BITPoint Weekly Market View(Apr. 01. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

国内の仮想通貨交換業取得業者に大きく動きがあった。
楽天が運営する仮想通貨取引所である楽天ウォレット、インターネットイニシアティブ社(通称:IIJ)の子会社であるディーカレット取引所、そしてYahooの仮想通貨取引所、TAOTAOなど、国内の大手どころが参入を開始している。
いずれも資本力が大きなところで本格的にこの業界も競争が激化していくだろう。
個人投資家からすれば歓迎すべきポジティブニュースで世間的にも広告が増すことになるだろうから、明らかに資本流入の速度がアップする。
このニュースを受けてビットコインが大きく上昇する局面にはなっていないが、今年はこういった認可を受けて徐々に加速してくる年ではないだろうか。

また韓国の大手取引所、Bithumb(ビッサム)取引所がまたハッキングにあったと週末報道があった。
EOSとXRPのハッキングのようだが、値動き的にはどちらも限定的であった。
被害総額が併せて20億円程度のようだが、昨年後半であれば、過敏に反応し、大きく下落していただろう。
こういった値動きを考慮すると、市場全体がボトムであることがわかる。
悪材料に反応せず、好材料には値を上げるサイクルに入るとまた大きな上昇トレンドに向かっていくはずだ。
市場全体のポジションの傾きは悪くない。

<今週の見通し>

引き続き、仮想通貨市場は堅調に推移すると考えている。
4月は新年度ということもあり、各企業大きな予算も降りる。
4月は株価も上昇しやすく、ご祝儀的な買いも多くある。この流れについていけるか注目である。ビットコインはようやく直近高値の47万円付近まで到達しかけている。
一発で上を抜けるようには思えないが、抜けたときは50万円まで回復するとみている。
以下、今週も各コイン分析をはじめよう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 4月1日〜4月7日】
想定レンジ:400,000円〜500,000円
コアレンジ:410,000円~470,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

2月下旬、46万円台前半まで上値を攻めたものの、その手前で強く叩かれた。
(ピンクで囲った大陰線)
しかし、その後を安値にじりじりと下値を切り上げてきている。
売り方が完全に捕まっている形状であろう。
日足ベースでこのチャート形状は明らかに売り方に分が悪い形状であるため、売りで入ってきても彼らの利食いで底堅く推移する繰り返しとなる。
押し目はコツコツと拾っていくと度々利益になることが増えるだろう。

囲った大陰線を超えてくると、この下落を完全否定することとなるため、上昇にはずみが付きやすくなりそうだ。
一目均衡表も「三役好転」シグナル点灯状態を維持している。引き続き浅い押し目を形成しながら堅調に推移するだろう。
買いで入るなら43万〜45万円ゾーン、利食いターゲットは47万円で半分。もし到達した場合、叩かれたところを45〜46万円の浅い押し目で拾い、その後47万円ブレイクを狙ったトレードを模索している。
ちょっと今週はActiveに行くつもりだ。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 4月1日〜4月7日】
想定レンジ:13,000円〜18,000円
コアレンジ:13,800円~16,500円

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■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析をする。(以下、ETH)

16,000円の壁が厚い。
ここを超えていけると18,000円まで上値の余地が拡大されるため、BTC以上に値動きが軽くなると考えている。
一目均衡表の雲はクリアに抜けており、勢いこそないがこちらも「三役好転」となっている。
テクニカル的に上昇はしやすいのは確かなのだが、やはり直近のレジスタンスラインを超えてからでないと勢いがつかないだろう。
しかしながら、上値の予定を考慮すると、今週はETHあたりから買っていきたい。押し目は15,000円〜15,700円ゾーンの現在の価格よりすぐ下あたりからと考えている。

ストップは13,000円割れに置いて、ターゲットを18,000円としたい。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 4月1日〜4月7日】
想定レンジ:14,000円~20,000円
コアレンジ:15,000円~18,500円

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■出所 BITPoint BCH/円

続いてビットコインキャッシュ分析に移る。

先週のコラムでは16,000円付近からの買いを推奨したが、15,800円が安値とかなりベストなタイミングで押し目が形成された。
引き続き、上値を追っていくと予想をしており、ターゲットは2万円で考えている。
出来高も増えてきており、何かしらグッドニュースがやはりある可能性が高い。
業界からは完全に見放されていたが、ボトムを付けた印象が強い。
アクティブにトレードはしないが、引き続き注目コインとしておく。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 4月1日〜4月7日】
想定レンジ:5,000円〜7,600円
コアレンジ:5,500円〜7,300円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)

先週も高値圏で推移が続き、トレンドラインにタッチするかなどとコラムに記載をしたが、今週月曜も全く同じ展開となっている。
小幅に反発するも、まだトレンドに勢いがない。
再びトレンドラインにタッチしつつあり、押し目を待ちたい形状となっている。
しかしながら、出来高はさらに減少傾向にあり、アク抜け感は出てきているだろう。
もし、ここでトレンドラインを割り込み下落となった場合、押し目は浅い可能性が高い。
よって、今週も5,500〜6,000円ゾーンでの押し目買い目線を堅持したい。
週末にかけて一目均衡表の雲が切り上がってくるため、その場合は6,000〜6,200円付近からの買いを狙うのも良いだろう。
とはいっても、10%ほど下落したポイントからの買いになるため、BTCで言えば、現在の水準から41〜42万円付近で買いを入れることと同じである。
週後半から買い指値を徐々に切り上げていくと良いのではないだろうか。
そろそろ今週からLTCの押し目買いに集中したい。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 4月1日〜4月7日】
想定レンジ:30円〜38円
コアレンジ:32円〜37円

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■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

こちらも先週と同様のコメントになってしまうが、相変わらずのレンジ相場が続いている。実にエントリーしづらい展開だ。

XRPは今週も個人的には見送りとする。
買い指値のイメージも変わらず30〜32円をバックとしたサポートゾーンからの買いだろう。
ターゲットは38円のレジスタンスラインの手前としたい。
または直近の反発力をみていると、35円手前からの利益確定売りも想定したトレードプランも考慮しておこう。
他のメジャーコインと比較してしまうと、今年の最安値から最も回復力が鈍いといって良いのがこのXRPである。
新たな資本の買いが入ってきていない証拠であり、投機筋も仕掛けてくる様子もない。
このまま終わるようには思えないが、何かしら大きな陽線が出現するまで様子見としたい。きっかけ待ちといったところだろうか。

今週はBTC, ETH, LTC中心にトレードを。BCHは利益確定を優先におき、XRPの短期トレードは見送る、こんな感じだろうか。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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