BITPoint Weekly Market View(May. 13. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

ビットコインは大幅上昇となった。
Binanceのハッキング事件で相場が崩れるかと思いきや、堅調に推移。
70万円を超えてから上昇が加速し、週末は一気に80万円を突破。
各取引所高値はまちまちだが、85万円前後まで急騰するに至った。
先週のコラムでも申し上げたが、週足レベルでの完全ボトムアウトとなったため、65万円を超えたあたりから売り物が少なかったことが、70万円を超えて大幅に上昇した大きな理由の一つだ。

昨日は75万円割れまで急落し、現在は77万円付近で推移をしている。
ボラティリティが非常に高いので、レバレッジトレードは控えめにしつつ、現物取引の短期トレードでも十分利益が出やすいのではないだろうか。

<今週の見通し>

先日もご紹介した通り、今晩からニューヨークでCoindeskがリリースする1年に最大のイベント、Consensus2019がニューヨークで開催される。
https://www.coindesk.com/events/consensus-2019

2017年はこのConsensusがきっかけで大きく急騰する相場が始まった。
相場は1年間の調整を経ていることもあり、上値の余地は非常に大きいと考えている。今回のカンファレンスは大いに期待できるのではないだろうか。
このカンファレンス後は仕手戦にも発展しやすい。
チャートが大きく陽線を見せ始めた場合、さらにここからでも買いでついていくと良いだろう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 5月13日〜19日】
想定レンジ:650,000円〜900,000円
コアレンジ:700,000円~850,000円

20190513-btc.png
■出所 BITPoint BTC/円(現物)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)
サポートラインがだいぶ距離の離れた箇所となってしまった。
64万円付近に1本、そして高値は85万円付近に1本、この高値と安値の幅は21万円もあるが、この値幅の間で今月後半は上下するだろう。
ここまで急騰してしまうと、この大きなレンジで乱高下し、チャネルレンジや大きな三角持ち合いを形成していく可能性がある。
出来高も久しぶりに大きく伸びており、市場参加者も急激に増えた証拠でもある。
彼らが高値圏で売買を始めたのは一目瞭然で、下がれば彼らのポジション捕まる。そのため、現在の押し目で上昇した場合、最初は捕まったポジションの売りが一部出やすいため、上値を抑えられる可能性がある。
これが三角持ち合いを形成する典型的なパターンである。
下記、1時間足がそのイメージとなる。

20190513-btc.png
■出所 BITPoint BTC/円(現物)

1時間足のため、添付チャートにラインや矢印は2日程度先までしか見据えていないがご了承頂きたい。
これが4時間足や日足レベルに波及するか注目である。
相当なボラティリティとなるため、上昇しているのに高値で買って安値で売ってしまう投資家が後を絶たないパターンになるだろう。
2017年は非常にそういう投資家が多かった。
短期売買は控えて中長期を見据えてどっしりと構えてトレードすると良いだろう。
現物ポジションをお持ちの方はひとまずホールドで利益を引っ張り、100万円がそろそろ意識をされはじめるので、その価格帯に向けてトレードをすると良いのではないだろうか。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 5月13日〜19日】
想定レンジ:19,000円〜25,000円
コアレンジ:20,000円~24,000円

20190513-eth.png
■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下、ETH)
ようやくETHも年初来高値を更新してきた。
BTCに吸い上げられるターンも見られたが、このETHが元気を出さないとアルトコイン祭りも起こりにくい。
ETHが活気づくと他のアルトコインも追随する傾向があるので、市場全体が盛り上がればこちらのコインも注視せざるを得ない。
21,000円を突破し、一気に24,000円まで付けた。
サポートは20,000円、21,000円となるため、この水準から押し目買いが良いだろう。
先週と似たようなコメントになるが、この21,000円付近からの買いはありだいと考えている。
出遅れで上昇したため、まだ今週中にETHはこの高値を超えるのではないだろうか。

次の高値は25,000円と28,000円となる。
週足レベルでこのレジスタンスラインが引けるポイントがターゲットなる。
ストップは17,000円もしくは 18,000円程度で考えている。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 5月13日〜19日】
想定レンジ:25,000円~39,000円
コアレンジ:27,000円~34,500円

20190513-bch.png
■ 出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH表記)
Consensus2019もあり、ハードフォークもあり、落ち着きがない値動きとなりそうだ。
昨日は大変大きく値幅を伸ばしたが、直近のイベントに不透明感が強いため、個人的には敬遠したい。これで大幅上昇となった場合でも不透明感が強いため、やらないほうが無難であろう。
BCH投資は来週あたりからとしたい。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 5月13日〜19日】
想定レンジ:8,200円〜12,000円
コアレンジ:9,000円〜11,000円

20190513-ltc.png
■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTCと表記)
メジャーコインの中で、今年最も上昇幅が大きいのがこのライトコインだ。
年初来高値こそ抜けなかったものの、今年の安値3,000円前後からの上昇となるので3.5倍ほどの値上がりを見せている。
11,000円で止められているが、ここを抜けたとき、BTC同様に大きく上昇する可能性がある。
同じく、売り物が少ないマーケットを抜けていくため、仕手筋が買い上げやすい。
LTC/USDTのレバレッジ取引ができる世界の取引所もいくつかあるため、ショートカバーも誘発しやすいだろう。
今週はライトコインもそろそろ強気で入っていきたいところだ。
直近サポートラインが引ける9,000円をバックに押し目買いを狙いたい。
今現在の価格なら個人的に成行き買いで入っても良いように思える。

一目均衡表の雲先端も陽転したことから、再び強いテクニカル形状を示唆し始めた。再度11,000円超えを狙うことができ、まだ20%近く高値まで上値の余地を残しているため、リスクリワードは良好だろう。
個人的にはターゲットを強気の15,000円を見据えて買いで勝負していきたい。スイングトレードで良いだろう。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 5月13日〜19日】
想定レンジ:30円〜38円
コアレンジ:31円〜36円

20190513-xrp.png
■ 出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)
相変わらず勢いがない。今年の安値圏で推移をしており、上昇にまったくついてきてくれないのがXRPである。
週末も一目の雲に上値を抑え込まれて34円台で推移をしている。
今年の安値から10%程度の回復となっており、ビットコインでいうと38〜39万円程度なものだろう。

Consensus2019という大イベントがあるのにも関わらず投機マネーが入ってこないとなると、相当慎重に情報を厳重管理しているか、新規のネタがないのかもしれない。
おおよそ、こういったものは漏れ伝わってくるので初動があってもおかしくはないのだが、トレーダーとしてはあまり興味をそそる値動きはしていない。
今週も様子見で。
BTC, ETH, LTC中心に今週もトレードをしていく予定だ。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
本相場展望は信頼できると思われる各種データをもとに作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。

トップへ戻る