BITPoint Weekly Market View(Oct.01)

        

<先週の相場振り返り>

マイニングメーカー世界最大手、Bitmainが新ASIC発表に向けて、マイクロチップの次世代版を公表した。
現在のS9が発売されたのはおよそ2016年頃でムーアの法則上、3年置き程度にこういったマイクロチップの性能は必然的に上昇していくとされている。
マイニングマシンの部品も日本の企業が担っていることが多く、その関係者からヒアリングした内容となる。

つまりS9が発売された2016年後半からすると2019年にはこういったものが出現するということになる。
開発レベルでは2015年、2018年、2021年ということになるだろう。
その流れから推測すると2018年の今回の発表には信憑性が高い。
発表によると7nmプロセスで製造されたマイクロチップは電力消費が42J/THとのことで、既存のものより大幅に能力がアップされている。

JihanWu氏率いるBitmainはBCHのマイニングに注力をしており、BTCのよりもBCHの発展を臨んでいる。
おそらくこのマイニングマシンはBCHでの購入が想定される。
こういった意味でBCHの相場が急反応を示したのであろう。
※Jihan Wu氏のTwitter参考

<今週の見通し>

仮想通貨市場は総じて堅調となりつつあり、今週もその値動きは堅持されるものと思われる。
不確定要素は米国証券取引委員会(SEC)によるビットコインETFの承認の是非を問う問題、及びRipple社が主催のカンファレンスがサンフランシスコにて本日と明日(10月1日・2日)開催されている。
XRPにとってサプライズな発表があるか注目となるだろう。
失望売りは「セル・ザ・ファクト」に注意をしながらトレードしていくべきだと考えている。

今週も各通貨ペア、チャート分析をしていこう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 10月1日 ~ 10月7日】
想定レンジ:65万円 〜 85万円
コアレンジ:70万円 ~ 80万円

■出所 BITPoint BTC/円(レバレッジ)

ビットコインから分析をしていく。(以下、BTC)

先週は76万円台の直近高値まで上昇する場面があったが、押し戻されて下落、その後、ジリ上げ推移でまた上昇をしてきている。
短期勢がレバレッジ市場でショートした可能性が高い。
彼らは必ず買い戻しをしなければならないため、昨日あたりはその利食い組の断続的な買いが入ってきているように感じられる。
出来高も大きく増えることなく、レンジ相場らしい出来高となっている。
しかし下値は確実に切り上がってきており、買い手に回るプレイヤーが増えてきているようだ。
雲の先端も間もなく捻れ、遅行線も今週中にはローソク足をクロスして陽転するだろう。
「三役好転」のシグナルが出現する可能性が高まってきた。
そして直近BTCの雲の上限はちょうど80万円に位置する。
ここを突破すれば比較的大きな上昇相場に恵まれるだろう。
こうなれば90万円が見えてくるため、今週中に一度80万円まで上値を伸ばしてほしい。
明日あたりから雲の薄い部分に差し掛かるため、上値を伸ばしやすい展開だということも付け加えておく。
買いポジションキープ、そして74万円をバックに少量追加ロングで望みたい。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 10月1日 ~ 10月7日】
想定レンジ:20,000円 〜 35,000円
コアレンジ:23,000円 ~ 30,000円

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。(以下、ETH)

雲がようやく近づいてきており、今週はこの抵抗帯の中に突入できるかが焦点となる。
今週はビットコインキャッシュやリップルに主役を奪われる可能性があり、買い目線ではあるが、特に注力したいコイン投資とは思えない。
高値は30,000円程度の目処としてみておきたい。
どちらかというとBTC価格に引っ張られて連動するような値動きを想定している。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 10月1日 ~ 10月7日】
想定レンジ:50,000円 〜 75,000円
コアレンジ:57,000円 〜 68,000円

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュ分析に移る。(以下、BCH)

下降トレンドラインにて3点止めのポイントに差し掛かった。
今週は4度目のトライなるか!?ということで、おそらく上に抜けてくると想定している。
トレンドラインで4度も止められるラインは滅多になく、反転を始める初動のポイントとなりやすい。少なくとも為替の値動きを見ている経験上、このパターンが当てはまりやすい。是非参考にして頂きたい。
一目の雲の先端は間もなく捻れそうで遅行線もあと2日後にはローソク足より上に抜けてくるだろう。
雲の比較的薄いポイントに差し掛かってくるため、「三役好転」の合図が出やすい。

■参考:アドバンスチャートと一目均衡表使い方

こちらは期待したいところだ。
冒頭でも記述した通り、BCHのファンダメンタルズで大きな好材料が一つ出てきた。
投資家の買い意欲は引き続き旺盛であると考えている。少なくとも次世代マイニング機の凄さがこれから世界に浸透していくはず、だからだ。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 10月1日 ~ 10月7日】
想定レンジ:6,000円 〜 8,000円
コアレンジ:6,500円 ~ 7,500円

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。(以下、LTC)

こちらも先週は大きな上昇がみられ、直近の高値を一時超える場面があった。
雲の中についにローソク足実体が突入し、雲の先端は捻れて陽転をした。
BCH同様に2日後にはおそらく遅行線がローソク足実体を抜けてくることになるだろう。
LTCは早く三役好転を実現しやすい段階にきている。

■参考:アドバンスチャートと一目均衡表使い方

BTCとの連動性がより明確になってきた。
先週は突如、非常に大きな買い観測が出来高で見られる。
なにかポジティブ材料が控えている可能性が高い。
投機筋の誘いに乗ってみるのもよいだろう。
LTCは今週買い戦略で望みたい。6,600円をバックに買いポジションの構築を狙っていきたい。今週のターゲットは7,500円、そして7,500円を超えたら8,000円を視野にトレード戦略を練っていきたい。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 10月1日 ~ 10月7日】
想定レンジ:40円 〜 100円
コアレンジ:50円 〜 70円

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル戦略に移る。(以下、XRP)

70円超えが視野に入ってきた。
直近もっとも勢いがあるのがこのXRPとなる。
本日から開催されているリップル主催のカンファレンスにて、サプライズが出るか注目となっている。
昨年も同時期に開催されており、400円超えを実現した上昇の起点となったのがこのカンファレンス「Swell」であろう。
米国で開催されるため、速報には気を配りたいところだ。
直近高値は90円となっており、ここを超えてくると真空地帯のため、値が飛ぶ可能性がある。
ここは売り物がない領域なので高値を検討することは非常に困難となる。
昨年提携された、慈善活動団体、ビル・ゲイツ財団との進展も気になるところだ。
数兆円規模も資産を運用し、社会貢献向けに使われる資金であるが、発展途上国向けにリップルの送金システムを提供し、寄付はもちろんのこと、国際送金を簡単にできる仕組みづくりに尽力されている。
この1年での取組みは進捗として発表される可能性が高く、その内容には注目したいところだ。
XRPは買ポジションキープで望みたい。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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