BITPoint Weekly Market View(May. 27. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

先週は80-90万円レンジにBTCの値動きが終始した。
しかしながら今朝ほどからBTCが急騰。96〜97万円前後を高値に現在95万円で推移をしている。

実は先週末から日曜にかけて深センに出張にいっており、某大手マイングメーカーの下請け工場やファームを視察するなど、非常に充実した日々を過ごしていた。しかしながら、現在マイングマシンの生産はストップしているようで、ファーウェイの5G端末分生産でフル稼働をしているとのことだった。
現在、米中貿易戦争が激化しているなか、ファーウェイを全力でサポートするといった機運が高まっており、今後もマイニングマシンの生産は非常に限定的になるだろうと工場の技術責任者からコメントを頂いた。

これらのマシン生産状況と現在のBTCのハッシュレートを考慮すると合点がいくことが多い。
ビットコインが大きく上昇をはじめて2ヶ月だが、そろそろハッシュレートが上がってきてもおかしくない。
しかしながら、それらをマイニングするマシンが思いのほか市場に出てこないため、売り圧力が少ないと考えられる。利益率が高いため、BTCを売りに出る動きが限定的なのかもしれない。通常ならリスク管理上の利益幅を下回ったら収益確保のため、売りに動きやすい。
つまり、現状の相場環境は売り圧力が発生しにくい好機だと考えている。
これらを踏まえて向こう数カ月はまだまだ上昇トレンドが続くとみている。

<今週の見通し>

引き続き堅調に推移をすると考えている。
後述もするが、アセンディングトライアングルをきれいに上に抜けてきた。
個人的にもう一度70万円台を一度攻めるのではないかとさえ考えていたが、買い需要が旺盛で、そのような間もなく価格が上昇していった。
米中貿易戦争激化のため、人民元安を察したのか、中国人投資家の中には大量にBTCに資産を移行し始めている層も増えてきていると考えている。
これらの仮説をたて、押し目買い戦略を堅持して相場を分析していきたい。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 5月27日〜6月2日】
想定レンジ:750,000円〜1,100,000円
コアレンジ:830,000円~1,000,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

非常に綺麗な上昇トレンドを継続となった。
チャートに記載しているアセンディングトライアングルを上に抜けてきており、「押し目買いに押し目なし」という相場の格言通りの展開となっている。

この2週間の乱高下で下手にポジションを落としてしまった投資家は多いだろう。また彼らが上で買ってくれるため、また相場は堅調に推移をすると考えている。
直近のサポートラインは92万円付近となり、BTC/USDでもレジスタンスラインとなっていた8,400ドルを突破が実現できた。
現在は8,700〜8,800ドルのもう一つのレジスタンスラインが現在の96〜97万円と重なっている。
ここを超えれば、ドル建てでは1万ドルまで視界良好となる。
BTC/JPYもあっという間に100万円を超えて110万円も視野に入ってくるのではないだろうか。
もしかしたら一旦BTCに資金が回帰する可能性もあるため、ポートフォリオの比率にBTCは少し多めにしておくと良いかもしれない。
テクニカル的にも「三役好転」は継続、押し目買いは92万円手前のサポートラインから戦略を建てたい。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 5月27日〜6月2日】
想定レンジ:25,000円〜35,000円
コアレンジ:26,000円~32,000円

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■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下ETH表記)

BTCが活気づいてきているが、アルトコインはさほど大きく上昇はしていない。
連れ高期待で最も価格上昇に恩恵を受けそうなものがこのETHだと考えている。
今年10月ごろを予定されているハードフォーク(アップデート名:イスタンブール)に向けて、そろそろ期待や噂話が断続的に出てくるだろう。
その前にもアップデート内容のクライアント側の実装内容が明確になるのが7月ごろでその後、8月に開発環境にあがる流れとなっている。
今年1月に行われたコンスタンティノープルも実際には数ヶ月の遅れが発生したため、今回の予定も時期はスライドする可能性もある。

しかし、相場はこういった期待や思惑で価格上昇が先行しやすい。
ちなみに株式市場では半年早く価格が折込みにいくと言われている。
ETHもそろそろではないかと考えている。
31,000円をクリアに超えていけると、次のターゲットは週足レベルでレジスタンスラインが引ける35,000円付近ではないだろうか。

ここから20%程上値の余地があるため、買い目線でいきたい。
個人的には今のレベルから成り行き買いでも良いと考えている。
慎重にいくなら28,000〜29,000円ぐらいからの買い指値で良いのではないだろうか。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 5月27日〜6月2日】
想定レンジ:40,000円~72,000円
コアレンジ:42,000円~60,000円

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■ 出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。(以下BCH表記)

BCHもテクニカル形状は悪くない。出来高が薄いコインのため、本質的価値を見極めるのは難しいのだが、値動き的には仕手化しやすい。BTC同様に仕掛けてくる可能性もある。
週足レベルで重要レジスタンスラインの46,000円を突破しつつあり、ここを抜けると72,000円付近までラインが引けるポイントがない。
勢いに乗ったら止まらないのがBCHである。

個人的にはこの直近高値を超えた場合上昇が加速しやすいと考えている。
現在の価格水準で打診買いを。またピンクのトレンドラインから押し目買いを中心に今週は考えている。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 5月27日〜6月2日】
想定レンジ:8,200円〜13,000円
コアレンジ:7,300円〜9,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下LTC表記)

先週の記事ではLTCの押し目買いを推奨していたが残念ながらトレンドラインに触れることなく上昇をしてしまった。
直近安値から30%ほどの上昇を演じてしまい、高値から短期的に参戦するのはありだが、現在のテクニカル形状からは読みにくい。
ここ最近買いばかりを推奨していたが、様子見に移りたい。
もちろん、BTCによる連れ高は期待している。時間がある方は1時間足や分足でトレードしても良いだろう。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 5月27日〜6月2日】
想定レンジ:33円〜53円
コアレンジ:38円〜48円

20190527-xrp.png
■ 出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

XRPに関しては先週の寄稿通り、38-40円のサポートラインは間違っていなかったと思う。
アルトコインが盛り上がるときはXRPが元気づかないと中期的にトレンドが発生しないため、どこかで仕掛けてほしいところだ。
ストップは38円割れに置き、また52〜53円の直近高値付近をターゲットにトレードすると良さそうだ。
レンジ相場が続いているため、ブレイクを期待せず手前で利益確定からの再び押し目買い戦略で良いと感じる。
メインレンジは40-50円に移行したか、と考えている。
今週はBTC、ETH、大穴でBCHのトレード戦略を主として個人的には考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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