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BITPoint Weekly Market View(Sep. 24 . 2021)

中国恒大リスク一服!株式市場も暗号資産市場も全面高へ!

先週から世界的に懸念されていたリスクオフ材料、中国最大手の不動産グループの中国恒大の債務危機問題ですが、中国当局から事実上、救済案報道が出て市場は反転しました。
報道によると、中国恒大は3部門の事業体に分割される模様です。
https://asiamarkets.com/imminent-china-evergrande-deal-will-see-ccp-take-control/

ただし、投資家に対しての利払いが保証されたわけでもありませんので、そのリスクはまだ残ります。
その他の報道では、中国政府は地方政府に中国恒大のデフォルトリスクに備えよ、と通達も送っているようで、経済に一定の損害は覚悟しないといけなくなりそうです。

今月のドル建て債券も30日間支払い猶予があることから、まだ支払いを完了したという報道もありませんし、実際には10月23日までわからないかもしれません。
ひとまず短期的な危機は去ったと考えておりますが、まだ注意は必要でしょう。

ただ個人的には週末もリスクオン方向で推移するのではないかと考えております。

フィボナッチ50%押しからの反転攻勢

20210924-btc01

上昇トレンドからの押し目がおよそ50%の半値押しとなりました。
450万円にそのラインが引けるのですが、割込はしたものの下ヒゲで終えて反発の格好となった次第です。

週末のターゲットはピンクで引いた下降トレンドラインでしょうか。
その後、押し戻されて500万円前後で価格をキープできれば、個人的には第1段階クリアだと考えます。
時間の経過と共に、ラインを右方向に抜けてくるものと思われます。
こちらのシナリオを前提に1時間足でエントリータイミングを模索したいと思います。

並行チャネルまたはフィボナッチ押し目

20210924-btc02

フィボナッチと平行チャネルを引きました。
深い押し目があるとしたら、473万円付近に引けるサポートラインでしょう。
ここはフィボナッチ38.2%押しの条件が重なるクラスターポイントとなります。
この手前の買指値注文は悪くないでしょう。

もう一つポイントをあげるなら、平行チャネルの下限ライン近辺です。
482-487万円ぐらいでしょうか?浅い押し目から狙っていくパターンですと、こちらのパターンのほうが良さそうです。

この土日は、この2つの押し目買いポイントが重要局面となりそうです。
1時間足はMACDがダイバージェンス気味でもあるので、このタイミングに調整が入ると、結局上昇しやすくなると考えます。

ETHも同じく下降トレンドラインがターゲット

20210924-eth01

続いて、ETHJPY日足分析です。
こちらもBTCと同様な形状をしております。
よって、今回の金融不安だけで下げていたことがよくわかるチャートです。
こういった場合、下落した比率分戻すことが多いので、BTC同様に見る必要があります。
直近安値は29万1600円付近まで下押ししました。フィボナッチでは61.8%押しです。
サポートラインも控えていたポイントですので、止まりやすかったのでしょう。
現在はあっと言う間に価格を戻して34万円で推移をしております。
再び40万円方向に伸びていく前提でトレードしていきたいと思います。
今週末のターゲットは下降トレンドラインです。価格にしておよそ36万円前後でしょうか。
現在価格である34万5000円付近にレジスタンスラインが引けますので、ここをクリアに超えて推移する必要があります。

33万円ミドルサポートラインから

20210924-eth02

ETHJPY1時間足です、BTC同様に並行チャネルを引いてみました。
しかしながら、すでに下限ラインにタッチしており、ここから成行きで入るかは、正直悩ましいところです。
ですので、もう少し引きつけたいと思います。緑色のサポートラインからでしょうか?
テクニカル的にも、MACDが同じくダイバージェンスしておりまして、1時間足ベースでは、ここから成行き買いで入りたくない水準でもあります。
よってサポートを引いた33万円台ミドルまで引きつけたいところです。

今後のイメージですが、今晩から明日に掛けて横ばいなど、三角持ち合いを形成していくと、トレードしやすくなってきそうです。
この2日間での急騰しすぎたこともありますので、深い押し目も作らず上昇もせず、横ばいで1日停滞してくれたほうがアク抜け感も出てくるでしょう。
ダイバージェンスも解消されてくる時間帯はもう12〜24時間後ぐらいだと思いますから、そのタイミング33万円台で推移をしていたならば、買いやすくなると思います。

中国恒大の短期的リスクは後退しました。
中国の国慶節(1週間の秋休み)までは、経済の腰折れは避けたいでしょうから、個人的には、しばらくこの問題は落ち着きを徐々に見せていくと考えます。

参考:https://www.bitpoint.co.jp/news/market/bitpoint-weekly-view-20210917/

上記、先週のコラムはこのように書かせて頂いておりましたが、既報通り、深い押し目買い局面となりました。また短期的にリスクオン相場に戻る前提で今週末トレードしていきたいと考えております、ご参考まで。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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