BITPoint Weekly Market View(Apr. 08. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

先週のコラム更新後、ビットコインは大きく上昇。
47万円を突破後、ストップロスを誘発、50万円を超えてから数日で60万円手前まで追い込んだ。
その後、53〜60万円の大きなレンジ相場で乱高下、本日は60万円手前まで再び上昇し、今週も新規高値を更新しようとしている。
シカゴ先物取引所CMEにおけるビットコイン(BTC)先物市場でも、過去最高の取引高を記録したようで、上サイドを狙ったデリバティブポジションを取っている投機筋が多いようだ。
為替の世界では、買い上げるときに現在より高いポイントのオプションを購入し、現物市場で為替レートを動かして売り買いの勝負をしていくファンドが多い。
BTCにはオプション取引がまだ存在しないが、似たような駆け引きが市場では行われているのかもしれない。
今年から機関投資家の存在感がさらに増してくるのではないだろうか。

またリップル(XRP)も大きく上昇した。スイス証券取引所にて、ETP(上場投資商品)を立ち上げがあったようで、仮想通貨投資信託の商品組成が続くのであろう。
一般投資家からのキャッシュフロー増加が見込まれるため、需要の先食いを狙った上昇となっているが、各コイン、どれも勢いが出てきている状態でもある。大きな流れが完全に発生している。

<今週の見通し>

イーサリアム(ETH)が今朝ほどから大きく上昇している。
トロン財団のCEO、ジャスティン・サン氏がETHの協業について前向きな姿勢を示したことから価格が反応した模様だ。
トロン(TRX)は流動性が高く、そして開発を支援するエンジニアも多い。
分散型アプリーケーションの中でもゲーム系アプリは、トロンのブロックチェーン技術が採用されていることが最も多い。
トランザクションの処理が非常に優秀で開発しやすいことから、TRX☓ETHのアライアンスには個人的にも興味深い。今回のコメントの経過については引き続き注目だろう。
正直、何を買っても儲かる相場ではある。今週も分析をしていこう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 4月8日〜4月14日】
想定レンジ:470,000円〜650,000円
コアレンジ:500,000円〜630,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

文句なしの上昇である。
当コラムでは何度も47万円付近のレジスタンスラインについてはお話をしてきたが、つまりこの上昇を待っていたというわけだ。
その後、50万円にもセットしてあった損切りポジションも切られたであろうし、ショート筋は完全に意気消沈したはずである。
勢いは完全に上。
押し目はまだ浅いと考えている。BTCはここからドル建てで考えておくべきだ。
次のレジスタンスは5,800ドルとなるため、円建てにすると、64万円付近になる。
円建てでは65万円付近になるが、今回は少しズレがあるので注意しておこう。
この手前では一旦押されやすいだろうから、ポジションを引っ張るとしてもこの水準までだろう。
今週は持っているポジションを半分縮小する前提で考えておきたい。
持っているポジションはホールド継続、利益確定を62〜64万円ゾーンで万遍なくしていこう。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 4月8日〜4月14日】
想定レンジ:17,000円〜23,000円
コアレンジ:18,200円〜21,500円

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■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下、ETH)

前述の今朝ほどのニュースにて、大きく反応を示した。
先週や先々週のコラムからETHトレードを中心にと言及したが、それは上昇の余地が最も多く残されていたからである。※上昇要因は<今週の見通し>記述どおり。

15,000円代でのポジションは大きく含み益となったのではないだろうか。
2万円を超えたことにより、次のレジスタンスラインは25,000円と28,000円になる。
まだまだ距離があり、これまた大きく利益を伸ばすチャンス到来となる。
今週はしっかりとこのポジションを握っておきたい。
利益確定の指値は24,500円近辺で一度半分程度利益確定をしておきたい。
残り半分は28,000円を狙い、キャッシュポジションはさらに押し目買いの準備として21,000円ぐらいで買い指値注文をセットしておくとよいだろう。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 4月8日〜4月14日】
想定レンジ:26,000円 ~ 45,000円
コアレンジ:30,000円 ~ 40,000円

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■出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。

悪材料が抜けて、大変大きな上昇となっている。
一時、1万円を割り込む水準から比べると3倍にまで達した。
当コラムでもそろそろ悪材料出し尽くしについては上昇前からコメントし、次週ぐらいから買いではいっていきたいと申し上げた矢先に上昇してしまって買いそびれてしまった(笑)
現状はオーバーシュート状態に近づきつつあるため、押し目が入ったときは深い押し目になる可能性がある。
買いを狙うならこのちょっとした急落を狙うことだろう。25,000円〜30,000円の買い指値をダメ元入れておく程度にしておきたい。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 4月8日〜4月14日】
想定レンジ:9,000円〜12,500円
コアレンジ:9,500円〜11,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)

先週の値動きは、最終的に高値ラインに張り付き、そして一気に上昇を見せる格好となった。
1月に3,000円付近でうろついていたことを考えると、3倍強の上昇となる。
12,000円で4倍に到達することになるが、その勢いは留まる様子がない。
今週は押し目買いで入れるタイミングを模索するのが難しそうだが、11,000円を超えると、次のレジスタンスラインは19,000円となり、空白地帯が非常に長い。ETH以上に利益が引っ張れる可能性がある。
押し目買いを9,500〜9,800円程度から狙い、11,000円超えを狙った目標19,000円のトレードは大いにありではないだろうか。

今週は浅い押し目買い狙いで考えている。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 4月8日〜4月14日】
想定レンジ:35円〜45円
コアレンジ:36円〜43円

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■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

前述通り、スイスのETP材料にて上昇をみせ、その後BTCの上昇連れ高となった。
但し、やはり他のコインと比較すると見劣りをしがちだ。
XRPは日本と韓国の個人投資家に多く持たれており、すでに仕込みが終えられたコインでもある。
しっかりとした上昇を演じるには、もっとインパクトがある内容でないと難しそうだ。XRPはすでに他のコインより優位性があるような材料は織り込んでしまっていると考えられる。
先週に引き続き、XRP投資は見送りとしたい。
中長期に賭けた買いは結構であるが、1週間の目線でいうと現在のホールドポジションの一部利益確定行動を優先させ、LTCとETHの押し目買いチャンス待ちを狙うのが個人的には得策ではないかと考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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