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BITPoint Weekly Market View(March. 5 . 2021)

FRBパウエル議長は長期金利上昇を容認!?
株式市場に不穏な空気、暗号通貨市場も連鎖反応か?

昨晩、パウエル議長のスピーチにて、長期金利上昇を容認しているような姿勢を示しました。
悪いインフレではなく、実体経済改善に向かう良好なインフレとして見ているようです。
株式市場はこれをネガティブに受けて反落。本日の日経平均も下落で動いています。BTCも520万円台から500万円と4%の急落となりました。
ちょっと不気味な値動きです。
パウエル議長の発言は、個人的には過熱気味な株式市場の調整を狙っている発言のようにも感じます。もしかしたら今月の金融市場はある程度の調整を余儀なくされるかもしれません。

参考:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-03-04/QPGPN0DWLU6T01

民主党の追加経済対策1.9兆ドルは未だに決まっておらず、今月中には通るであろうと楽観視されておりますが、上院通過が難しいような報道がされれば、金融市場も過敏に反応を示すと思います。
2月はTesla社やMicroStrategy社のBTC買い報道にて、大きく市場を押し上げましたが、そろそろ価格上昇は潮時なようにも感じております。

そしてまた過去9年間のBTC価格は、3月の月足でお伝えしますと、2勝7敗とパフォーマンスが滅法悪いデータがあります。

逆に4月は7勝2敗と高勝率でもあるため、どちらかというと3月は深い調整を狙った押し目買いが、追々結果につながるのではないかと考えはじめました。

よって、今週末のコラムは利益確定売りと深い押し目買い戦略を前提に相場を分析していきたいと思います。

BTCは深い押し目買いを狙う。

20210305-btc01

BTCJPY日足分析からはじめます。
トレンドラインとサポートラインを引いてみました。
前回安値は456万円となっており、直近下落トレンドに発展するかはここの防衛ラインを守れるか守れないかが鍵となるでしょう。

ここを割り込むと高値と安値を明確に切り下げるため、相場の基礎でいうと、下落トレンド転換の可能性が濃厚ということになります。またはレンジ相場に移行するタイミングになる可能性もあります。

1月に似たような値動きが起きましたが、レンジ相場は三角持ち合いを形成する場合、このような形をイメージしております。
ちょっと地合いが悪くなりつつありますので、今週末の押し目買いレベルは434万円のサポートラインからを狙いたいと思います。

もう一段の深い調整を狙うなら、400万円のサポートラインです。
まだここから20%の下落が必要ですが、筆者個人的な経験上、株式市場の地合いが悪い状態で週末を迎えると、土日の暗号通貨の値動きは余計に悪くなることが多いです。
よって、あえてこの程度の深い調整を想定し、慎重に行動をしておくべきだと考えております。

1時間足でさらに詳細を分析してみましょう。

短期的にショートトレードを楽しめるか?

20210305-btc02

1時間足です。
現在はきれいにレジスタンス・サポートラインがワークしながら、徐々に下値を切り下げている状態です。
戻りは517-518万円のレジスタンスラインでしょうか?
久しぶりに低レバレッジでショート戦略を短期的に狙ってみたいと考えました。
個人的にはこのレベルから戻り売りエントリーを狙い、ターゲットは456万円の手前、またはトレンドラインである485-490万円ぐらいにぶつかりそうですので、この付近で利益確定の買い注文を指しておくイメージを持っております。

第一ターゲットを485-490万円ゾーンに。
第二ターゲットを456万円手前に。

それぞれの短期戦略になりますが、このようなイメージを持っております。
あくまで短期的ですので、週末から来週にかけての戦略になります。
ただし、長期ポジションは買いホールドのままですので勘違いはなさらないでください。

ETHJPYはもう一段と深い調整があるか?

20210305-eth01

ETHJPY日足に移ります。
21万円から大幅な下落になっておりますが、アルトコインは崩れると50%以上は簡単に調整することが多いので、そう考えますと、10万円台付近までの調整は覚悟しておくべきではないでしょうか。
BTCが400万円まで調整することを前提に考えると、94500円や107000円のサポートラインも意識しておく必要があるでしょう。
11万円前後からの買い指値注文をセットし、気長に待つ戦略が良いように思えます。

もう少し手前からエントリーをするならば、一目均衡表の雲の下限付近でしょうか?
12万円台前半あたりでも一つ指値注文を出しておくこともありだと思います。
いずれにしても、今週から来週にかけては株式市場の地合いが悪いことから、深い押し目待ちを。
短期的にはレバレッジトレードにて、ショート戦略のイメージも持っております。
ご参考まで。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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