BITPoint Weekly Market View(October. 2. 2020)

週末BTC投資略!
1年ぶりの寄稿復活です。

みなさま、大変お待たせ致しました!
長らく寄稿を休載しておりましたが、今月よりBitPointコラム再開になりましたことをお知らせ申し上げます。
改めまして、CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 加藤宏幸と申し上げます。
業界名では通称「ひろぴー」でございます。Twitter:@hiropi_fx

初めましての方は、どうぞ、お見知りおきの程、よろしくお願い申し上げます。
当コラムは毎週金曜日に、週末トレーダーの方々に向けて発信をしていく内容を執筆させていただくことになっております。直近の金融市場ファンダメンタルズ分析を織り交ぜ、暗号通貨市場にどのような影響を及ぼすかを想定し、個人的な意見を交えて毎週末執筆をしていきたいとおもいますので、ぜひ、ご参考頂ければ幸いです。
それでは早速、今週末の相場分析をしていきましょう。

米・下院、追加経済対策2.2兆ドル法案可決も、上院通過は困難か?

28日、米・下院議会にて、追加経済対策2.2 兆ドル規模(230兆円規模)の追加経済対策の法案が可決されました。
米国議会の下院は民主党政権が過半数を獲得しており、ねじれ国会の状態であることは言うまでもありません。(トランプ政権は共和党)

共和党が過半数を締める上院では、おそらく当法案は通過しないであろうという見通しです。
大統領選挙まで残すところ1ヶ月、民主党政権は、これを拒否させてトランプ大統領の支持率を落とそうという狙いがありそうです。
当然、上院の審議では、共和党は減額した内容で議論が続くと思われます。

しかしながら、追加緩和規模は大きい。米株やBTCにはポジティブ

しかしながらですが、追加緩和の規模はこれまた相当な額です。
これが半額の115兆円規模だったとしても市場には十分インパクトがあります。
米株式市場は、これを受けて堅調に推移しており、9月下旬から底堅い展開になりつつあります。BTCも米株式市場に非常に連動性が高いため、この恩恵を受けている様子が下記のチャートでご理解頂けるのではないでしょうか。

■ 【参考】Trading view BTCUSDとNASDAQ相関関係チャート
20201002-nasdaq.png

そして上院の共和党側からも妥協案が提出され、両党首舌戦を繰り広げながらも、今回の追加経済対策は、大統領選挙に向けて自らの成果だとアピールしてくるでしょう。

ただし、それはもう少し日数が経過してからだと考えます。よって、引き続き上昇が続くというよりかは、数日〜1週間の揉み合いが続くようにも思えます。
直近安値は割れないものの、今一度、押し目を作ったタイミングから相場が反転するようなイメージを個人的には持っております。

それでは各通貨、チャート分析をしていきましょう。

下値を徐々に切り上げるBTC、押し目は107万-110万円あたりからか?

20201002-btc.png
■ 【採用テクニカル】一目均衡表+MACD

BTCJPY日足チャートです。
トレンドラインと直近の下降トレンドラインを引いてみました。
現在、三角持ち合いを形成中、特に下限の上昇トレンドラインを伺う展開になっております。
まずローソク足だけでみてみますと、押し目買いを狙うポイントとしましては、トレンドライン付近からになります。
およそ、108-109万円近辺でしょうか、ここを割り込んでもサポートラインが107万円と105万円に引けますので、仮に105万円まで下値を攻めたとしてもまだフォーメーション的には崩れません。大きく崩れるような悪材料が出れば別ですが、もう数日から2週間程度、持ち合い相場が継続するイメージをもっております。
イメージとしては、6月末から7月の小動きの展開です。
再度相場が上昇するには、エネルギーをためるレンジ相場は必要です。
このようなフェーズに移行しつつある認識でおります。MACDもしばらく0.00ラインで揉みあえばさらに方向感がなくなってくると思われます。

コツコツ買い仕込むならば、105万円手前から。
買い下がり戦略でいく場合は109万円以下から買い下がるイメージで見ております。

DeFiブームでETHは高騰済み!?しばらく大人しいか?

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DeFiという言葉はすでに皆さんもご存知あるかもしれません。
主に分散型取引所のエコシステムをサポートする技術で、春先から大きく注目度が上昇し、これらのトークンにETHのネットワークが採用されることが多いから、ETHをはじめ、ERCトークンが盛んに売買されました。
このちょっとしたバブル相場の恩恵を受けて、ETHの需要が格段にアップし、一時1回の送金手数料が10ドルを超えるような事態に見舞われるほど、ネットワーク支持が厚かった時期が8月にありました。 コロナショックの安値から一気に5倍にまで跳ね上がったETHですが、目先一服間がでた9月相場でした。
ETH市場はまだ痛んでいそうですので、もうしばらく様子見にて、再び大きく上昇相場に移行するように思えます。

直近安値である33400円付近をサポートに買いをイメージしておりますが、日足を見る限り、BTCよりも右肩下がりであることから、まだ膿を出しきれていないようにも思えます。

上方向の目線ですが、BTCより少々弱気です。
開始込みの比率はBTC中心にETHは少額で深い押し目を今一度待っても良いように思えます。ETHはよりサポートラインの近いポイントを意識し、買いイメージは35000円ぐらいからで個人的には考えております。

XRPJPYは下降チャネルレンジへ

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最後にXRP分析です。
こちらはBTCやETHと比較しますと、一目瞭然です。
明らかに弱気形状であります。チャートは下降チャネルレンジ内で推移をしており、目先安値のサポートライン23.20円付近ですが、割り込むと次のサポートラインである20円台が見えてきます。
下降トレンドが顕著なことから、XRP投資は直近1週間に限っては様子見としたいと思います。
下げ止まりのイメージですと、ダブルボトムや逆三尊のような形状が現れてからエントリーしても遅くはないでしょう。
BTCが105万円のサポートラインにまで追い込まれることがあれば、おそらくXRPは安値を割り込んでいるものと思われます。
23.20円割れにはロスカットも多く貯まっているでしょうから、安易なエントリーは見送り、様子見で行きたいと考えております。
ダメ元、20.20〜20.50円付近で買い指値を入れてしばらく放置する気持ちぐらいで良いように感じております。
総じて、個人的な投資戦略ですが、直近1週間は様子見姿勢を強めに持ち、BTC中心に買いポジション構築をイメージしております。

ひろぴー

■執筆者プロフィール

CXRエンジニアリング株式会社
代表取締役 加藤宏幸

FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。
ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や暗号資産取引所コラムニスト。
CXRエンジニアリング株式会社では、店頭FX取引業者や暗号資産取引所向けのシステム受託開発の請け負っている。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director も兼務。
Twitterのフォロワーは2万5000人程 @hiropi_fx(2020年10月現在)

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