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BITPoint Weekly Market View(Apr. 22 . 2022)

BTC半日で8%の急落 米当局者発言に嫌気か?

昨晩26時、FRBパウエル議長は5月FOMCでの利上げについて、0.50%引き上げに正当性を主張しました。
【出所参考】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-21/RAP9S7T0AFB601?srnd=cojp-v2

さらに前倒しで動いていく発言により、6月や7月でも連続して0.50%の利上げ予想が出ております。
一部の投資銀行では、三段階引き上げの0.75%予想もちらほら出てきております。
これにて、さらなるドル高相場をマーケットは織り込み始めております。
米金利は短期金利から長期金利まで再び上昇傾向にあり、調整が入りかけていたドル買い相場も再び買い戻される展開となりました。

BTCUSDやBTCJPYは昨日の高値か今朝まで、最大で8%程度の下落となり、これらの影響を大きく受けた次第です。
速報ニュースを読んでいると、やはりFRBはインフレ退治の意識は高く、今年に入ってから常に前倒しの姿勢が鮮明となっております。
一部の連銀総裁からは、年末までに3.25%の政策金利水準予想までも出てきており、FRBメンバーの中でもさらにタカ派に傾斜傾向があります。これらがドル買いを支えるマーケットにつながっている模様です。

これらの状況はBTCに対してはマイナス要因です。
現状は、金利がつく方向にマーケットが動きやすくなっており、暗号資産市場もその傾向から上値を抑えられている相場が続いております。

1ヶ月平均線が超えられない

20220422-btc01

BTCJPY日足分析です。
SMA30(1ヶ月平均値)を一時超えていたのですが再び割り込みとなりました。
1ヶ月平均線がレジスタンスとなったパターンです。
このラインを明確に超えていけると、上昇トレンド傾向になりやすいのですが、現状はかなり厳しいと言えるでしょう。
550万円付近が直近の高値目安となり、この水準をバックに先物市場では売りが入ってきやすくなると考えます。現状水準では正直様子見です。勝負するタイミングではあまりないと考えます。
フォーメーション分析にて、並行チャネルレンジを個人的には意識しており、再び490万円付近まで下落を待ちたいと考えております。

理想は直近安値ライン490万円のサポートラインを割り込みつつも下髭で戻るようなパターンです。
それらが騙しとなりますと、再び550万円を超えた場合、ショートカバーを誘発させて再度600万円付近まで上値を伸ばすチャンスが出てくると考えております。
よって、490万円付近から買い下がるイメージで考えております。

同じくサポートライン割れをあえて希望

20220422-eth01

続いて、ETHJPY分析です。
同じくSMA30を超えきれずに反落傾向です。
目先再び36万円方向を目指す展開を予想します。
しかしながら、BTCよりも調整率が限定的であり、この傾向は1ヶ月以上続いております。
よって、当コラムでもここ数回連続でETH推しとなっているのはそれが理由です。

次の買い場はピンクのサポートラインが引ける35万円と予想します。
MACDが0.00ライン付近まで下落してきたことから、ここから先は一旦レンジ相場になる可能性が高いため、直近高値を割り込んでも大きく相場が走らない可能性の方が高いと予想します。
BTCが490万円を割り込みつつも、下落が限定的となり、ブレイクアウト失敗パターンを逆に狙ったトレードを仕掛けたいというイメージです。
また現状価格から10%程度差がありますので、ダメ元承知の指値注文で対応していきたいと考えております。
今週末のマーケットは基本様子見、深い押し目買いを狙うスタンスで臨みたいと考えております。

【押し目買い想定レンジ】
BTCJPY:470−490万円
ETHJPY: 35-36万円

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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