BITPoint Weekly Market View(October. 16. 2020)

BTCは1週間で115万円から最大123万5000円まで上昇!
週末も堅調な展開か?

→先週のコラム

BTCは非常に堅調な地合いです。先週のコラムにも書きましたが、断続的に資金が流れ込んできているようで、直近1週間に至っては、米国株式指数よりも上昇も大きく、力強さを見せました。
追加経済対策は、共和党側が1.8兆ドルの追加経済対策を提言し、民主党側は2.2兆ドルに対して減額の姿勢を示しました。ただし、民間人に対して再び給付金案を提言するなど、内容は違えど、似たような規模での追加緩和策を発表しております。
この内容では大統領選挙以降になりそうですが、どちらが政権を取ろうが金融市場にはポジティブな内容になります。
引き続き、じわじわと上値を追いかけていく展開を予想しております。

またトランプ大統領の支持率も少し回復しました。

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42.30ポイントで推移しており、依然として、バイデン候補にリードを許す展開ですが、フロリダやミシガン、アリゾナなど主要激戦区の平均値では、バイデン候補とトランプ大統領との差はあまりありません。
4年前も似たような現象が起きていたため、ここをしっかりと抑えたトランプ陣営は、クリントン候補有利との事前予想とは裏腹に、圧倒して勝利を納めました。4年前も1週間のうちに大きく支持率が変動するため、そろそろ見逃せない状況になってきたと考えております。トランプの支持率と比較的連動性の高い米株式市場ですから、BTCにも追い風です。
今月いっぱいはこれらの報道で値動きが大方決まってくるのではないでしょうか。

BTCJPY日足チャート分析

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BTCJPY日足分析に移ります。
米株と比較して、ローソク足の形状は良好です。また他のアルトコインと比較してもBTCの堅調な地合いは目を見張るものがあり、騰落率がアルトコインと比較して小さいものの、レバレッジ取引が使えますので、その場合は、証拠金取引にて、ロングされると良いのではないでしょうか。
十分アルトコインのボラテリティをカバーでき、収益率も見劣りしませんので、ぜひご興味ある方は、BTC買い取引も一部で良いので証拠金取引のご活用をご検討いただければと思います。
さて、話は逸れましたが、テクニカル分析です。

7月からの大きな三角持ち合いを上方向に抜けてきました。
先週のコラムでは117万円付近のレジスタンスラインを突破してきた場合、120万円まで一気に上値を伺う展開について言及させていただきましたが、今のところはその通りとなりました。
海外取引所中心にショートカバーを誘発した格好です。
そして平日の値動きをみていても、買い遅れ組もしっかりいるような値動きとなっております。
現在は高値付近でもみ合いになっていることが最大のポイントです。
買い遅れ組がいることから、押し目買いを躊躇しているものの、時間差で断続的に資本が入ってきていることが想像しやすい値動きです。
この値動きが続けば続くほど、売り圧力も時間の経過と共に減少してきます。そうなれば、再び上方向に動き出すでしょう。
今週末から仕掛けてくるかはわかりませんが、今週来週にかけて、再び上方向に動き出すと考えております。ポジティブな目線を堅持です。
1時間足で押し目のタイミングをみてみましょう。

118万8000円レンジ下限が最初のサポートライン

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現在は118万8000円のサポートラインがポイントです。
ここを週末割り込む場合は、117万円の日足のサポートラインが買いポイントとなります。

大きなネガティブニュースが出ない限り、このポイントは絶好の買い場となりそうです。
個人的に今週末のトレードを狙うなら、まず117万円の手前に指値注文としたいところです。
また118万8000円のサポートラインも十分機能するでしょう。第二候補なら、ここだと思います。
個人的には、持っているポジションはそのままホールド継続で上値を狙ったスイングトレードを実施予定です。

ETHは42000円超えが鍵か?

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ETHJPY分析に移ります。
先週と比較するとかなり足形は良いです。
BTCと比較すると高値を更新していないので、見劣りはするものの、直近のレジスタンスラインを突破すれば、先週のBTCのように大きく跳ねる可能性があります。
ポイントは42000円に乗せられるかどうかです。
ここを突破できますと、ショートカバーも誘発して一気に45000円手前ぐらいまでは上値を伸ばせるかもしれません。
一目均衡表の雲もクリアに突破できるポイントも42000円以上です。今度はこの雲がサポートとしても機能しやすくなるので、テクニカル的な注目ポイントです。
9月の下落にて、MACDはわずかにダイバージェンスを発生させておりました。
こちらは相場反転の合図でもあります。
押し目を狙うなら、本日ちょうど安値をつけた付近の39000円になります。
ここを押し目買いのポイントとしてトレードできる週末のエントリーポイントとなりそうです。個人的には、ETHも持っているポジションはスイング継続です。

XRPはスウェル開始にて、反落。セル・ザ・ファクトへ

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最後にXRPです。
今週水曜にスウェルという1年に一度のRippleの技術祭典がありました。
毎年秋頃に実施されますが、2017年はこの祭典を起点に大きな上昇があったことで有名です。ですが、毎回そういうわけにはいきません。
2018年と2019年はスウェル期待の上昇は数週間前からあったものの、開催当日前後から反落を演じています。

今年もその類だと感じ、先週のコラムでも買いを推奨、そして開催前に売り抜けを推奨させて頂きましたが、その通りとなっております。

【先週のコラム抜粋】

最後にXRP分析をご紹介します。
こちらはETHと比較して少々強い形状です。
下降トレンドラインを右に抜けてきており、上昇相場に転じようとしております。
期待の買いは、来週開催予定で、SwellというXRP祭典です。
今回はコロナの影響でオンライン開催となるようで、米国時間で10月14日〜15日が予定されております。
毎度、このSwell祭典前には、何かしらのポジティブなニュースが流れる期待や憶測、情報漏洩などで、価格が上昇しやすい傾向があります。
先週の上昇もその類でしょう。盛り上げるために今週末も上がる可能性は比較的高いように感じております。
ただ開催前に「セル・ザ・ファクト」も起こりやすいことから、例年、開催2−3日前か開催日あたりで売り抜けるとうまくトレードできることが多いため、個人的にはこの戦略でいきたいと考えてもおります。
短期的にトレードするなら今晩から土曜にかけて購入し、日曜から水曜の間で利益が出ていたら売却戦略も大いにありかと思われます。

今週は火曜日がXRPの高値でした。ちょうどよいお小遣い稼ぎにはなったと思います。
また押したところは買っても良いと思いますが、今週末はまだ期待の短期買いポジションが抜けきっていないと思われますので、個人的には様子見です。

今週末は基本持っているポジションのスイングを継続。
資金に余裕がある方なら、前述したBTCとETHのポイントを参考に自分なりの戦略を立ててトレードをされてみると良いでしょう。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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