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BITPoint Weekly Market View(Jan. 07 . 2022)

BTC下値のターゲットは433万円ゾーンか

明けましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
前回(2週間前)のコラム更新時は1BTCあたり、585万円で取引されておりましたが、本日現在は500万円を少し割れるレベルにまで軟化しております。
前回のコラム:https://www.bitpoint.co.jp/news/market/bitpoint-weekly-view-20211224/

年末年始にかけてあれから軟調に推移し、そして今週のFOMC議事録がトリガーとなり、さらに下落に拍車をかけました。
この議事録によるとテーパリング縮小をさらに前倒し、利上げの前倒しなどが一部のメンバーで議論があったと記されていたため米国は金融引き締めをさらに前倒しする思惑があるとこの議事録で判明し、米株市場をはじめ、暗号資産市場も併せて急落しました。
現在はドル建てで重要サポートラインの局面に推移しており、さらに下値を押し下げそうな局面にまできております。
当コラムでは、先月、何度もポジション縮小を唱えてきましたが、理由としては年初にBTC相場は緩みやすく、1月後半〜2月後半の1ヶ月間の間が買い場となることが多いので、そのことについて言及させて頂いておりましたが、今の所は思惑通りとなっております。

よって、もう10日〜2週間ほど様子見し、買い向かうイメージでおります。
このタイムサイクルを元にここから現実的な下落幅を加味した上で指し値注文を置いておくと良いのではないかと考えております。
昨年末に売り越した分の買い戻しを本日は説明して参ります。

三役逆転、地合いは悪し

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BTC/JPY日足分析です。
一目均衡表で久しぶりに分析します。大局を日足で読む上で非常に長けているのが一目均衡表なのですが、「三役逆転」シグナルが転倒しました。
今週の急落から、遅行線が明らかにローソク足を下抜けてきましたので、下落トレンドの合図です。
重要サポートラインは目前に迫る492万円のサポートラインです。
BTC/USDですと、残すところ1%程度の下落で重要サポートラインを割り込みそうですので、ここを割り込みますと、一気に下方向にさらに走ると思います。
今晩は雇用統計なのですが、結果が良いと逆に株式市場が下がりそうです。
なぜならば、『経済好調=利上げ前倒し問題なし』と市場に判断されやすいと考えております。
通常とは逆に値動きになりかねませんので、この値動きが出た場合、BTCはさらに下落しそうです。ターゲットを433万円前後に引いたサポートラインがターゲットになります。
さらに割り込むようならば、409万円付近に見えるサポートラインも意識しておくべきでしょう。
よって、買い戻しは、この2つサポートラインを意識した戦略で今月はいきたいと思います。

すでにサポートラインを割り込んだETH

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ETH分析です。
BTCと比較しまして、すでにサポートラインを割り込みました。
当然、こちらも「三役逆転」シグナルが点灯しておりますので、下落トレンド本格化の合図となります。
昨年は大きく上昇したETHです、上昇トレンドが大きければその分、調整下落幅もそれ相応でやってくることが相場の常ですから、ETHは比較的深いところまで調整を強いられるかもしれません。
よって、少し遠いですが、ターゲットはこちらに記載した29万円のサポートライン手前からの買いと、個人的には狙っております。
※前回コラムでも同様のことをお伝えしております。
https://www.bitpoint.co.jp/news/market/bitpoint-weekly-view-20211224/

そして今回の下落相場も、BTCよりもアルトコイン全般の下げ幅がのほうが当然大きいと考えております。(※アルトコイン市場は流動性が薄いため。)

よって、ETHはBTCよりも下落幅が大きくなると予想し、ここまで引きつけてのエントリーを心がけている次第です。今年の金融市場のテーマは「インフレ」です。
米国をはじめ、利上げサイクルに足を踏み入れた主要国も少なくなく、金利を求めて、資産から一度キャッシュに戻る大きな潮流が生まれるでしょう。
その時は、一時的にリスクオフ相場になりやすいため、十分注意してトレードしていく必要があるのです。年初から控えめのトーンで恐縮ですが、そのような時期である確度は高めです。確実視されたドルの利上げ、米株市場軟調となれば、BTC売りも米企業から出てくる可能性もあります。このあたりが今年の注意点となると思います。
昨年は非常によいトレード結果だったと思います。今年は資産を守りながらの運用に心がけていきたいと思います。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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