BITPoint Weekly Market View(Nov.05)

        

<先週の相場振り返り>

先週末にビットコインキャッシュ(BCH)が大きく上昇をはじめ、そして市場全体がつれ高となってきた。
特にBCHは大きく上昇し、20%以上の上昇を見せた。
BCHのハードフォーク論争は続いていたが、分岐後、BCHとBitcoin Stashという名前のコインが誕生する可能性が出てきた。(以下、BTSと表記する。11月15日に誕生予定。)

このBTS側のマイナーは世界最大のマイニング企業、Bitmainが支持するもので、BCHのマイニングシェアは直近で40〜50%となっている。

このBTSに分岐後、こちらのコインも支持し、上場に表明したのが世界最大の取引所、Binanceである。

これがきっかけに安心感が広がり、BCHの買い戻しが入った。

このマイニングシェア率やハッシュパワーで考慮すると、BCHの価格は3万円、BTSの価格も3万円弱といったところだろうか?(BCHが6万円前後で分岐した場合にて考慮。)

<今週の見通し>

アルトコインが活況づくと市場も大きく動き出す。
BCHがきっかけとなり、仮想通貨市場が全体的に盛り上がってきた。非常によい雰囲気である。
今回の流れにより、各コイン、チャート形状にようやく動きが出てきた。
どのコインもテクニカル形状が好転してきている。

以下、いつものように分析していこう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 11月5日 ~ 11月11日】
想定レンジ:70万円 〜 80万円
コアレンジ:71万円 ~ 75万円

■出所 BITPoint BTC/円(現物)

ビットコイン分析を始める。

72万円のレジスタンスラインを突破し、次のターゲットとなる75万円を目指した展開となりつつある。
今週はこの分厚い雲の中に突入となるかが焦点となるだろう。
小さなレンジを少し切り上げたと考えて、72〜75万円ゾーンで推移を始めるとまた75万円をどこかのタイミングでブレイクしやすいように感じる。

75万円のタッチとなれば、一度売り圧力に押されるだろうから、先週からポジションを取っていた何割かを一度利益確定させるのも良いだろう。
75万円にタッチ後の押し目買いの目処は720,000円〜725,000円程度が目安となりそうだ。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 11月5日 ~ 11月11日】
想定レンジ:20,000円 〜 28,000円
コアレンジ:21,000円 〜 25,000円

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。(以下、ETH)

今回の上昇により、ETHも恩恵を受け始めている。 一目均衡表ベースではチャートに記載した通り、3つの条件を乗り越えられれば、およそ半年ぶりにETHは雲を抜けられるだろう。
チャート左側、◯で囲ったポイントは遅行線がローソク足をクロスする。
中央は基準線と転換線をローソク足の実体が上へ抜けはじめている。
また薄い雲のゾーンに差し掛かっており、28,000円まで差し掛かれば大きく反転となるだろう。先端の雲も捻れるにはもう少々時間がかかりそうだが、何らかのタイミングで価格が上昇すればあっという間に「三役好転」となる。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

先週と同じく、ETHは買い戦略でいきたい。
押し目を狙うとしたら22,500〜23,000円あたりの浅い押し目から狙っていきたい。
ターゲットは25,000円の雲の下限付近、または強気ならば雲の上限に位置する27,000円あたりだろう。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 11月5日 ~ 11月11日】
想定レンジ:50,000円 〜 80,000円
コアレンジ:55,000円 〜 70,000円

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH)

仮想通貨市場の主要コインの「三役好転」一番乗りだろう。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

大きく上昇し、勢いあまって、一気に雲の上限を突き抜けてきた。
前述どおり、大手Binance取引所のBTSの支持があったことが大きい。
BTSが誕生後、チェーンも分岐しbitcoinABCが今後は支持されることになるだろう。ジハン・ウー氏やロジャー・バー氏といった著名人も間違いなくこちらを支持する。来年リリースが予定されているBitmainの新ASICもBTSでしか当初は購入できないような仕組みになるであろうから、上昇の要素は非常に大きいだろう。
BCHは買い戦略堅持でいく。
ただし、今後国内の取引所のBTS取扱いについてはまだまだ未定である。
そういったときにどういったBCHに値動きが影響されるかは定かではない。
目先、今週中から来週14日までにかけての相場目線であることも付け加えておく。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 11月5日 ~ 11月11日】
想定レンジ:5,500円 〜 7,000円
コアレンジ:5,800円 〜 6,800円

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)

以前、コラムでご紹介したかもしれないが、WEG銀行(ドイツ)の株式を取得したライトコイン財団+トークンペイ社の進展が徐々に出てきているようだ。
スマートペイと分散型取引所の仕組みを取り込み、既存の銀行と共同で開発が進んでいるようで、過去に何度か不自然な出来高があったのはこういった内部情報が漏れて買いに向かっている動きが出ていたのかもしれない。
今回の上昇も比較的大きめに出ているのがLTCである。
まだ三角持ち合いの中で推移だが、この上昇が本物なのか見極めたい。久しぶりにLTCも買いを考慮しはじめる。
上部の雲は薄い。テクニカル形状上、抜けやすい形ではあるだろう。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 11月5日 ~ 11月11日】
想定レンジ:48円 〜 70円
コアレンジ:50円 〜 60円

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析を行う。(以下、XRP)

BCH同様に、こちらが盛り上がると、交互に動き出す傾向があるのがXRPである。
XRPも好材料を含めて強めに動き出す可能性がある。今週のダークホースとして狙っていきたい。
市場の盛り上がりに敏感であるのがXRPである。こちらは成行き買いで先回りの買いを入れて置きたいところだ。
少し遠目をターゲットに、60円と70円にしたい。
60円に到達が近づけば、先行のスパンはクロスをはじめる。
遅行線はすでに明日にはローソク足実体をクロスして上抜けるであろうから、あとは価格上昇の勢いだけとなる。

細かい話でいうと、目先のレジスタンスラインは53.5〜55円付近に引けるレジスタンスラインである。ここを抜けてきた場合、まず53.5〜60円のレンジに切り上がったと考えたい。
60円手前ではさすがに一度売りに押されるだろうが、そこで一部利益確定を行い、再度55円ぐらいから押し目を拾っていくスタンスで考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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