動向には注視する必要があるでしょう。
今週末の戦略的は、BTC中心の押し目買い戦略でいきたいと思います。ETHは少々様子見で。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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