BITPoint Weekly Market View(Jan.28)

        

<先週の相場振り返り>

先週も市場全体小動きに終始した。
昨日から徐々にまた右肩下がりのコインも散見されており、依然、上値は重い。
ビットコインこそ、レンジ相場だがアルトコイン全体に元気がない。
メジャーどころでは、ライトコインが最も元気だろうか?
国内業者では取り扱いがないが、BNBTRXといったコインは堅調を維持している。
先週は週足ベースで陽線を出現させており、市場の主役コインが変わってきているのかもしれない。
ビットコインETFを申請していたCBOE(シカゴ・オプション取引所)は、ETF申請の取り下げを発表し、有識者の間では動揺が走ったが、市場に与える影響はほとんどみられなかった。
織り込み済みと表現している海外サイトも見られたが、個人的には、ただの売られ過ぎだと考えている。相場の「織り込み済み」とは想定の範囲内で起こるべくして起こったネガティブニュースのことで、そのニュースが報道された後にも関わらず、市場の反応が薄かったときに使う言葉である。今回のCBOEは明らかにネガティブサプライズである。
それにも関わらず、市場が反応しないということは、市場参加者が既に相場に飽きがきている証拠である。
下げるにしても急落はあまりないように思える。ところどころ、小さな急落と急騰が繰り返されているが、このような相場が続くだろう。
上がったところはマイナーからの換金売りに上値を抑えれるため、受給的には売りがやや優勢となる。この業界に資金が流入する速度をマイナーの売りがわずかに勝っているため、少しずつ下落に繋がっているのだろう。

<今週の見通し>

今週も小動きをイメージしている。
ライトコインはいずれも買い目線に変更はない。明らかに各コインと比較して形状が良い状態が続いている。リップルは昨日から少し元気がない。グッドニュースが続いていたのにも関わらず、価格が上昇しないため、嫌気を指して下落に繋がったのであろう。
米国の共和党と民主党の妥協案により、政府系機関の閉鎖が一部解除された。これはポジティブ要因であり、Bakkt取引所のオープンが少しずつ具体化してくるかもしれない。値動きに注意していく週となるだろう。
また昨日の報道になるがコインテレグラフより、OKExが香港証券取引所上場企業の株式を60%超取得していたことが明らかになった。実質的な代理上場という形にて、今後動向が注目される。リープ・ホールディングスという企業名で、今後こちらの株価はOKExの業績に大きく左右されて値動きを示すだろう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 1月28日 ~ 2月3日】
想定レンジ:350,000円 〜 420,000円
コアレンジ:376,000円 〜 396,000円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

ビットコイン日足分析を始める。(以下、BTC

三角持ち合いの引き続き継続といったところだろうか?
日足ベースでこういった形状がでると、為替でも株式でもこういったレンジ相場が続く傾向がある。今は待ちの段階であろう。ブレイクアウトすると大きくその方向に進むため、今は待つべきだと考えている。
中長期ポジションにて、現物の買い持ちで十分であると考えている。
出来高をご覧になって頂きたい。また先週も直近の出来高と比較して低迷傾向にある。注目をされていない証拠である。毎度コラムでご紹介している通り、出来高の低迷時期は必ずあり、年間でも大半を占めることが多い。
大きなトレンドを生む前の準備段階でもあるので、ステイで良いだろう。
1時間足で直近の値動きもみておく。

BTC1時間足デイトレ目線

20190128-btc1h.png

直近の重要ラインを引いてみた。
サポートは382,000円、目先390,000円、そして396,000円がターニングポイントとなる。
39万円台に乗せてからも40万円を伺うこともしなかったため、ちょっとこの値動きには失望したが、引き続き、3840万円の狭いレンジでの推移が続くように思える。
時間があればショートトレードもしたいところだが、投機筋もそこまで20万円や30万円を見ているとは思えなくなってきたため、どこかで大きく仕込みたいと誰もが考えているだろう。なので、下攻めも中途半端で終わっている理由がこれにあたる。考えていることは皆同じである。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 1月28日~ 2月3日】
想定レンジ:10,000円 〜 14,000円
コアレンジ:11,000円 〜 13,500円

20190128-eth.png
■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。(以下、ETH

こちらは先日のコラムで執筆した通り、BTC以上に上値が重い。
わずかながら下値を更新しはじめており、12,000円も間もなく割り込もうという展開だ。後ほど、ライトコインについても説明するが、チャートが対象的になっているので、追って説明を入れる。
ETHについては、個人的には今週見送りする予定だ。出来高がもう少し減少してから買い仕込みに向かいたい。来週から再来週ではないだろうか。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 1月28日~ 2月3日】
想定レンジ:10,000円 ~ 18,000円
コアレンジ:11,000円 ~ 16,000円

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■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュ(以下、BCH)も同様に、躍動感に欠ける。
BCH-SVの方がまだ価格の上下があり、方向感を見定めるには早いように感じる。
一目均衡表の雲も陰転のままであり、きっかけがほしいところだ。
今週も見送りとする。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 1月28日~ 2月3日】
想定レンジ:3,000円 〜 4,500円
コアレンジ:3,200円 ~ 4,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

注目のライトコイン分析に移る。(以下、LTC

BTCと比較して、下値をわずかであるが切り上げた状態が続いている。
流動性もここ1ヵ月間優秀であり、デリバティブ取引市場も好調に推移している。
老舗コインの中でも郡を抜いて優秀な状況が続いている。
こちらの現物の出来高もそれに連れて活況が続いており、11月や12月と比較しても明らかであることがおわかり頂けるだろう。
間もなく、雲の捻じれた薄いポイントに差し掛かる。週末から来週前半にかけてだろう。このタイミングで転換線が基準線を上抜ければ、「三役好転」成立となる。
タイミングによっては、遅行線がローソク足を上抜けていないかもしれないが、他のアルトコインと比較して明らかに形状が良好なため、注目しておこう。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 1月28日〜2月3日】
想定レンジ:28円 〜 37円
コアレンジ:31.5円 〜 36円

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■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP

ついに直近安値を更新してしまった。
冒頭で説明を入れた通り、BNBやTRXが堅調さを増しているが、XRPはその主役を奪われ始めているように思える。
グッドニュースが多いだけに、この値下がりはかなり打撃である考えている。既に内々の関係者の間では織り込んでいたというわけで、嫌気が指してポジション量を落としているのかもしれない。
直近安値は30〜32円ゾーンとなるが、ここを割り込みたくないのは本音だ。
本来なら、買いを臨みたいところだが個人的にはちょっと形状がいまいちのため、見送りとする予定だ。
XRPの中長期投資を狙っている方であれば、このタイミングで買うには悪くない。
ただ、28円付近の昨年の安値が引けるレポートラインもあるため、うまく資金配分してトレードして頂ければと思う。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


免責事項・注意事項

本相場展望は執筆者の個人的見解であり、株式会社ビットポイントジャパンの公式見解を示すものではありません。また、情報提供を目的としたものであり、ビットコインをはじめとするいかなる商品についても売買の勧誘・推奨を目的としたものではありません。
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