BITPoint Weekly Market View(Mar. 11. 2019)

        

<先週の相場振り返り>

全体的に小動きの中、ライトコイン(LTC)が高値を上昇、イーサリアム(ETH)も堅調な値動きとなった。
ビットコイン(BTC)も一瞬急落する場面がところどころあったものの、すぐに反発し、売り方を追い込む値動きが散見された。徐々に売り方の含み損が膨らんでいる状況である。
風向きが変わって1ヶ月ほど経過するが、相場の雰囲気は悪くない。
引き続き仮想通貨市場全体は上方向で考えている。
当コラムでも以前紹介した通り、BTCは2020年の6月頃に半減期を迎える。
過去2012年、2016年の6月に2度の半減期を迎え、BTCマイニング報酬は半額となっているのだが、過去2回の半減期を迎えるちょうど1年半程前にボトムをつけている。
まさに今回も2020年6月から1年半程前のため、過去の歴史に習うならベストな時期であったことが伺える。

来年からは世に放出されるBTCの量は減少し、需要と供給のバランスが大きく変わってくる。
この上昇サイクルアノマリーが今回も成立するかは定かではないが、タイミング的にベストな時期に安値をつけたのではないだろうか。
3月には一度、BTCの上値が50万円前後にまで回復するのではないかと予測する。

<今週の見通し>

先週のコラム

先週のコラム通り、ETHはうまく拾うことができただろうか?
今週もETHとLTC中心に買い戦略を考えているが、LTCは買われすぎかもしれない。
オシレーター系テクニカルはダイバージェンスが出現中で、1月の価格から2倍になっていることを考えると、そろそろ調整がきてもおかしくはない。
出遅れ狙いをするとしたら、XRPあたりもそろそろ良いのではないかと考えている。
今週も各コイン分析していこう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 3月11日〜3月17日】
想定レンジ:400,000円〜470,000円
コアレンジ:410,000円~460,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

以下、ビットコイン分析を行う。(以下BTC)
3月初旬、41万円まで急落し、ひやりとする場面もあったがその下落幅は帳消しとなっている。添付チャートにはサポートラインができたため、今週の押し目買いのポイントは41万円前後でよいだろう。

また先週は43万2,000〜4,000円程度の小動きとなっていたため、浅い押し目も特になく、高値で推移をしていることから売り方も疲弊を始めている様子が値動きで伺える。
今週、どこかでもう一段高が狙えるタイミングではないだろうか。
ターゲットを45万円前後に買い方向で考え、出来高も減少してきているタイミングも考慮すると、ここからのトレンド発生には期待したい。若い上昇相場発生となりやすいだろうから、期待して買いで入りたいところだ。
先行スパンの雲は徐々に厚みを増してきており、上方向に上値を伸ばせれば、好機となる。転換線と基準線が乖離を見せる際、長めの陽線出現と共に成行き買いでついていくのも良いと思われる。



<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 3月11日〜3月17日】
想定レンジ:13,000円〜18,000円
コアレンジ:14,000円~16,000円

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■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。(以下、ETH)
先週のコラム通り、うまく13,700〜13,800円の買いポイントが機能した。
少し深い押し目となったが高値の距離は比較的余裕があるため、反発力はBTCと比較して大きいように思える。
現在15,000円前後で推移しているが、18,000円をターゲットに今週は16,000円前後を狙いたい。
BTCと同じくして出来高は減少傾向にあり、もう少しこの付近で値動きが停滞したら週末あたりから上値を伸ばしやすい展開があるのではないだろうか。
心理的節目である14,000円をバックに買いで良いだろう。
ターゲットは16,000円の手前で一部利益確定を狙っていけると良さそうである。
ポジションを持っている場合はこのままホールドで良いと考える。
またETHの次回のアップデート(ハードフォーク)イスタンブールの日程が公開され、期待も持てるだろう。
ETHのマイニング報酬は3ETH→2ETHと極端に減額されたことも好機ではないだろうか。
市場供給ペースを33%も落とすという調整の仕方は荒っぽいが、価格上昇の大きな要因になることは間違いない(笑)

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 3月11日〜3月17日】
想定レンジ:10,000円 ~ 18,000円
コアレンジ:12,000円 ~ 16,000円

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■出所 BITPoint BCH/円

ビットコイン・キャッシュ分析に移る。(以下、BCH)
ほぼBTCの値動きに連動することとなっている。
BTCが上がる幅とほぼ連動しやすくなるだろう。
下落幅も似たようなものとなっているため、そろそろダメ元投資しておくのも悪くない。
流動性が薄いコインのため、好材料が出ると急反発しやすい。
誰もが注目をしていないタイミングに買い仕込みは相場の基本でもあるため、本当に面白いかもしれない。
BTCが上昇すればBitmain社(世界最大のマイニング企業であり、BCHを多きくサポートする企業でもある。)の収益も改善する。BCHもその恩恵を受けるため、このまま価格が上昇するなら、値も大きく戻し始めるのではないだろうか。
今週辺りから少しずつウォッチ期間を伸ばしていこうと考えている。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 3月11日〜3月17日】
想定レンジ:4,500円〜7,200円
コアレンジ:4,900円〜6,500円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)
ミンブル・ウィンブルの技術活用などに期待がかかったLTCであるが、それ以上に値動きに何かしら力強さを感じるのは気のせいか?
冒頭でお話したように、1月の安値からほぼ2倍の価格にまで到達し、勢いがあることが証明されている。
今年からデリバティブ取引も始まった恩恵もあり、活気が維持されている。
しかしながら、この数週間LTCの買いの推奨をしてきたが、そろそろ押し目買いも少し様子をみたいと考えている。
LTCホールドはコアポジションのみとし、利益確定優先で深い押し目買い、またはしばらくの間レンジ相場を形成したほうが、上昇エネルギーを蓄えられるので、そういった値動きのほうが個人的には望ましい。
オシレーターのRSI14やMACDはダイバージェンスが出現しているため、買いは危険合図となる。
LTCは利益確定を優先させ、コアポジションは買いを継続するも、「利食い千人力」という相場の格言に従って行動すると良いだろう。
また5,000円〜5,500円程度から買いを考えたい。約20%の押し目を狙ってトレードを考えている。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 3月11日〜3月17日】
想定レンジ:30円〜38円
コアレンジ:32円〜36円

20190311-xrp.png
■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う(以下、XRP)
米国最大手、CoinbaseにXRPが上場した。
大きな上昇が期待されたが、市場の反応は驚くほど限定的だった。
日足を御覧頂いてもお分かり頂けるように全く買いで反応もしていない。
やはりすでに興味を示している投資家は買いきっている可能性が高く、市場の注目度が低いことが判明してしまった格好である。

正直、このCoinbaseへのXRP上場について、過去にBCHやETCなどの上場があった際には大きく上昇した経験はあるが、今回の上場後の動きはXRPホルダーにとってはちょっとショッキングだったかもしれない。
XRPの注目度は日本が最も投資家が多く、米国人からすると関心がない事項なのだろう。
こういったファンダメンタルズで強気材料だったのにも関わらず反応がなかったことは弱気材料として捉えざるを得ないだろう。
価格上昇はBTCの連高になる以外、期待が持てないため、一旦様子見としたい。
30円割れれば今回こそは投げが強くでる可能性があるため、押し目買いはしない方向で考える。
買い持ちしている場合は、35〜38円に上昇する場面があったら一旦ポジションの縮小してみても良いかもしれない。
テクニカル的にレジスタンスラインの手前の売りが入るはずなので、他のコインに資本を移動させたほうが良いように個人的には考えている。

まとめると、今週はETHとLTCの押し目買いを狙いといきたい。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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