BITPoint Weekly Market View(Apr. 15. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

60万円にタッチしてから上抜け失敗で反落。
55万円を一時割り込みそうになりながらも時間足レベルで下ヒゲとして終えるなど底硬さをみせる展開となった。
現在は57万円で推移をしており、短期的なボトムを脱したと考えている。

また興味を引いたニュースとしては、ビットコインキャッシュ分裂後、BCH-ABC(従来の日本で採用されているコイン)とBCH-SV(自称サトシ・ナカモトのクレイグ氏率いる開発元)の組織になっているのだが、クレイグ氏の破天荒な発言、目に余る他組織への誹謗中傷発言に対し、世界最大手のBinanceのCEO、CZ氏がBCH-SVの上場廃止についてコメントするなど、相場に影響を与えた。

これをきっかけにBCH-ABCが上昇。(従来のビットコインキャッシュ)
資本回帰を意識させるような値動きとなった。
そもそも昨年秋ごろからの下落はBCHのハードフォークが発端であり、クリプト業界には多大なる迷惑をかけたのはBCHハードフォークである。

BCH-SVは大幅に安値を更新し、その他のコインが大幅な上昇を演じた。
これによりその代償を受けた形となっている。
個人的には先週末の値動きはスッキリとしている(笑)

<今週の見通し>

さて、前述通りの流れから55万円から反発したビットコインは現在58万円手前まで上値を伸ばしている。
イーサリアムも19,000円、ビットコインキャッシュも33,000円と堅調に推移。
今週も上値を狙った値動きが見られるのではないだろうか。
各コイン、値動きを分析していこう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 4月15日〜4月21日】
想定レンジ:470,000円〜650,000円
コアレンジ:550,000円~600,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

日足レベルで値動きのイメージは三角持ち合い、またはアセンディングトライアングルのような形状を形成していくと考えている。
そして出来高に注目していただきたいが、これらの値動き通りチャート形状が完成していき、出来高が現象として付いてくれば徐々に条件が整ってくる。

再び上値を狙いにいくタームに入るだろう。
60万円を突破すれば、64〜65万円のレジスタンスゾーンが見えてくる。
ドル建てでいうと、5800ドルになる。ここを簡単に超えていくことは難しいが、ひとまずタッチまではいくのではないかと考えている。
今週前半の押し目買いの目処を分析していこう。
1時間足に時間軸を落とす。

20190401-btc.png

1時間足で見てみると、トレンドラインが引くことができた。
次の押し目は57万円付近だろうか?
チャンス到来のタイミングとしては月曜の夜から火曜の朝方にかけて一度チャンスがありそうだ。

その後のシナリオとしては58万円を超えて59万円へ。
また1万円の小動きレンジ相場も回想されるが、徐々に下値を切り上げていくイメージでおり、最終的には60万円を抜けていくイメージで個人的には持っている。

また今週上値突破を失敗した場合は55万円ぐらいまで押し戻されると考えており、また来週以降、高値更新はお預けとなるだろう。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 4月15日〜4月21日】
想定レンジ:17,000円〜21,000円
コアレンジ:17,800円~20,000円

20190401-eth.png
■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下、ETH)

おおよそ18,000円のサポートラインをバックに上昇をした。
前回の高値が18,000円となっているため、ここを大きく割り込むのは考えにくく、当面ここをバックに押し目買いのスタンスで良いのではないだろうか。
以前のコラムから申し上げている通り、20,000円の高値を超えたあとは25,000円まで目立ったレジスタンスラインが存在しない。
ETHは引き続き上昇の余地が大きいため、買っていくならETH投資が最も無難であると考えている。
毎週同じことを申し上げているが、ETH中心の押し目買いでいきたい。
今週前半で買いを入れるなら18,400〜18,500円ぐらいからではないだろうか。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 4月15日〜4月21日】
想定レンジ:25,000円~40,000円
コアレンジ:28,000円~38,500円

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■出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH)

冒頭で記述どおり、CZ氏の発言後、売りが一巡し3万円台回復に成功した。
下降トレンドラインを抜け始めており、今日明日は注目のコインの一つである。
週足レベルでレジスタンスラインが引けるのは45,000円であり、ハードフォーク前の価格帯45,000円〜60,000円を考えるとここまで回復する意義はあるかもしれない。
そう考えると、上値の余地はまだまだあるのではないだろうか。
売られすぎ水準であったこともあり、今の所反動が大きく出ているが、まだまだ余力を残していると考え、31,000円〜32,000円ゾーンで買いを個人的に狙うことにした。
ターゲットは45,000円手前である。
ちょっと値動きが粗いのでトレードを真似して頂くのは結構だが少額でお願いしたい。
Bitmain社※もBTCやBCH価格が上昇したことから業績が急回復する可能性がある。
※世界最大のマイニングマシンメーカーであり、世界最大規模のマイナーでもある。BCH推しの企業として有名。

こういった意味もあり、BCHの売りも収まりやすくなることから、下値は限定的ではないだろうか。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 4月15日〜4月21日】
想定レンジ:8,000円〜12,000円
コアレンジ:8,500円〜11,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)

LTCの出来高は今年に入って本当に活況を呈している。
時価総額もEOSと競っており、BTC→ETH→XRP→LTC or EOSなのだが、取引量を比率計算してみると、この5コインの中でもTOPがLTCとEOSになる。時価総額がさらに同等レベルのBCHもあるが、やはり取引量的には圧倒的に多いのがLTCである。
つまり質の良いコインであることがわかる。
引き続き上値を追い始めるだろう。
週足レベルでは11,000円に大きなレジスタンスラインが引くことができ、そこにタッチしてから強めの利益確定売りは短期的なショートが入ったが、次の上値トライで抜けていくと考えている。
もし11,000円を抜けた場合は、視界良好、次のレジスタンスは19,000円付近と目立った抵抗帯がない。
こちらもまだまだ期待ができる。
押し目買いとしては8,500〜9,000円を目処に買っていきたいと考えている。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 4月15日〜4月21日】
想定レンジ:30円〜40円
コアレンジ:33円〜39円

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■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

正直、このコインだけは現状に限っては買う気になれない。
これだけ全市場全体的に盛り上がりがあるのに対して、これほど資金の流入がないのは首をかしげる。
どう考えても投機筋は注目していない証拠だろう。
「火のないところには煙は立たぬ」というように、出来高に伴った価格上昇がついていっていない。
売り圧力がまだ他のコインと比較して大きい証拠である。
XRPの短期トレードは今週見送りとしたい。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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