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BITPoint Weekly Market View(Jan. 28 . 2022)

BTCは下げ止まり?またはさらに底割れなのか?

今週はFOMCを通過、FRBがどれだけタカ派に傾斜しているか見極める展開でしたが、結果的には、大方市場予想通りだったかもしれません。
個人的には先月と比較して、よりタカ派となってきていると感じ、3月から利上げ開始は確実だと思われます。また2022年全てのFOMC(後7回)で利上げが断続的に実施される可能性に含みを残しました。といいますか、おそらく実行していくでしょう。

利上げは断続的にまだまだ続く?

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出所:Trading View US02Yチャート

米国2年債利回りは1.2%付近まで急騰を見せており、コロナショック以前の水準までの回復傾向にあります。
ただし、当時の政策金利は2.5%、現在は0.1%とその差は歴然です。
今年7回連続利上げを実行しても1.75%までにしか政策金利は上昇しませんので、来年も引き続き利上げは実行していくでしょう。
ちなみに2004年〜2006年、米国は25ヶ月間に17段回の政策金利引上げを実行したこともありますので、特に驚くことはありません。
歴史的にみても異例なことではありませんので、そのような金融政策が行われる前提で対処していかなければならないでしょう。

BTCは重要サポートラインで反発

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BTCJPY週足分析から入ります。
並行チャネル下限ラインでぎりぎり踏ん張りを見せて少し反発したところです。
この下限ラインを割り込んだ時はヒヤリとしましたが、それほど下落トレンドに強さがあったのだと思います。
NASDAQ市場はビットコイン以上に軟調なローソク足形状をしており、もう一段安もありえそうです。
当コラムではこのテクニカル水準から買いを意識しておりましたが、もう一段安を警戒したポートフォリオで対応しなければならなくなりそうです。
米国による連続利上げ、つまり年内7回となれば、他国の中央銀行も追随してくること必死です。
そうなりますと、世界の資産は一度キャッシュに戻る大きな資本移動が加速することになります。
つまり、国債や社債も売られて金利を求めて動き始めると世界的に株売りに。株売りとなると、BTC売りという連鎖反応になりますので、買い手はオーダーを引っ込めてしまいます。
よって、流動性が薄くなり、価格が下落しやすくなるわけです。
まだこの可能性は排除できないため、他の金融市場の動向を見守りつつ、深い押し目買い水準を見定めていく時期となりそうです。ただ、前回コラムより、買い始めたBTCは引き続きキープし、かなりゆったりとした計画で買い仕込みする目線は変わりません。

補足ですが、BTCの次のサポートラインは320-330万円付近になります。
この付近までの下落も想定しつつ、投資戦略を練っていく必要があるでしょう。

ETHも同様に重要サポートライン

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ETHJPY分析に移ります。
こちらも週足です。BTC同様に同じような水準に到達しました。並行チャネル下限ラインで推移となります。
ただし、注意点としては、2月に米国議会でステーブルコインの規制について議論される方向となっており、USDTやDeFi市場で警戒の売りが出る可能性があります。
特にETH経済圏は膨大な経済圏に成長をしておりますから、世界の基軸通貨である米ドルの脅威に当たります。どこまで突っ込んだ議論で出てくるかはわかりませんが、注意しておくべきでしょう。
そのほか、前述通り、金融市場の動向に連動する可能性が高く、この並行チャネル下限ラインをブレイクしますと、さらに下値を更新するようなトレンドが発生してしまうでしょう。
その場合、昨年の夏頃の安値である、19万円前後までの下押しも意識しておく必要がありそうです。ETHは20万円台前半から買いを意識し、19万円サポートラインを基準に投資戦略を練っていくと良さそうです。
個人的にはBTCから買い下がり、その後、ETHを追加していく投資戦略に変更はありません。
現在はおそらく週足相場です。大きな時間軸でチャート分析し、計画を立てていかれると良いと思います。ご参考まで。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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