BITPoint Weekly Market View( February. 19 . 2021)

ついに550万円!
警戒感ありながらも常に上昇し続けているBTC

今週、米企業MicroStrategy社が900億円相当の株式転換社債を発行することを決めました。(9億ドル)
これを受けてBTCは大きく上昇、5万ドルを突破し、日本円で550万円以上の価格で推移となりました。
MicroStrategy社はすでにBTCを3900億円相当保有しており(71,079BTC=550万円換算)、公開されている米上場企業のなかでは最も大きな金額を保有しているのですが、これがさらに上乗せされる格好となりそうです。

また米大手・ロビンフッドも今週仮想通貨の現物取引に参入を表明しました。
すでにペーパー仮想通貨として売買は出来ていたのですが、あくまで投資目的手段としてのサービスを展開していたようで、外部送金などが出来ないサービスだったようです。
(CFDのレバレッジ取引1倍のようなもの)

これらのポジティブ報道も重なって、価格を押し上げたようです。毎週のように売る理由がないグッドファンダメンタルズが流れてきますが、価格の急上昇にはやはり警戒感が否めません。

今週のコラムも引き続き上昇目線で考えておりますが、警戒水準であることを付け加えつつも押し目買い戦略をご紹介したいと思います。

現在の価格推移確率は0.3%!?

20210219-btc01

BTCJPY月足です。

ボリンジャーバンド±2-3σで記載をしております。
±3σ内に収まる確率は約99.7%と計算上なっているのですが、月足ベースで2-3ヶ月連続これを超えて推移をしています。
このケースは非常に稀です。
ボリンジャーバンドの+3σは現在、495-500万円で推移をしております。
確率論だけで申し上げると、2月末のクローズ価格は500万円以下が99.7%となります。
だからといって0.3%の確率にハマらないのか?と言われればハマる確率は0.3%もございます(笑)
しかしながら0.3%にハマる確率がこの2ヶ月ほど続いている相場状況だという認識でいなければなりません。そういったことを考慮すると、今月もこの+3σ以上でクローズするの?と疑問に思ってしまいます。
現在はそういった局面であることをご理解頂きながら、日足と1時間足の分析をしていきます。

BTC日足チャート

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BTCJPYチャートです。
434万円にサポートラインが引けます。
1月は25%程の調整下落がありましたが、同等レベルの調整があれば、550万円を高値で計算すると、410-420万円までの調整は覚悟しておくべきではないでしょうか。(ただし、高値が現在の価格であることが条件)

1月も大きく崩れるような悪材料は特に出ていない認識です。ただ単に買われすぎの反動での下落でした。
そういった値動きはおそらくあると考えており、押し目買いといえど、十分に警戒した押し目買いトレードプランを練らなければならないと考えます。
1時間足に移行します。

486-7万円サポートラインは要警戒

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BTCJPY1時間足
1時間足レベルでは落ち着いた値動きに見えます。
プライスをみれば、ボラティリティがかなり高い相場であることがおわかり頂けるでしょう。
週末のサポート目安は、486万円、527万円、540万円でしょうか?
個人的に追加で買うなら486-500万円からとイメージをしております。
ただし、486万円のサポートは500万円到達後、止められていた水準ですので、ここを割り込むと結構なストップロス注文が入ると思います。割り込んだ場合の急落には注意でしょう。

逆に短期的なレバレッジショートトレードを実践されるなら、ストップはタイトに560万円に設置し、ここをバックに戻り売り戦略を。あくまで短期的ですが、527万円付近に引けるサポートラインの手前(ドル建てで50,000USDの水準)を第一ターゲット、そして第二ターゲットは500万円から486万円のサポートゾーンと考えてのショート戦略が現実的ではないでしょうか。
上昇相場ですので、やはり逆張りトレードは短期的にとどめておきたいところです。

ETHは上昇チャネルレンジをキープ中

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ETHJPYです。
また史上最高値更新、ついに20万円に乗せました。
引き続き上昇平行チャネルレンジで推移をしやすい展開を予想します。
ですので、やはり高値では掴みたくないところ。平行チャネル下限ラインから押し目買いを狙います。
右肩上がりのラインなので、日によっては違いますが、おおよそ17万円〜18万円が向こう一週間の押し目買いポイントとなりそうです。
MACD日足のダイバージェンスも完全に無視をして上昇してしまいました。それほど、強い相場なのでしょう。
注意点と致しましては、アルトコインでもあるため、やはり過去の実績と比較しても急落幅がBTCよりも深い調整となります。

前回1月の下落は30%を超えました。
ですので、仮に同等レベルの調整下落があるとしたら、20万円→14万円と覚悟しなければなりません。このあたりで資金繰りも考慮しながら、調整して頂ければと思います。

今週も上昇目線は変わらずですが、同じく慎重な見方にも変更はありません。高値で掴まないよう、慎重な投資戦略を練られてください。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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