BITPoint Weekly Market View(Dec.25)

        

<先週の相場振り返り>

先週は17日、月曜日から徐々に上値を切り上げていく展開となった。
特にこれといった好材料があったわけではないのだが、あっさりと40万円を回復。
そして46万円強まで上値を伸ばし、短期のショートカバーを誘った展開となった。
その後、今朝方反落。
市場は薄い中、自由に動き回るクジラが1頭いるように思える。(クジラ:大口投資家や投機筋の総称)

特にここ数ヶ月だが、東京時間の711時の間に仕掛けてくるクジラがいる。
下記、チャートでも解説を入れるが、かなりの確率で出現し、特に月曜日や今週のような祝日明けにやってくることからアジア系の仕掛けではないかと予測している。
その方向にポジションを取ると、長らく同じ方向にしか仕掛けてこない。もしかしたらすると、何かしらの合図なようにも思える。
この1週間、陽線でショートカバーを誘っていたが、今朝からは大陰線を出現させ、再び大きな下落トレンドを狙っているかのような値動きでもある。
この1週間の上昇で小生のショートポジションは落としたが、再びこの下落についていこうと考え始めている。

<今週の見通し>

今週も戻り売り戦略でスタートしたい。
この1週間、金融市場は大荒れとなり、リスクオフ傾向にある。
ビットコインもその流れに乗ってリスクオフ資産に流れていると少し考えたが実体経済が悪化すれば、金融市場からの資金流入も少なくなる。やはりビットコインや暗号通貨の類はリスクオン商品でないかと考えている。
そういった意味で今週はどういった値動きをするか注目である。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 12月25日 ~ 12月30日】
想定レンジ:35万円 〜 50万円
コアレンジ:40万円 〜 46万円

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■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

ビットコイン日足分析を始める。(以下、BTC

46万円台で小さなダブルトップをつけて反落を始めている。
出来高も比較的多く、短期的な売り買いが交錯している状態だ。
このまま反落するならば、チャネルレンジを形成しはじめる可能性も高い。
直近安値の35万円付近まで今週から年明けにかけて下を攻めるか注目である。

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時間足に時間軸を落としてみると、

20181225-btc1h.png

1時間足では大きなレンジ相場を形成中にも見える。
前述した通り、東京時間の7-11時に注目してほしい。緑色で囲ったポイントだが、この時間帯に大きく仕掛けて来ているのがわかる。
これは先週に限ったことでもなく、ここ数ヶ月、特にこの相場が動き出した1ヵ月では午前中に仕掛けてきていることが多い。
この1週間はしばらく陽線でしか仕掛けて来なかったが、本日は陰線で仕掛けてきた。
陽線に変わると、また同じように今週も陰線で仕掛けてくる傾向があるため、注視しておこう。
特に今週から年明けにかけてはMarketが薄くなりやすいので価格を操作しやすいからだ。
個人的には、レバレッジ取引のショート戦略でまた下値を狙っていきたいと考えている。調整幅も非常に大きかったため、次の35万円割れはかなり大きな急落となるのではないだろうか。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 12月25日〜12月30日】
想定レンジ:8,000円 〜 25,000円
コアレンジ:10,000円 〜 20,000円

20181225-eth.png

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。(以下、ETH
久しぶりの大きな上昇となった。ETH/BTCチャートでも大きな上昇トレンドとなっている。
8,000円台からの大きな上昇を受けて、2倍の上昇となった。
ただし、これは流動性が薄い相場の裏返しでもある。
上げも早ければ、下げも早いため、現物取引と言えども、安易に入っていくと危険でもある。
買い向かうならなるべくひきつけて買いとしたい。

ETH
1時間足も紹介しておく。

20181225-eth1h.png

1時間足でみると、ダブルトップをつけて反落中だ。
次のサポートラインは13,000円になる。買い向かうならこのポイントから勝負すると良いだろう。
ただし、BTCがもう少し大きく下落すると考えているならば、ETH投資は見送りでも良いだろう。
深い押し目を狙うなら、個人的には1万円ぐらいから打診買いで良いのではないかと考えている。
基本、BTCのレバレッジ戦略中心に、底堅いようならETHの現物買いを打診程度にといったところだろう。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 12月25日〜12月30日】
想定レンジ:8,000円 ~ 25,000円
コアレンジ:12,000円 ~ 22,000円

20181225-bch.png

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコイン・キャッシュ分析に移る。(以下、BCH
BTCETHと比較すると直近の高値は更新せずに反落傾向が強い。

ズルズルとまた下落していきそうな形状にも見える。
出来高は少し先日増えたものの、その後減少傾向にある。Bitmain社※からの噂も絶えないため、もうしばらく不安定な相場は続くだろう。
(※ 世界最大のマイニング企業であり、マイニングしたコインの売却益で収益を上げている企業。来年、香港の株式市場への上場を狙っているため、資本金の準備のためか、換金売りが目立っていると噂されている。Bitmain社はBCH推しの企業でもある。)

Bitmain
社からの売りもまたどこかで再開される可能性があるため、下値は柔いと考える。悪材料はまだ出し尽くしてないと考えるため、再び1万円付近まで下押す可能性がある。
買いは見送りとしたい。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 12月25日〜12月30日】
想定レンジ:2,500円 〜 4,000円
コアレンジ:2,800円 ~ 3,800円

20181225-ltc.png

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC

非常に勢いがあったが、本日は大陰線出現となっている。
再び弱さを露呈するようだと買いにくい。
4,000円はレジスタンスラインが引けるポイントでもあり、一目均衡表の雲も存在している。
当面はこの付近が上値の目処ではないかと考えている。
向こう1週間は2,5004,000円のレンジで想定している。
こちらももう少し値動きが止まらない限り、買いで入るのは少し待ちたいところだ。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 12月25日〜12月30日】
想定レンジ:30円 〜 50円
コアレンジ:35円 〜 45円

20181225-xrp.png

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析に移る。(以下、XRP

直近、大きく出来高を伸ばしており、現時点でのローソク足は大きく戻されている。高値で掴んだ投資家もいれば、その買いに売りをぶつけてうまく売り抜けた投資家がいるように思える値動きだ。
今年の最安値は守ることができたXRPであるため、BTCと比較すれば、まだ下値は限定的だと考えている。
30円付近は買いを狙っても良いのではないだろうか。
より攻撃的に仕掛けていくなら35円や40円からの買いもありだろうが、直近高値の50円付近は一目の雲の上限とも重なっており、テクニカル的なクラスターポイントなっている。
簡単には抜けていくようには思えないので、なるべくひきつけてエントリーしたい。個人的には30円をバックに32円ぐらいからの買いで狙っていきたいと考えている。

今週も直近1ヶ月の戦略と相似するが、BTCレバレッジ取引で戻り売り、XRPは押し目買い戦略を取りたい。
また今週からETHの深い押し目買い戦略も少し考慮にいれたストラテジーでいきたいと思う。

なお、本日が今年最後の予想となり、来週のWeekly Market Viewはお休みさせて頂きます。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。

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