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BITPoint Weekly Market View(Feb. 04 . 2022)

BTC底打ちの兆しも米株次第か?

金融市場では、ウクライナ問題をはじめ、中国不動産開発会社デフォルトリスク、世界的なインフレ経済、各国の中央銀行が急いだ利上げ対応など、インフレが後手に回ったリスクオフ相場がはじまっております。
金融資産は一定の下落を演じましたから、これから本物のインフレ資産だけは上昇していきます。原油価格やゴールドなど、コモデティや貴金属は引き続き堅調に推移していくでしょう。
またビットコインなどのデジタル通貨も資産クラスのレベルを高めるフェーズになると思います。今年はアルトコインではなく、ビットコインが強いと考えます。本コラムで再三お伝えしているように、今月でBTCとETHは全て買い戻す戦略は維持しますが、今週末はまだBTC主体のトレード目線で考えております。

今晩の雇用統計次第で、BTCも大きく影響か?

今週は米雇用統計を控え、暗号資産市場はおとなしめに推移をしております。
米株式市場も今週は反発の動きを見せましたが、再び徐々に反落形状に戻りつつあります。
水曜日に発表された、米ADP雇用統計の結果が-30.1万人と驚きの結果がとなりまして、今晩の雇用統計の結果もかなり悪いのではないか!?と市場関係者では囁かれております。
市場予想は+15.0万人ですが、ここが大幅に悪化しますと、米株式市場も崩れ、当然暗号資産市場も崩れやすくなります。
この結果によって、週末の値動きは大きく左右されるでしょう。
上記を念頭に、BTC/JPY日足チャートをみていきます。

20220204-btc01

テクニカルに限って分析してみますと、BTC日足チャートは徐々に底打ちが近づいている形状になりつつあります。
まず、オシレーターであるMACDがダイバージェンスを発生させていること。
もう一つは並行チャネル上限ラインを右方向に突破していきそうな形状であること。
このタイミングから再び375万円方向に進みますと、並行チャネル脱出失敗となりますが、オシレーター的にもかなり売られすぎ形状をしていることから、間も無くBTCは中期的なボトムをつけるだろうと予想しております。
イメージ的には、NASDAQチャートと比較して、NASDAQが安値を更新するも、BTCが安値を更新しない現象が起これば、おそらく反転の合図はより近づくと考えております。
参考までにNASDAQ先物日足チャートを掲載しておきます。

20220204-01
出所:Trading View

週末の押し目の目安

20220204-btc02

時間軸を落とします。
1時間足の中でもまた小さな並行チャネルが引けました。
この場合、並行チャネル下限ラインサポートと408万円の水平サポートラインの2つがポイントとなるでしょう。
よって、今週末は408-420万円に週末は集中しやすくなると考えます。

ただし、このゾーンを割り込んでしまいますと、このテクニカル条件が揃った水準で皆が買いで捕まりはじめますので、割り込んでしまった場合、下押しは少々深くなるかもしれません。
よって、損切りは浅めに設定し、第二弾として400万円かまたは375万円の手前で買い指し値注文を準備しておくぐらいの余裕を持った戦略が良いのではないかと個人的には考えております。
今週は二段構えで408-420万は打診買い程度、本命は375-400万円の買い指値注文で対応といったところでしょうか。

ETHはもう少しだけ見送り

20220204-eth01

続いて、ETH分析です。
こちらのチャートはBTCと比較して、下降トレンドラインにすらまだ遠い距離にいるため、ボトムアウトまではもう少し時間がかかりそうです。
MACDもダイバージェンスすらしておりませんし、34万円に引けるレジスタンスラインをバックに売りが入っていきそうなイメージが個人的には強いです。BTCの値動きと相談ですが、反発力が少し弱いので、今週末も個人的には様子見です。
仮に買いを狙うならば、24万6000円手前からの買い指値注文で対処するぐらいでしょうか。24-34万円の幅広いレンジですが、このゾーンで三角保合や逆三尊形状を形成してくれると、押し目買いの目処が立ちやすいと思いますので、これらの値動きが出現するまで、我慢したいイメージです。
仮に安値の24万6000円付近を割り込んでしまう場合、次のサポートは19万円付近までありません。これが個人的にETHの買いを躊躇ってしまう理由の一つでもあります。
今週もBTCトレード戦略を中心に、ETHはもう少しだけ辛抱といったイメージでマーケットと向き合っていきたいと思います。
前述通り、まずは今晩の米雇用統計と経済指標発表後の米株チャートに注目です。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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