BITPoint Weekly Market View(Mar. 18. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

2013年にマウントゴックスハッキング事件で480億円相当のビットコインが消失された事件で、同社社長に対して東京地裁からは2年6ヶ月の懲役+執行猶予4年の判決が3月15日に下った。
当時の事件はビットコイン投資を始めようとした小生からすると衝撃的な事件であり、記憶に鮮明に残る出来事であった。
しかし、あの急落があったからこそ、小生がこの業界に参入する決意をしたことも事実ではある。
一つの時代の節目に決着がついた瞬間だったのかもしれない。
また暗号通貨市場は次のステージに移りつつあると考える。

さて、クリプト市場は至って堅調、アルトコインもしっかりとしてきており2017年の春頃を少し彷彿させる値動きになってきた。
海外取引所のアルトコインを眺めていても、当時のリップルやイーサリアムのように強い上昇を演じ始めているものがチラホラ伺える。
仮想通貨の交換業者や取引に関する規制強化策を盛り込んだ「金融商品取引法」と「資金決済法」の改正案が3月15日に閣議決定された。
参考:仮想通貨の呼称「暗号資産」に 投資家から賛否の声
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42438740U9A310C1EAF000/

個人的には暗号資産という呼び名は歓迎であり、『仮想通貨』という名は正直、少し馬鹿っぽく誤解を招くため、辞めたほうが良いと考えている。

海外では、暗号通貨やブロックチェーン資産を『Crypto Asset』と総じて呼ぶ傾向もあり、そういった流れに併せたのであろう。
日本の仮想通貨交換業者が「仮想通貨」→「暗号資産」と表記訂正しなければならない、という強制力は今の所ないそうだが、個人的には、どこの業者も『暗号通貨』と表記を改めて頂きたいところではある(笑)
業界健全化に向けては良い取り組みであると思われる。
皆さんは、どう御考えだろうか?

<今週の見通し>

毎週、ビットコインは少しずつ良好な形状になっている。
週末はようやく45万円まで上値を伸ばした。
ライトコインは先週も高値を更新し、かなり過熱感が高くなってきている。
先週のコラムに少し気にかけ始めていたビットコイン・キャッシュも大きく値が動きはじめた。
→先週のコラム

引き続き今週も買い目線の姿勢を崩さず、テクニカル的に押し目買いの条件が整えば、買いでトレードしていくと良いのではないだろうか。
今週も各コイン、分析していく。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 3月18日〜3月24日】
想定レンジ:400,000円〜500,000円
コアレンジ:410,000円~470,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC表記)

45万円を付けてから44万円まで反落し、その後小動きとなっている。
プライスの節目ということもあり、売りに押された格好であるが、押し目も浅いことから、また44万円台で停滞する時期が長引けば、また上値を1万円ほど切り上げて行くのではないだろうか?
今週は45万円超え、そして46万円、または47万円を伺う展開に期待した。
出来高もそこまで伸びてきていないことから、市場の注目度はまだそこまで高くない。
今月中に一度ぐらい50万円を期待しているが、ひとまず今週は46万円まで上値を追い込めれば十分である。
押し目買いの目安は難しいところだが、買いで入るなら43万円台前半は打診買いで入っておきたいところだ。
転換線と基準線は現在重なっており、このLINEが乖離すると同時に大陽線が出るとレバレッジで買い参入してくる短期トレーダーも増えてくるだろう。
47万円突破でショートカバーがどれだけ誘発されるかも注目である。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 3月18日〜3月24日】
想定レンジ:13,000円〜18,000円
コアレンジ:13,800円~16,500円

20190318-eth.png
■出所 BITPoint ETH/円

続いて、イーサリアム分析に移る。(以下、ETH表記)

先週の押し目は14,000円ぴったりと、雲の上限がサポートとなった。
今週は16,000円超え、そして直近高値の18,000円を伺う展開となる。
BTCと比較して距離があるため、狙うならETHのほうが分がありそうで良いかもしれない。
出来高は横一線か少しだけ減少傾向にある。
大きく上昇するような形状ではまだないが、仕込み時としてはタイミングがよいだろう。
今週も14,000円をバックに押し目買いで個人的には入ってみたいと考えている。
利益確定の目処は17,500〜18,000円ぐらいだろうか。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 3月18日〜3月24日】
想定レンジ:13,000円~20,000円
コアレンジ:14,000円~18,500円

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■出所 BITPoint BCH/円

ビットコイン・キャッシュ分析に移る。(以下、BCH表記)

→先週のコラム

先週執筆した矢先に価格が上昇してしまった(笑)全く買えていないので、ウォッチリストからは外さず、引き続き押し目の打診買いを狙っても良いだろう。

15,000円付近にサポートラインがひけるため、このポイントで止まる前提でトレードプランを組み立てたい。
出来高も大きく伸ばしており、何かしら好材料が控えているのかもしれない。
BCHは久しぶりに「三役好転」となっている。
売られすぎ水準で間違いないと考えているため、ある程度の回復の余力を残しているのではないだろうか。
注目度が低い時期の大きな陽線には何かしら深い意味があるので、引き続き注目していく。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 3月18日〜3月24日】
想定レンジ:5,000円〜7,500円
コアレンジ:5,500円〜7,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)

相変わらず強いトレンド上昇が続いているLTCの日足トレンドである。
但し、こちらは出来高が減少傾向にも関わらず、価格が推進している。
ちょっと気をつけたいころであろう。
買いは先週同様、深い押し目買い以外は見送りとしたい。
個人的に買いで入りたい水準は5,000〜5,500円ゾーンだろうか?
危険な値動きになってきているので、まだここからオーバーシュートして上値をやるタイミングが今週あるかもしれないが、決して高値づかみしないよう、注意をしておくべきだ。
基本見送り、深い押し目待ちで。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 3月18日〜3月24日】
想定レンジ:30円〜38円
コアレンジ:32円〜37円

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■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う(以下、XRP表記)

XRPだけは何故か元気がない。出来高を観察していても新規の買いが入っている様子もないことから、特段大きな買い材料が見当たらないのかもしれない。
投機筋が動いているような仕掛けがないことから、買いで入っていきにくい状況だ。
もう少し上下運動をしてくれれば、イメージがつかめるのだが、直近大きく勝負したいような値動きは散見されない。

中長期投資を狙って現状レベルから買うには問題ないが、今週気にかけることはしない。
短期トレードはETH、BTC、BCH(大穴狙い)ぐらいで今週は考えている。


■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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