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BITPoint Weekly Market View(Dec. 17 . 2021)

各国中央銀行イベント突破!クリスマスラリーなるか!?

各国の中央銀行の政策金利が相次いで発表されました。
来年の占う政策の見通しです。特に米国の中央銀行、FRBはインフレファイターとして利上げを強調。
テーパリングは3月に終了、2022年の米国の利上げは3回、2023年の利上げも3回と市場予想を少し上回るタカ派具合でした。
ここ最近のインフレ率は7%近くに迫る状況でして、労働者賃金上昇率を上回る物価上昇に、米国民の生活は疲弊をはじめております。
来年、バイデン政権は中間選挙にどうしても勝利しなければならず、このインフレを抑え込まない限り勝利がないのでしょう。
おそらく、多少の株価を犠牲にしてでもインフレを抑え込みに立ち向かうはずです。
よって、金融市場にとっては、ベア相場が来年前半続きそうです。

クリスマスラリー

近年、株式市場では、クリスマスラリーという言葉が聞かれます。
12月上旬からFOMCやECBなど、中郷銀行のイベント通過を境に、クリスマス休暇まで株式市場は堅調に推移することが多いからです。
12月初旬、決算前のファンドの売りも一巡したことから、金融市場に売り物が少なく、相場が上がりやすいとされており、過去データを比較しても確率的によく上昇している2-3週間が存在しています。
よって、個人的にはこのクリスマスラリーの上昇を暗号資産市場でも期待をしているわけです。
しかしながら、今年に限っては、チャート形状の地合いもイマイチでして、個人的には今月後半は上がったところは逃げ場の印象が強いです。
まだ来週のコラム更新日がクリスマス・イブのため、その日まで上昇のチャンスはあると思っているのですが、その上昇に備えて、直近1週間は以下の戦略を個人的には取ろうと考えております。

売り場は580万円手前か?

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BTC/JPY日足分析からです。
580万円と490万円の上下にレジサポラインが引くことができ、上根の方向へのブレイクに期待をしておりました。しかしながら直近1週間の値動きを見てみますと、580万円に近づくにつれて、何度もしつこい売りに阻まれていたのが現状です。
あがったところで売り物が出ているということは、換金需要が大きいということでしょう。
キャッシュポジションを高めているプレイヤーが世界中で増えている兆候ではないでしょうか。
前述しました通り、クリスマスラリーの上昇相場に個人的には期待をしているのですが、特段好材料がない限り、580万円突破は難しいのではないかと考えを改め始めている次第です。
あまりネガティブなことは言いたくはありませんが、前回の急落幅と同じ程度の下落がもう一段あるように感じます。その場合、490万円のサポートを割れ、440万円が次の買い場になりますから、そこまで押し目を待つイメージです。

トレンドラインがキーポイント

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続いて、ETHJPYです。
日足レベルでトレンドラインをキープしており、まもなく割り込むか、反発するかの瀬戸際になっております。
反発する場合は、クリスマスラリーに期待して50万円方向で推移するでしょう。
ただし、トレンドラインを右方向に割り込めば、前述したBTC同様に下落相場が待っているように思えます。40万円付近のサポートライン割れとなれば、次のサポートは29万円台と、遠い距離までまとまった買いが入りやすいポイントが皆無です。
よって、ETHのサポートライン割れだけはかなり注意をしておくべきでしょう。
今週は、このトレンドラインでの反発に注目し、やはり上がったところは全て売却せずとも、持っているポジションの3-4割は縮小するイメージを個人的には持っております。

Burn速度も落ちている。

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https://ultrasound.money

最後に以前もご紹介したサイト、ETHのBurn(焼却)速度を紹介しているサイトになります。
直近1週間のBurn速度は約7500/日となっており、以前の1.2-1.5万のBurn 速度と比較してもだいぶ減速してきていることがわかります。
よって、金融引き締め具合が弱まっていることから、通貨安(ETH安)につながっていることがわかります。1ヶ月スパンで見ましてもBurn速度は30万ETHを下回っており、つまり1ヶ月平均では9500/日程度のBurnだったことがわかります。
ETHチェーンの需要が少しだけヘタってきている印象です。

理由としては、他のコインもDeFiやNFTに参入してきていることから、シェアが多少奪われていることもあるでしょう。
落ち着きどころを探す展開でしょうか?
この1ブロック生成ごとに焼却されるロジックは8月上旬のアップデートから始まりまして、焼却速度が上がるにつれて、ETH価格は上昇を繰り返してきました。
いったんの調整や実需の兼ね合いを考慮しますと、30万円台前半あたりは妥当かもしれません。(このアップデート後は29-39万円で推移をしていたため。)
やはり、再び下落がある場合は、29万円手前のサポートラインは買い場、さらにこれ以下の価格となれば、絶好の買い場となりそうです。
このタイミングも視野に入れながら、どっしりと構え、来年絶好の仕込み場に向けてキャッシュポジションを一定の割合確保しておくことも重要ではないでしょうか。
今週のコラムはベアな目線を少し強め、深い押し目待ちを狙った中長期戦略とさせてください。ご参考まで。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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