BITPoint Weekly Market View(Feb.18)

        

<先週の相場振り返り>

ようやく米国の政府機関閉鎖は解除され、金融市場全体に安堵感は広がっている。
中国株式市場もこの2ヶ月堅調で、大きな陽線を出現させはじめた。ボトムアウトなのかもしれない。
昨年は上海総合指数や香港株式指数に似たような値動きをしたビットコインだったが、なんだかんだいって中華系の取引所が世界を牽引しているのが現状だ。資本の流入を考えると中国頼みな所は多いのではないだろうか。

さて、その中でイーサリアムが堅調に推移をはじめている。
先週のコラムでも推奨とさせて頂いたが、チャート形状が良好な理由にファンダメンタルズも存在する。
先月、ハードフォークが見送りとなったコンスタンティノープルだが、今月末に再び実施させることが判明している。マイニング報酬も3ETH→2ETHに減額されることが決定されており、市場への供給ペースは急激に落ちることとなるだろう。
こういった需給のバランスが改善をされそうで、価格が上昇しているようだ。
現在、15,000円間近を推移しているが、2ヶ月前まで9,000円台を付けていたことを考えると大きな改善であろう。
コンスタンティノープルは何度か延期になってきただけに、今回も本当に実施されるのか疑っている投資家も中にはいるだろう。こういった意味もあり、本当にハードフォークがうまくいった後も価格上昇の余地を残していると考えている。

<今週の見通し>

ようやくビットコインが40万円を今朝回復しただけに、この勢いを維持してほしいところだ。
今週も引き続きETHやLTCの買い中心で回すと良いと考えている。
今週からBakkt取引所進展報道があるかもしれない。またNASDAQも暗号通貨指数を組成し、金融市場にこのインデックスを配信していくことが報道されていた。
この試みも非常に喜ばしい内容で、また一歩金融市場への歩み寄りが出来るのではないだろうか。
チャート形状は少しずつ改善が見られている。グッド報道も待ちながら押し目買いで考えている。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 2月18日〜2月24日】
想定レンジ:350,000円 〜 450,000円
コアレンジ:390,000円 ~ 420,000円

20190218-btc.png
■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

ビットコイン分析をはじめる。(以下、BTC)
遅行線がローソク足を抜けかけている。
40万円台より上で推移をするなら、上抜け成功となる。併せて先行スパンもねじれるまであと2〜3日といったところだろうか?
久しぶりにBTCは三役好転となりつつあり、こうなれば期待が持てるだろう。
まずは40万円以上のキープが絶対条件でもある。早朝、BTCが41万円付近まで上値を伸ばす局面があったが、そこから少し反落となって推移をしている。40万円をバックにショートしたプレイヤーは比較的多いように感じるため、41万円もあっさり抜くことができればストップロスを巻き込みやすくなるだろう。
久しぶりに大きな反転に期待するプレイヤーが増えると考えられる。
BTCはトレードの比重はそれほど大きく置かないものの、40万円をバックに買いで考えている。
ターゲットは42万円〜43万円となる。


<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 2月18日〜2月24日】
想定レンジ:11,000円 〜 17,500円
コアレンジ:13,000円 ~ 16,000円

20190218-eth.png
■出所 BITPoint ETH/円

続いてイーサリアム分析に移る(以下、ETH)
前述通り、コンスタンティノープル期待で上昇をはじめている。12月も当時は同じ期待で上昇をしていたのだが、失望となり、それが反落となった。セルザファクトに注意をしたいところだが、2月末ということを考えれば、もう1週間は買いで勝負できるだろう。
浅い押し目から入っていきたいところだ。
個人的には14,000円から買い指値で入り、直近高値の18,000円手前を第一ターゲットに。そして20,000円ぐらいまでは視野にいれながらトレードしていきたいところだ。
ローソク足実態が雲を抜けたことも大きい。BTC同様に先行スパンももう2〜3日で陽転するだろう。無理に高値を追うよりはこのあたりで一回、もみ合うぐらいが理想的となる。出来高も急に増えてきているので、注目をはじめた投資家は多いはずだ。今週のETHは強気で行く。


<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 2月18日〜2月24日】
想定レンジ:10,000円 ~ 20,000円
コアレンジ:11,000円 ~ 16,000円

20190218-bch.png
■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH)
こちらも仮想通貨市場全体に連れ高となりつつある。
ただし、BCH自身、根本的に改善が見られているわけではないので静観とする。14,000円の上値が抵抗線となるが、BTCやETHに連れて値が連動する程度だろう。
今週も基本、見送りで。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 2月18日〜2月24日】
想定レンジ:4,000円 〜 6,000円
コアレンジ:4,400円 〜 5,100円

20190218-ltc.png
■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)
相変わらず上昇が強い状態が続いている。
今週は5,000円を超えていけるかもしれないと考えているのがLTCだ。
現在、サポートラインは4,400円付近に引くことができ、上値の目処は5,000円となる。
5,000円を超えていくと、目立ったレジスタンスラインが見当たらない。6,000円ぐらいまではあっさり伸びるかもしれない。
持っているLTCはキープし、コアポジションは6,000円を夢見て引き続きスイングする。3,000円前半からの買いポジションを考えるとおよそ2倍が見えてきたことになる。期待して待ちたい。今日は1時間足も見ておく。


20190218-ltc-1h.png
■出所 BITPoint LTC/円

サポートラインが昨晩、綺麗にワークしたことが見てとれる。
攻撃的にトレードをしていくなら、4,600円台のサポートラインをバックに買いで良いだろう。
4,700円ぐらいからでも買指値をセットし、5,000円超えを狙うのも悪くない。
1時間足ベースでは、転換線が基準線を下回っているものの、これが上抜いてくると、おそらく直近高値を抜いてくるだろう。
一目均衡表ベースでは押し目買いの展開でもある。雲をレジスタンスにトレンドフォローしていくと良さそうだ。


<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 2月18日〜2月24日】
想定レンジ:30円 〜 36円
コアレンジ:30.5円 〜 34.5円

20190218-xrp.png
■出所 BITPoint XRP/円


最後にリップル分析を行う(以下、XRP)

こちらは元気がない状態だ。
しかし、BTCが活気づくと時差でXRPも仕掛けてくることが多い。投機筋の参入待ちでもあるが、ここ数日わずかに出来高が増えていることを考えると、もしかしたら?とも考えられる。
株の出遅れ銘柄というわけではないが、大当たり狙いとしてXRPも少額だけロングしておくと面白いかもしれない。資金に余裕がある方はXRPも少し買いをはじめても良いように思える。

ファンダメンタルズも好調に推移を始めているこの業界、ようやく値動きがついてきている感じなのだろうか?
今週も先週に引き続き、ETH, LTCをメインにロング継続。BTCはやや買い目線、XRPは急騰狙いといった感じで考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
本相場展望は信頼できると思われる各種データをもとに作成されていますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。

トップへ戻る