BITPoint Weekly Market View(June. 3. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

ビットコインは一時100万円をタッチ。
大台を一瞬回復するにまで至った。その後、大きな売りに押されて急落、そして急騰と高値圏での横着な値動きが増えてきた。
トレンドの終盤局面に見られる兆候で、そろそろポジションを一部手仕舞いするタイミングではないかと考えている。
もちろん、中長期的にはまだまだ上を狙っているが、短期的なトレンドでは天井の可能性が高まっているのかもしれない。
個人的にはこの土日で短期スイングポジションを一部クローズし始めている。

<今週の見通し>

先週のコラムまでは長らく買い一辺倒で言及をしてきたが、今週からは少し様子見姿勢を強めようと考えている。
個人的には持っているポジションの3割をクローズ、深い押し目買いを狙う戦略に変更する。
日足レベルで調整が発生すると、2〜3週間ほど時間がかかる。
6月は月足レベルで陰線や長い下ヒゲを付けるローソク足をイメージしており、どこかのタイミングで大きく下落する方向に賭けていくつもりだ。
深い押し目で拾えると非常にラッキーな展開になるだろう。
その考えに至った経緯を含めて本日の分析をご紹介したい。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 6月3日〜6月9日】
想定レンジ:750,000円〜1,050,000円
コアレンジ:850,000円~1,000,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

先々週の揉み合いを得て、直近1週間では98万円→88万円→100万円とまた荒々しい値動きになっている。
ピンクのトレンドラインを右に抜けてくるのは時間の問題であり、そろそろ警戒をしておきたいところだ。

また出来高に注目して頂きたい。
赤で囲ったポイントは2〜3週間ほど前の揉み合い相場、そして水色で囲ったポイントが1週間程の出来高になる。
水色で囲ったほうは突出した出来高があった2本あり、いずれも急落急騰した日になる。
2週間ほど前には日々、分厚い流動性があったが、最近では急に出来高が増えたり、急に減ったりを繰り返しているのがおわかり頂けるだろうか?

この現象の心理を読み解くと、買い目線のプレイヤーはすでに買い終えており、買い遅れ組がこの出来高が多かった2日間は、下手に買ったり売ったりと飛びつき売買をしている可能性があると考えている。
つまり、最後のババ抜き合戦が始まっている可能性が高いという意味だ。
彼らが買い終えたあとは、来た道を戻るだけ。つまり日足レベルで調整相場が起こりやすくなる。

その場合、高値で捕まったポジションの投合いが始まるので、深く押しやすい。
例えば、85万円以上で買った投資家や90万円以上で買ってしまった投資家がどこで損切りをしたくなるかを考えておきたい。
90万円以上の買いで勝負しにくる投資家はあきらかに短期トレードであろう。
ならばトレンドラインを右に割り込んだタイミングか88万円近辺の小さなサポートラインが引けるポイントが割り込んだら損切りを敢行するだろう。
85万円以上で買った現在は含み益のある投資家は、建値か83万円付近の水色のサポートラインを割り込んだら逃げ始めるだろう。
損切りが遅れた投資家は80万円割れで買いポジションを投げるだろうか?

このように考えていくと、80万円を割り込んだ場合、ある程度の急落が想定できる。
というと、75万円手前ぐらいから買指値を並べておくと得策か?

スイングトレードは常に後手でトレードするよう心がけると収益があがりやすい。短期組の行動をよく観察して、彼らがどのタイミングからポジションを投げ始めるかを常に考えるようにしよう。

その頃から、ようやく買いで入っていくと良い(笑)
直ちに下落するかは定かではないが、どっしりと構えて待っていたい。もし下落した場合はこのシナリオはかなり使えると考えている。
皆さんは今の相場をどう御考えだろうか?

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 6月3日〜6月9日】
想定レンジ:25,000円〜35,000円
コアレンジ:26,000円~32,000円

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■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下ETH表記)

BTCと比べて上昇は緩慢だ。しかし、直近の値動きを見ていると下落のときはどうしてもBTCに引っ張られている感が強い。
現状、26,000円が2点で止められているサポートラインとなっているが、前述通り、BTCが深い押し目を形成するならここが決壊する可能性が高い。
ぜひETHも買い仕込みはしたいところだが、ここは一旦様子見で24,000円のサポートライン付近まで引きつけてから買うと良いだろう。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 6月3日〜6月9日】
想定レンジ:40,000円~72,000円
コアレンジ:42,000円~60,000円

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■ 出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。(以下BCH表記)

ピンクのラインはアセンディングトライアングルとなっている。
BCHは意外にも強い。ただしボラティリティが上がると急騰急落を招きやすいのがBCHのため、押し目買いを狙うならサポートラインの2つ目である36,000円〜37,000円であると考えている。現在の価格から25%ぐらい下落したポイントから入りたいと考えている。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 6月3日〜6月9日】
想定レンジ:9,000円〜13,200円
コアレンジ:10,000円〜13,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下LTC表記)

LTCもBCH同様にここから25%下落すると、2つ目のサポートライン9,000円の少し上となるだろう。
ぜひ、この水準で待ち構えたいと考えている。
出来高を見ていても、直近1週間は減少傾向にあり、天井が近づいてきているような値動きになりつつある。
仮に高値を超えていってしまったとしても、そう長続きはしないと考えている。
利食いを重点において、しっかりと押し目を待ちたい。もちろん、コアポジションは買い継続でよいと考えている。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 5月27日〜6月2日】
想定レンジ:33円〜53円
コアレンジ:38円〜48円

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■ 出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

ようやく大きく反発し、53円付近を高値に様子を伺う展開となっている。
現在は40円近辺にレジスタンスラインが引けるポイントとなる。しかしながら個人的にはこのポイントではあまり買いたくない。
値段が上がったものの、XRPはメジャーコインの中で、最もボトムアウトが遅かった。押し目が拾いにくのは本音である。
XRPの押し目買いは見送りで。
今週はBTCの攻防に注目し、BTCが念願の70万円台に突入するタイミングから張り切って買っていきたい考えている。アルトコインの買いは既述どおりだが、メインのBTC価格と相談して勝負していくと良いのではないだろうか。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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