BITPoint Weekly Market View(Apr. 22. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

Bakkt取引所が米国ニューヨーク州にて、金融ライセンス取得のために動いていることが明らかになった。カストディサービスを含めたライセンスのようで、米CFTCから認可が遅れていることを見込んでの対応のようだ。
※ CFTC:米国商品先物取引委員会の略称
 米国はビットコインなどをコモデティの一種として取り扱っているため、CFTCの認可が待たれる状態がここ1年以上続いております。

ポジティブではあるのだが、なかなか米CFTCからの承諾がないことが露呈されてしまったニュースでもある。
Bakkt取引所でのビットコイン(BTC)先物取引スタートはもう少し先になるのか?と勘ぐりたくなるがこればかりは仕方ない。待つべきだろう。今年の秋頃ぐらいまでにはいい加減スタートしていると考えている。

見通し的にはこのニュースがきっかけで大相場に発展すると1つの材料とみている。
またここ最近、法定通貨取引で急激に仮想通貨取引高を伸ばしている国がある。
ブラジルだ。
ブラジル・レアル建ての取引量の伸びは目を見張るものがある。
24時間ベースでの取引高で多い日になると、レアル建てで全体の10〜15%を占める日が増えてきた。
もちろん、1位と2位は円とドルが同じぐらいになっているが、現在は世界で3番目の取引量に成長しつつあり、南米でビットコインブームが起こり始めていると言えよう。
ブラジルもこの5年間、酷いインフレに悩まされてきた国でもある。
一般個人投資家層がBTCに資産を移し始めているようだ。
ブラジルの取引所は1社独占のようで、24時間のBTC取引高はおよそ300億円前後とすさまじいものとなりつつある。

<今週の見通し>

さて、今週の見通しになるが、小動きから少し浅い押し目を作りに行くような値動きをイメージしている。
仕掛けてくるならGW中だろう。日本の金融機関が長期休みに入るため、追加入金ができなくなる。このタイミングで仕手筋が仕掛けてくるように思える。
ただ、最終的には上に突き上げてくる見通しに変わりはない。
今週も相場分析をはじめていこう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 4月22日〜4月28日】
想定レンジ:540,000円〜650,000円
コアレンジ:550,000円~600,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

まずは日足。
60万円を超えそうで、超えない展開が続いている。クリアに超えないと次のステージに切り上がらない。
やるなら65万円まで一気に上昇をしてほしいところだ。今週、また55万円付近落ち込むタイミングがあると、三尊形状をはじめることから、売り方が増えてくる。
売り方優勢になりやすいのだが、これらのショートポジションが60万円以上で貯まるため、個人的にはどちらかというとこの形状を形成してくれたほうが好都合と考えている。
買いで入るなら55〜57万円付近からではないだろうか?

直近の値動きを1時間足で細分化してみる。

BTC1時間足は高値と安値を切り上げていたが・・・。

20190422-btc.png

1時間足に時間軸を落とす。
土曜、日曜とわずかに変化が起こり始めている。
先週後半から徐々に価格を切り上げていたが、日曜になり、高値と安値を切り下げ始めている。
一目均衡表の先端の雲もねじれはじめていることから、少し下押しをする可能性がテクニカルレベルで高いかもしれない。注意しておくべきだろう。

585,000円をクリアに割り込むと、1万円ぐらい急落するようにも思える。
これらを踏まえて、浅めの押しで買うとしても57万円代からだろう。
短期トレードに関しては、今週前半は様子見、少し深めの押し目を拾うスタンスでいきたい。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 4月22日〜4月28日】
想定レンジ:17,000円〜21,000円
コアレンジ:17,800円~20,000円

20190422-eth.png
■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下、ETH)

こちらは基準線で2度サポートされた。17,800円付近にサポートラインを引くことができるため、今週も押し目買いの水準はこの近辺からではないかと考えている。
ここを割り込む場合は17,000円ぐらいまで押しがあるように思える。
週末にもなれば、一目の雲がサポート帯としてワークをはじめそうなので、それまでは踏ん張りを見せてほしいところだ。

ETHに関しても今週は押し目買いスタンスで、17,800円のサポート手前から買い1と17,000円あたりからの買い2で準備したい。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 4月22日〜4月28日】
想定レンジ:22,000円~39,000円
コアレンジ:26,000円~36,500円

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■ 出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH)

BCH-SVの後退により、勢いが出来たBCHとなる。こちらもBTCと連れ高になる可能性があり、上昇の勢いが強いことから三角持ち合いをイメージしている。
買いで入るなら3万円からだろうか?
ゆっくりと買い下がるイメージを持っておきたい。
出来高は減少傾向にあり、売買意欲も薄れてきたタイミングからで良いだろう。
BTC, ETH同じくして、勝負は週後半から週末にかけてではないだろうか。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 4月22日〜4月28日】
想定レンジ:7,000円〜10,500円
コアレンジ:7,500円〜9,300円

20190422-ltc.png
■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)

こちらは今年に入って非常に大きな上昇を演じたため、現在はその反動がきている状態だ。
直近の出来高もサポートライン手前での買いと割り込んだストップロスや新規の売りなどが入ったのだろうか?出来高が大きく増加している。

これにて買い方も捕まりつつある形状だ。ライトコインのレバレッジ取引も人気が出てきているため、ここらでロングポジションが捕りつつあるだろう。
ちょっと深めの押しになるかもしれない。
個人的に買いで入るなら7,000円ぐらいからだろうか?だいぶ余裕を持った買いを入れたいと考えている。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 4月22日〜4月28日】
想定レンジ:30円〜38円
コアレンジ:33円〜37円

20190422-xrp.png
■ 出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

残念ながら今週も見送りとしたい。躍動感があまりにもなさすぎる。
どのアルトコインも直近安値から2倍前後回復しているものが多いが、XRPに関してはメジャーコインの中ではワーストの回復力ではないだろうか?
市場は正直なもので、新規の投資先としては注目度が大きく落ちているのだろう。よって今週も見送りで。
特に買いで入りたいラインもないが、年初来安値のサポートライン付近まで下落してくるなら買っても良いかな?っといった具合で考えている。
前述どおり、BTC, ETHの押し目買いをメインで狙い、BCHやLTCをサブトレード的な感じで今週は考えている。

なお日本はGWを迎えることになるので次回の掲載は5月7日とさせて頂きます。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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