BITPoint Weekly Market View(Feb.25)

        

<先週の相場振り返り>

ビットコインは大きく上昇。一時46万円を超え、レジスタンスラインが引ける直近高値の47万円付近まで上値を伸ばす展開となった。
46万円台を示現後、反落。そして昨晩、特に目立った報道はなかったが大きな急落に見舞われて現在41万円台で推移している。
レバレッジ市場は、各取引所の現物価格と大きく乖離し、少々混乱を招いた。
正直、これといって大きなニュースもなく、レジスタンスライン手前から大きく売り圧力に押された格好だ。
ドル建てでは4,200ドル近辺が円建てでいう47万円付近にあたるのだが、かなり意図的に急落相場を作ったとしか思えないと個人的に考えている。
以前からそうだが、どうしてももう少し相場を押し下げたい投機筋がいるようだ。
その支配力は絶大で、毎度ながら驚かされるぐらい大きく急落演じて他のトレーダーに追随させようとするが、今回もその類だと考えられる。
現在のチャート形状からしても、ここから売りを狙うなら、底値を割らない限り相場は崩れないと思うのだが、そこまで崩せる自信や勝算があるのだから下をやりにくるのだろう。底値まで陥れるぐらい公算があるのかもしれない。
また大きなネガティブ材料を握ったプレイヤーからの売りという単純な理由かもしれない。
ただ今回の急落で買い方のレバレッジ比率が大きく落ちたことはプラス要因に働くだろう。

<今週の見通し>

昨晩の急落なだけに正直、予想が難しい。
とはいいつつも、前述通り、レバレッジ市場のロング・ポジションの比率は一気に落ちている。
世界最大のレバレッジ取引所であるBITMexではロング・ポジションが25,000枚相当のロング・ポジションが消えた。
短期的なショートエントリーも増えてきている状態で、もしもこの状況から47万円を超えていくのであれば、大きく上値が飛ぶと考えている。
昨晩の売り方を一気に巻き上げるならこのままジリジリ上値を追う展開だろう。
っということで、今週はローソク足の上下運動で戦略を変えることとする。

A.
このままゆっくりと上値を追い続け、また高値付近まで追い込むならば、レバレッジトレードであえて買いで入っていき、47万円超えに賭けるとしたい。この思惑通りの展開になるまで、追加はなし。
B.
週後半まで41〜42万円台付近で推移をする場合、一旦ポジションを少しだけ縮小し、ビットコイン40万円のサポートラインを基準に、アルトコイン含めて買い直しを図る。
このようなイメージでいる。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 2月25日〜3月3日】
想定レンジ:350,000円〜500,000円
コアレンジ:400,000円~470,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

ビットコイン分析をはじめる。(以下、BTC)

さて、前述したAとBパターンを考慮してチャート分析していこう。
現在は一目均衡表の雲のサポートされている。41万円でぴたりと止められており、水平線も引けることから、クラスターポイントでのサポートとなった。

一目均衡表は三役好転シグナルを発しており、非常に良好な上昇形状なのだが、昨年の夏頃、70万円→80万円を超えて三役好転をしたタイミングで今回のような下落になったことを考えると、嫌な展開でもある。

あの頃はOKexの資本能力問題視する報道が流れたが、このときもすでにリークしていた筋が売っていた。今回もその類だと下落する可能性も高いかもしれない。
ただし、市場はネガティブ材料に耐性がかなり出てきており、当時とまたポジション比率や出来高など、条件が違いすぎる。閑散相場を考えるとやはり底値を割れるとはまだ考えにくい。
買い目線を堅持でいく。
BTCは46万円台に回復するまでは追加の買いはせず、様子見。
今週末までにまだ41万円、42万円台で推移し、レンジが続くなら、一旦40万円をタッチしにいくと考えてポジションを落とす。
この戦略で考えている。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 2月25日〜3月3日】
想定レンジ:13,000円〜20,000円
コアレンジ:14,000円 ~18,000円

20190225-eth.png
■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。(以下、ETH)

先月の高値を超えて完全にボトムアウトの様相があったが、それを否定された格好だ。
正直、この値動きはキツい。コンスタンティノープルを控えた今週(ETHアップデートによるハードフォークの名前)、セルザファクトの売りが出て来る前に急落してしまったことを考えると当面上値が重いだろう。
ETHの持っているポジションはBTCより早めに手仕舞う準備をしたい。
価格が15,000円にでも回復したタイミングにて、以前から持っているポジションは、歯がゆいが利益確定としたい。
ETHの買い戦略は来週、また押し目を狙う展開として少し静観で考えている。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 2月25日〜3月3日】
想定レンジ:10,000円~20,000円
コアレンジ:11,000円~18,000円

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■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH)

こちらは毎週通り、BTCに振り回されるだけの値動きとなっているので様子見とする。
流動性が非常に薄いので、1万円と2万円の大きなレンジ相場となっている。
レンジとは言え、価格が2倍か半分になる異常なボラティリティなので、敬遠したい。株式でいう、新興株だと考えて頂ければわかりやすいだろう。板が非常に薄く実勢価格が一体いくらなのか想定しづらい株式をコインで取引しているようなものなので、充実した材料が出てこない限りまだ様子見である。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 2月25日〜3月3日】
想定レンジ:4,000円〜6,500円
コアレンジ:4,400円〜5,800円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)
こちらは2ヶ月前の安値から比較すると2倍以上にまで価格を回復させたということを考えると素晴らしい上昇だったと言える。
今回の急落もあったが、価格の回復力はやはりBTCやETHを超えてくる可能性が高い。
上昇チャネルレンジの下限に位置しており、ETHからLTCにポジションの比重を変えることが望ましいように思える。
少々注意なことは、上昇トレンドの天井圏にて出来高が現象してきていることだ。
これは相場反転の兆候の一つでもあるため、無理は禁物でもある。
短期的な反発を期待してロングし、5〜10%戻したところで利益確定する短期トレードが良いかもしれない。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 2月25日〜3月3日】
想定レンジ:30円〜38円
コアレンジ:30.5円〜36.5円

20190225-xrp.png
■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

このXRPは相変わらず元気がない。
出来高は増えてきているものの、他のコインと比較してやはり反発力が弱い。
BTCで言えば、38万円ぐらいだろうか?
直近安値から10%上で推移をしているだけとなっており、もしこのままBTCがもう一段安を狙うとなると、底割れの可能性が出てくる。
XRPは様子見で押し目買いも控えたい。
先週、先々週買いを入れたポジションを手仕舞う準備をし、短期的にLTCのロングで勝負するイメージでいる。
ETHのセルザファクトの売り圧力も考慮して押し目買いは来週に。BTCは既述通りの戦略でいきたい。

買い目線は変えていないが、短期ポジションの比率は落としつつも47万円付近まで追い込んだらレバレッジトレードで勝負を仕掛ける、こんな感じではないだろうか。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

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