BITPoint Weekly Market View(Jul. 15 . 2022)

米CPI+9.1%ショックも安値割り込まず!インフレピークアウトか?

今週は米6月CPI(消費者物価指数)が発表されました。
なんと事前予想+8.6%を大きく上回る、+9.1%という驚愕の数字が出ました。
しかしながら、暗号資産全体は下げ止まりを演じ、むしろETHに限っては上昇を始めております。
理由としては、単なる売られすぎでしょう。売り物が現在ない状況で、短期~中期投資家の大半は売り切ったと見ても良いと考えております。

またこの1ヶ月、原油や天然ガス、銅など、コモデティ市場も大きく下落基調にあり、インフレの根源となっていたコモデティ価格は来月のCPIに大きく低下傾向として、影響を与える可能性が強くなりそうです。
つまり、インフレピークアウトかもしれません。
そうなりますと、マーケット全体が大きくリスクオンで動き出す可能性があります。
その初動がおそらく今週の値動きになるのではないかと個人的には期待を始めました。

BTCは下降トレンドライン抜け期待か?

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下降トレンドラインに徐々に近づいてきております。
ボトム圏では並行チャネルを引くことができまして、いずれにしても短期的には上サイドに向かっているように思えます。
景気リセッションリスクももちろん残っておりますが、現状、セルシウスや3CAが破産手続開始しようが、マーケットは完全に無視した状況です。
よって、短期的な悪材料は全て織り込まれたと思って良いのではないでしょうか。

つまり、ファンダメンタルズからしてもあく抜け感あり、値動きも下落マーケットに飽きがきている、米CPIがここまで急騰しても、もはや暗号資産は反応が限定的=大幅な上昇調整という式が個人的には成立をはじめております。
よって、この日足レベルでは、上値を抜けて少なくとも335万円レベルまで一時的に回復するのではないかと感じ始めました。
よって、昨日より個人的にはポジションを既に取り始めているのですが、現状価格で買いトレードを開始しても良いと感じております。
MACDも0.00を超えてきますと、上昇に弾みがつきそうです。
まずは目先、一目の雲の中に突入でしょうか?

ネックライン17万3,000円抜けに期待!?

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ETHは下降トレンドラインを明確に右方向に抜けてきました。
ボトム圏では下値を徐々に切り上げてきており、ネックラインである17万3000円付近を抜けてきますと、さらに大きく上昇する可能性があります。週末は下落傾向のある暗号資産しじょうですが、この土日上方向に力強く抜けてきますと、大きくショートカバーが発生すると予想します。
上値の目処は21万8000円のレジスタンスラインです。
ちょっと強気すぎますが、ドル建てで1500ドルあたりを意識しますと、円建てで20万7000円になります。(1ドル=138円計算)
20万円ぐらいの回復は、少し期待してみても良いのではないでしょうか。
上昇相場前提で、1時間足で押し目を狙ってみましょう。

一目近郊表、MACDも買い!

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今週末の押し目買いの目安です。
直近一番近いサポートは16万1800円でした。深い押し目を待つなら、15万5000円でしょう。
この土日はこの二つのポイントがキーとなりそうです。
個人的にはちょっと強気ですので、16万1800円でのエントリーのほうが今のマーケットに合うようにも思えます。
MACDは既に上昇を示唆しており、プラス圏に。一目均衡表も当然、「三役好転」と買いシグナル点灯しておりますので、純粋にテクニカルだけでみましても1時間足ベースでは「買い」を示唆しております。
ここ何ヶ月もベアマーケットであり、本コラムも下落目線基調でしたが、今週より、上昇目線に切り替えていきたいと思います。BTCとETHは買いトレードに転換したいと思います。また来週目線が変わってしまったら申し訳ないのですが、筆者は短期的にはポジション調整を含む、少し強めのリスクオンが起こると予想を始めます、ご参考まで。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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