BITPoint Weekly Market View( February. 5 . 2021)

GrayScaleは買い控え?調整待ち相場

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出所:https://www.bybt.com/ja/Grayscale

暗号資産運用ファンド、グレイスケールは、今週BTCの買いをかなり小さくしてきました。
今晩次第でもありますが、7日間で909BTCと約36億円程度とはかなり控えめです。
土日は休業であるため、金曜日に2-3日分買うことは珍しくないのですが、明日の早朝、グレイスケールの購入がゼロとなっていれば、市場はベア目線にまた傾く可能性がありますので注意したいところです。

しかしながらですが、2ヶ月ほど止まっていたETHの買い入れが再開されました。
昨日も1万2684ETHを購入しており、12月下旬から募集していたファンド資金の流入がまとまってきたのかもしれません。
この影響もあり、ETHがさらに上昇。17万円と日本円建てでも史上最高値レベルまで押し上げました。
個人的なポジショントークですが、今週に至ってはトレードを控えております。様子見が中心ですが、短期の狙いは変わらず、深い押し目買いです。
本日も相場分析をしていきましょう。

BTCJPY日足判断が難しい局面

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BTCJPY日足です。
先週はコラムが更新された夕方、イーロン・マスクのTwitterアイコンがBitcoinに変わったことにより、急騰しました。
その後、価格は下落するも、再びその高値を突破。
1月から非常に難易度の高い値動きが継続中です。
一目均衡表ベースでは、上昇トレンド最中ですが、そろそろローソク足が雲にぶつかるタイミングがありそうです。
今月はどこかで雲の中に一度突っ込むタイミングがあると考え、その押し目を待っている状況です。
できるものならば、雲の下限あたりまで押してくれると買いやすいと考えております。
押し目待ちの水準は310-320万円ぐらいをイメージしております。
MACDはゴールデンクロスしておりますが、高値ブレイクを失敗しますと、だましとなります。その場合、カウンターパンチの下落があると期待しております。
MACDは0.00を割り込み、マイナス圏に入り始めるので下落トレンドが加速しやすいタイミングになります。

1時間足はトレンドラインを右側にブレイク

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1時間足です。
トレンドラインを現在右方向に抜けてきており、上値は重そうに見えます。
最後に騙しあげがもう一度ぐらいあり、高値をさらに上ヒゲブレイクもあるかもしれません。そうなれば、短期的なショートカバーが発生し、それが最後の上昇になる可能性をも想定しトレードをイメージできるとうまく立ち回れるかもしれません。
よって最終的には上昇息切れで反落するイメージを持っております。戻り売りを狙うなら、400万円をバックに打診売りを。
最後のだまし上昇があると考えてダイバージェンス前提で狙うならば、400-410万円ゾーンで売り指値注文で狙ってみるのも良いと思います。

個人的には損切りを425万円ぐらいで良いと考えております。
あくまで短期的な相場観です。逆に短期的な買いで1時間足トレードを狙う場合は一目の雲下限をバックに買いでしょうか?
ただし、380万円の直近安値を割り込むと、少々ストップロス売りが出そうですので、365-375万円ぐらいからの買い指値注文ぐらいからと考えております。

個人的には基本様子見、短期トレードを楽しむなら、上記の売りパターンと買いパターンで考察しております。

ETH史上最高値も日足ダイバージェンスは強烈
ETHJPY日足チャートです。

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一目均衡表の雲とローソク足実体価格があまりにもあり過ぎます。
要警戒水準でしょう。
天井を当てることは非常に難しいので高値予想はご了承願いますが、土日にオーバーシュートなどが起これば、そこが天井となる可能性もあります。
1月上旬の急騰急落の乱高下からの高値ブレイクですので、実に激しい相場だったと思われます。
よって、短期トレーダーは一掃されているでしょう。高値づかみ合戦が始まっている典型的な値動き例ですので、ETHは深い調整を待ったトレードをしたいと考えております。
ただし、長期保有のポジションはそのままで結構だと考えます。あくまで短期トレードの深い押し目買いを狙いたいイメージです。

日足レベルではMACDがしっかりとダイバージェンスを発生させておりまして、1年の中でもなかなか出現しない現象の一つです。
滅多に出現しない分、精度は高いテクニカルですので、注意が必要でしょう。
よって、深い押し目買いチャンスをしっかりと待っているイメージです。
12-13万円台の25-30%ぐらいの調整待ちからエントリーを再開する予定です。

仮に20万円を突破し、ダイバージェンスさえも否定してきた場合は、さすがにお手上げですが(笑)

相場の難易度は日に日に増してきております。
世界の金融市場もかなり不安定な値動きが目立ってきたので、暗号通貨市場も影響を受けかねないでしょう。
慎重な投資戦略でいきたいと思います。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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