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BITPoint Weekly Market View( January. 22 . 2021)

世界資産運用最大手BlackRockがBTC投資参入へ!
しかしながらダブルスペンド疑惑でBTCが急落!

株式市場ではよく馴染みのあるiシェアーズETFですが、これらを取り扱っている資産運用会社は世界最大のBlackRockという企業になります。
このBlackRockがBTC市場に参入を始めるとのことで、金融業界では大きな報道となりました。

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出所:Bloomberg
引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-01-21/QN9HAXDWLU6901

過去にBlackRockはビットコインに否定的な意見を出しておりましたが、一昨年、昨年とコメントが軟化傾向にあったことを筆者は覚えております。
そしてついにこの度、始動したようです。

BlackRockクラスの資産運用会社では、フィデリティというファンドもあります。こちらは以前からビットコインにポジティブな見解を示しており、役者も確実に揃い始めている状況です。
今後こういった大手参入に触発されて、中堅どころのファンド勢が動き出すことに期待も持てます。
中長期的には、非常に大きなポジティブ材料であることには変わりないでしょう。

グッドファンダメンタルズ裏に急落!BTCに一体何が?

さて、BlackRock参入ニュースは大きなニュースでしたが、市場は全く反応をしませんでした。
その後、価格が下落し、地合いが悪くなっていた格好です。
すでに市場は将来の価格上昇を短期的には大きく織り込んでいたのでしょう。今朝方まで大きく下落が続きました。

もう一つ悪材料として上がっているのが、題名にある通り、ダブルスペンド疑惑です。
ビットコイン2重払いが発生した疑惑となっており、これが事実ならブロックチェーン送金に致命的な欠陥がある可能性が指摘され兼ねませんでした。


出所:https://forkmonitor.info/stale/btc/666833

予め個人的に見解を述べておくと、今更こんな二重送金がビットコインのブロックチェーン上で実現するとは考えにくいです。

また、有識者のAntonopoulos氏からも、「ビットコインの再編成は特殊な事例ではない。設計通りに動いている」と説明されています。
出所:https://twitter.com/aantonop/status/1352242870518857730?s=20

しかしながら、相場的な観点からコメントを述べますと、市場に投下されたタイミングは絶妙でした。

BTCJPYフィボナッチでサポートされる。

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BTCJPY日足です。
チャートにこの急騰相場の起点になったであろう、11月付近の安値ポイントからフィボナッチを引いてみました。
ちょうど、半値戻し(50%)を少し割り込んで切り返しております。その価格はおよそ300万円付近です。
今回の急落に注意が必要なポイントとしては、ダブルスペンド問題に関する焚付報道です。最近のように、市場ポジションが大きく買いに偏っている最中に、少しでもネガティブ材料を投下されますと、相場というものは思っている以上に過剰に反応します。

株式市場でも為替市場でもよくあることでして、短期的にはさらなる急落にも注意をしなければなりません。
下サイドの買い注文は薄いと思いますので、オーバーシュートして急落する可能性は十分あると思います。
これらを考慮した上で、極端に安くなったタイミングに限り、レバレッジ1.1-1.2倍程度を許容で、決め打ちして買っていくほうが良いでしょう。基本的には現物取引中心で。

いずれにしても300万円を下回るタイミングがあれば、尚チャンスと考えます。
尚、当コラムを秋頃からお読みの方で100-130万円からのポジションを持っている方はどっしりと構えていて頂いて結構です。余力がなければ特に追加売買する必要はないと思います。

ETHは上昇チャネルレンジ内をキープ

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ETH分析に移ります。
上昇チャネルレンジの最中で推移しており、上昇に水を差された格好です。
MACDはダイバージェンスを発生させてしまいましたので、このダイバージェンス現象が解消されるまで、レンジ相場で推移する可能性が高まったと考えます。
チャネルレンジを脱してきますと、次は三角持ち合いなどのパターンも考慮しなければいけなくなります。
いずれにしてもトレードを実戦する上では非常に難しい局面になります。
追加エントリーはなしにしつつも、今までホールドしているポジションはキープで個人的には考えております。
理想の値動きをコメントしておきますと、この天井圏で乱高下をもうしばらく繰り返し、短期ポジションの投げを誘ってくれると、再び上昇トレンドに回帰すると考えます。
買い持ちしつつも、個人的なイメージは、しばし様子見姿勢です。

グレイスケールの購入量が昨日大幅にアップ!何かの予兆か?

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最後にライトコイン分析です。
こちらは既に三角持ち合いの形成を始めている?と思える形状になりつつあります。
12000円手前までは押し目買いを狙っても良いでしょう。
ポジティブな材料としては、グレイスケールの昨日の購入量が過去と比較して大規模でした。

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出所:https://www.bybt.com/ja/Grayscale

わずか1日で56808枚の購入をしてきており、直近1ヶ月で購入する量の30%近くを一日で購入してきました。
単なる、購入調整で出来高が急増したのか、またはLTCNファンドの売れ行きが好調で購入をせざるを得ない状況なのかは定かではないのですが、理由があるからこそ購入量が増えていると考えます。
もしかしたら何かしら好材料を先回りした買いが先行している可能性がありますので、こちらは注視しておくべきでしょう。
今月の値動きは本当にトリッキーです。
現物ポジションを中心に、極端に下落したポイントでは低レバレッジでエントリーするなど、資金管理には十分に気をつけてトレードを楽しんでください。

引き続き上昇目線は堅持、300万円を下回るタイミングがあれば、少し追加購入のイメージでしょうか。ご参考まで。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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