BITPoint Weekly Market View(Feb.04)

        

<先週の相場振り返り>

米・最大手の一角、フィデリティというファンドが仮想通貨業界に参入に意欲的だ。
機関投資家含め、特定の個人投資家にもβ版のカストディサービスが3月からスタートすると報道され、BTCが少し上昇する局面があった。
これは非常に好感が持てるニュースなのだが、市場の反応は限定的だった。
フィデリティは多くの株式などの投資信託をリリースしており、非常に有名なファンドなので、検索して頂きたい。
その規模がお分かり頂けるだろう。
このフィデリティが市場に参入してくると、世界最大のファンド、ブラックロックも追随してくる可能性が高い。
自社でビットコインETFをリリースする資金も十分に抱えているため、これは期待が持てるのではないかと個人的に考えている。
Bakkt取引所の動向も気になるが、こちらのフィデリティの仮想通貨系サービスにも注目をしておきたい。
カストディサービスが3月を目処にリリースということを考えると、Bakkt取引所も3月スタートが濃厚か?っと考えたくなる。
相場が上向いたときに必ず大きな買い材料になるはずなので、今後の動向や報道に注意しておこう。

<今週の見通し>

仮想通貨市場全体的には軟調気味で推移しているが、レンジ相場である。
買い仕込みを終えているので個人的にはあまり動くつもりはないが、今週もライトコインがよいチャート形状をしている。
メインどころのコインで値動きが良いのは、海外市場のコインも含めて、LTC,TRX,BNB,EOSあたりであろうか?

今週も引き続き、LTCに注目している。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 2月4日 ~ 2月10日】
想定レンジ:350,000円 〜 420,000円
コアレンジ:368,000円 〜 390,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

ビットコイン分析を始める。(以下、BTC

真横に細長い三角形状を続けており、下値のブレイクか、上値の下降トレンドラインをブレイクするか、待たれる展開である。
出来高もこの1ヶ月間は非常に低調に推移をしており、市場の注目を浴びていない。
あと5日営業日もすれば、一目均衡表の雲の薄い部分がローソク足の真上で推移をし始めるので、このタイミングで何か好材料が出ると面白いだろう。
テクニカル的にも、またタイミングの良い時期に差し掛かってくるため、この地合をもう少し我慢する展開になる。
一応、買い目線を堅持するが、正直小動きのレンジ相場なのでプライスに細かく言及がしにくい。
37万円付近では買い、39万円が近づいたら売りといったレンジトレードで今週はみている。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 2月4日 ~ 2月10日】
想定レンジ:10,000円 〜 14,000円
コアレンジ:11,000円 〜 13,000円

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■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。(以下、ETH

ETHBTC同様に軟調な展開だ。下値をジリジリと切り下げており、ERCベースのトークンも似たような連動値動きを見せている。
直近安値には11,000円付近でサポートラインが引けるが、じわりと割り込みそうな形状もしている。
一目均衡表の雲の先端もまた陰転をはじめてしまったため、テクニカル形状的に、もう一度押し目を作ったあとに上昇を始めてくれると値動きが軽くなるように思える。
一旦11,000円を割り込んでストップロスを確認したほうが良いのではないだろうか。
買い注文で勝負する場合、1万円をバックにしたやや深い押し目買いを考えるとよいだろう。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 2月4日 ~ 2月10日】
想定レンジ:10,000円 ~ 15,000円
コアレンジ:11,000円 ~ 13,800円

20190204-bch.png
■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH

こちらもハードフォーク後、死んだ相場が続いており、尚、継続中だ。
ライトコインと時価総額が同じ水準で推移をしているが、直近24時間の取引量はライトコインのほうがBCH4倍となっており、明らかに市場の注目度に差が出てしまっている。
取引が閑散としてしまっているコインは見送るのが当面ベストだ。
フォークしたBCH-SVのほうは値を更に下げており、この1ヶ月で30%ほどの下落に見舞われている。
今週もBCHは見送りとしたい。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 2月4日 ~ 2月10日】
想定レンジ:3,000円 〜 4,400円
コアレンジ:3,200円 ~ 4,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

さて、好調なライトコイン分析に移る。(以下、LTC

BTCETHと見比べて頂ければおわかり頂ける通り、下値を割り込むことをしばらくしていない。
底堅さがしっかりと出ており、一目均衡表のテクニカルも間もなく「三役好転」となりそうだ。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

緑の楕円で囲ったポイントにて、遅行線がローソク足実体を上に抜けてくると上昇トレンドが加速する可能性がある。
ターゲットは直近高値に引ける4,500円になる。
出来高も12月と比較して明らかに増加傾向にあるので、取引対象として注目度が上昇しているのだろう。この勢いはもう少し続きそうだ。

1時間足に時間軸を落としてみる。
20190204-ltc-1h.png

1時間足でみても上昇トレンドとなっている。
押し目の水準は3,550円と3,450円のサポートラインになる。
1時間足なので、12日で形状がかなり変わってしまうが、直近の押し目買いの目安として参考にして頂きたい。
上昇トレンドが続くなら3,450円の手前で買いが入り、また3,750円を突破していくプランを立てて取引したいところだ。
個人的には、3,4503,500円で買指値を起き、3,750円突破を狙い、4,000円付近まで上値を伸ばしたタイミングで半分ほど利益確定をしてさらに押し目買いを狙いたいと考えている。
一目の雲も上昇トレンドで分厚く推移をしているため、押し目買いが入りやすい形状であろう。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 2月4日 〜 2月10日】
想定レンジ:30円 〜 38円
コアレンジ:30.5円 〜 35円

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■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を実施する。(以下、XRP

こちらはサポートとなっている3030.5円を先日一度トライしたが、大きな買いが入って、その後、一巡した値動きとなった。
30円台で待っていた筋が大きく買い上げたのだろう。
どちらかというと、防衛の買いに近い値動きだったと考えている。
なので、また30円台まで入ってくると、どこかの機関投資家からまた買いが入ってくるのではないだろうか。

今週はこの値動きに賭けて30.531円から押し目買いの指値注文を並べて待機しようと考えている。
イメージとしては、上昇トレンドが復活するという目線ではなく、あくまでレンジトレードを前提とした内容だ。
ストップは30円割れに設定し、3435円ゾーンで利益確定の売り指値をせってしておく予定だ。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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