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BITPoint Weekly Market View(Sep. 17 . 2021)

9月の金融市場は要注意!
中国恒大デフォルトリスクで不穏な展開に。

中国恒大(エバーグランデ)のデフォルトリスクについて、皆さんは御存知でしょうか?
中国最大の不動産大手企業になりますが、中国の長年の不動産バブルにて、業績が良かったものの、2015年のチャイナ・ショック以降、少しずつ低迷を続け、今年の春頃から債務がヤバいのではないか?と噂がされておりました。

報道によると、ここへきて、負債総額が30兆円を超えてきており、来週の社債の利払いができないとのことで、中国人個人投資家がオフィスに乗り込み抗議をするなど、Bloombergニュースなどでいくつか取り上げられました。

【参考元】
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-13/-75-kti2rhz2?srnd=cojp-v2

債務減免など、中国政府の対応が迫られておりますが、非常に大きな金額なだけに、リーマンショック時と照会もされています。
リーマンブラザーズ破綻時の負債は50−60兆円と言われ、まだその金額の半分程度ですが、これはあとから正式にわかるものです。
いま現時点で判明している負債だけで考えますと、この程度かもしれませんが、時が経過すると共に、多くの不安材料が表沙汰になりますから、現時点での報道レベルで着地することはないでしょう。
中国政府が簡単に潰すことはしないと思いますが、毎年9月は金融市場にて、不安定なイベントは起こりやすいです。よって、注意するに越したことはないでしょう。

BTCJPYチャート

20210917-btc01

日足の一目均衡表分析です。大局を見るときに適したテクニカルですが、丸で囲ったポイント、水色の基準線が下降、黄色の遅行線もローソク足実体を下回ってきており、TOPアウトの形状を始めております。
緑色で囲ったポイントは出来高を示しますが、最後の出遅れ組が今回の押し目で買いを入れているような行動があったように思います。このタイミングではあまり買いたくはありません。将来的に大きな上昇は当然考えておりますが、目先、ちょっとした深い調整相場があるように思えます。
よって、今週末の戦略に限り、一部の利益確定を中心とした相場観でお伝えしたいと思います。ローソク足実体は間もなく、雲の中に推移をするようになれば、しばらく上昇トレンド回帰はお預けとなるでしょう。調整期間ですが個人的には2週間〜4週間程度で見ております。よって、この調整期間を加味した上で、もう一度日足チャートで、今度はフィボナッチ分析で押し目買いレベルをご紹介したいと思います。

調整後、買い場はどこか?

20210917-btc02

同じく、BTCJPY日足ですが、フィボナッチと水平線に切り替えて拡大チャートになります。
先日の押し目は、38.2%の480万円付近でぴったりと支えられました。
ここから反転して、現在の価格になりますが、仮に前述通りの予測が正しくワークするならば、次の押し目買い水準は、フィボナッチ50%押し+450万円のサポートライン、いわゆる、条件が2つ重なっているポイントになります。

個人的には、ここが絶好の買い場だと考えており、個人的には現在レベルで多少なりともポジションを縮小し、再度この水準からエントリーを狙っているイメージです。
9月末から10月上旬にかけて、この水準に推移をしているならば、喜んで買いを入れるタイミングでしょう。
年末に向けて上昇相場を演じるならば、450万円付近でぜひ待ちたいところです。

ETHも同様にフィボナッチ50%から狙いたい

20210917-eth01

ETH分析に移行します。
0.382%押しのポイントで、ETHも綺麗に止まりました。
現在は反発して40万円を高値に39万円前後で推移中です。
ETHも同じくして、BTCと同様のシナリオを描くならば、50%押しにあたる31万5700円の手前あたりからでしょう。

偶然、こちらもサポートラインとピッタリと重なっており、ここはテクニカル的に絶好の買い場となりそうです。
このタイミングでMACDも0.00ライン付近で推移をしているならば、尚条件が整うでしょう。
0.00ライン付近からのトレンド発生は、その後大きくトレンドを伸ばしやすいため、前述した通りのシナリオで、上昇トレンドの初動までを見送ることができれば、このトレードの成功率はグッと上がると思います。
この値動きに期待して、同じくETHのポジションも現状レベルで一部縮小、32万円レベルから再参入という形で買い指値注文待機が良いのではないでしょうか。

中国恒大の不良債権問題は、まだ来週以降でないとしっかりと明確化してきません。
今週末はかなりヤキモキした展開を予想します。
あまり無理をしたくないフェーズですので、今週末は大人しめのトレード戦略でいきたいと思います。よってBTCやETHの運用ポジションは縮小傾向スタンスで、深い押し目待ちとさせて頂きます。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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