BITPoint Weekly Market View(June. 24. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

暗号通貨市場は大きく上昇。
ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を筆頭に時価総額の大きなコインが上値を伸ばし、草コインと呼ばれるものは上昇せず、とまさにアルトドレイン相場となった。
つまり、大きな資本家が動いていることになる。
ETHもようやく動き出しており、まずはBTCとETH相場がしばらく続くことになりそうだ。

ETH2.0完成に向けて、セレニティの最終アップデート、イスタンブール(アップデートプロジェクトの名前)が10月を目処に完成するため、それらに向けた動きが出始めている。
今年、遅れはしたものの、コンスタンティノープルのアップデートを1月に終えて、3ETH→2ETHにマイニング報酬が減少したことが明らかに大きいだろう。
1月からのETHのチャートを眺めてみて、なんだかんだ言って3倍にまで上昇し、BTCと上昇率はさほど変わらない。
次のアップデートに向けてETHも盛り上がっていくのではないかと考えている。

<今週の見通し>

昨晩、BTCは120万円に到達、そして現在は反落の格好となっている。
短い時間足ではダブルトップをつけに行きそうな形状で、値動きが荒くなってきている。
トレンド最終局面でよく起こりやすい現象であり、ちょっとした深い反落には注意をしたい。
先週のコラム通り、今週もBTCやETH中心にトレードプランを練っていく。
今週も各コインを分析していこう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 6月24日〜6月30日】
想定レンジ:950,000円〜1,250,000円
コアレンジ:1,000,000円~1,200,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

100万円を超えて勢いがついた。
その勢いとどまらず、108万円、つまり1BTC1万ドルのレジスタンスラインも一直線に抜けてショートカバーを誘発。
さらに上値を伸ばして一時120万円まで到達した。
この上昇は紛れもなく不意打ちであり、まさか1発で1万ドルの壁が破られるとは誰も想像していなかっただろう。
おかげで、1万ドルはあまり意識せずに済んだ。
9,000ドルぐらいまでまだ下値の余地があるかもしれないが、日本円建てで100万円がサポートとしても機能するため、あまり反落はないと考えている。
明らかに買い遅れ組がいるはずなので、まだまだ上値を追ってくるに違いない。
さて、トレンドラインとサポートラインを日足ベースで引いてみた。
買い向かうならこのポイントからだろう。
ボラティリティはかなり荒く、少々危険な値動きが続いている。10%幅は常に許容し、レバレッジトレードはなるべく低めに抑えてトレードしていくべきだと考える。
1時間足に時間軸を落として浅い押し目のトレードプランも分析しておく。

1時間足はダブルトップの形状を形成中

20190624-btc.png

120万円のレジスタンスラインでダブルトップをつけにいく形となっている。
トレンドラインを割り込みそうで、割り込んだ場合、一目の雲の中で推移となる。しばらくもみ合って、110万円を割り込んだ場合、108万円まではストンと落ちるイメージを持っている。1万ドルのサポートラインとなるわけだ。
その後、さらに割り込むなら100万円まで下値がありそうなので、注意が必要である。
今週は100~120万円を激しく行き来しやすいと考えており、強めのポジションで入らずに口座資金に余力を残してトレードをしていきたいところだ。
まずは108万円付近からの買い指値を。さらに100万円手前からも追加の買いを入れられるようにしておくプランがベストだと個人的には考えている。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 6月24日〜6月30日】
想定レンジ:25,000円〜35,000円
コアレンジ:29,000円~34,000円

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■ 出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下ETH表記)

イスタンブールに向けて期待が日に日に高まっている。8月にはテスト環境へβ版がアップされるようで、まずは開発環境へのアップが注目されるだろう。問題なくアップされれば、10月に向けてさらに期待の買いが入ってくるだろう。
この夏にETHは一相場あるように思える。
今週の買いは29,000〜29,500円付近から押し目買いを狙っていきたい。
ちょうど、直近の上昇相場の半値戻しがポイントとなる。
25,000円→34,000円の上昇の半分になる。もう少し攻撃的にいくなら3万円あたりからでも良いだろう。
25,000円まで下落する場合はBTCが100万円水準、または少し割り込むレベルまであった場合、可能性的にはあると考えている。その場合は絶好の買い場となると考えているので、準備しておくべきだろう。
今週はBTCとETH中心のポートフォリオで考えているため、このトレード中心に考えたい。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 6月24日〜6月30日】
想定レンジ:39,000円~52,000円
コアレンジ:42,000円~50,000円

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■ 出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。(以下BCH表記)

買いの目安はトレンドライン、もう一つは一目均衡表の雲にタッチしたあたりからだろうか。
BCHはボラティリティが激しいため、慎重にいきたいところだ。
BTCが100万円まで押す場合はBCHの雲の下限の4万円が目安となる。サポートラインが引けるポイントでもある。
クラスターポイントなので、個人的にはここまで引きつけたい。
BTCとETH中心の戦略のため、深く押した場合のみBCHは入っていくと良いかもしれない。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 6月24日〜6月30日】
想定レンジ:13,000円〜18,000円
コアレンジ:13,500円〜16,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下LTC表記)

BTCやETHと比較して高値を更新していないところが注目だろうか。
すでに買われすぎであったこともあり、そろそろ大きな反落に注意したい。
LTC投資は見送り前提とする。
買いを狙うならトレンドラインからだろう。
現在地から20%下落したあたりから入るぐらいの気持ちで待機しておきたい。
半減期を迎える少し前からセルザファクト的な売りが入るだろう。
かなり買われていたため、あまり触りたくないのが正直な感想になる。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 6月24日〜6月30日】
想定レンジ:38円〜53円
コアレンジ:40円〜50円

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■ 出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

こちらはようやく高値を更新し、元気が出てきた。
直近高値は54円台まで。XRPも押し目を狙うならトレンドラインからだろう。
しかしながら、価格がまたすぐに戻る現象も過去に多く散見されていることから、あまり長続きするようには思えない。
LTCと同じく、今週は見送りと個人的には考えている。
中長期の買い場を模索しているなら、前述通り、トレンドラインか一目の雲にタッチしたあたりからだろう。
今週もBTCトレードを中心に考えて相場全体を見渡すとよいだろう。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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