BITPoint Weekly Market View(Aug.20)

        

<先週の相場振り返り>

今週から夏休み明け相場となる。
仮想通貨市場の流動性も少しずつ回復し、本来の流動性に戻っていくだろう。
この2週間、下落トレンドに転じ、75万円割れでは一度現物のポジションは全てカットしていた。
その後、レバレッジ取引でコツコツ戻り売り相場が続くも、先日からBTCが再び底堅い展開となってきた。
しかし、米国最大手のcoinbase社CEOのインタビューでBTCが下落相場なのにも関わらず、毎日5万アカウントの口座開設があると発言し、相場が急騰した。
また決済アプリ大手、スクエア社が米国50州で認可の取れたBTCも取引できるアプリケーションをリリースと発表。そしてこのダウンロード数が3350万件を突破し、話題となった。米国の人口の10%強の値するため、coinbase社CEOの発言にも信憑性が増している。米国での浸透率は日本を超えてきている可能性がある。
実需というものが着実に伸びてきているので、下サイドを狙う投機筋も少し見方を改めはじめたのかもしれない。
こういったやり取りが夏休みの間に多くあったため、14〜15日にはBTCのショート・ポジションを手仕舞い、70万円前後から買いポジションに転じている。
手前味噌で恐縮だが、リアルタイムで小生の動向を知りたい方はBitcoin-FXの購読検討をお願いします。

<今週の見通し>

今週は過去にもご紹介したプロシェアーズという商品名で各国の投資信託をリリースしているファンドがある。そのファンド申請しているBTC先物ETFの最終審査期限が今週とされている。
金曜日の午前中には判明するだろう。
市場では、また先送りだろうな、といった織り込み済みのネガティブ材料だと考えているが、もしこれが認可方向になった場合、相場は大きく反応する。
中堅どころのファンドの認可が降りたのならば、今後、大抵は認可が下りるだろうという意識に変わるはずだ。
9月のCBOEのBTCETFや11月のNASDAQ関連の仮想通貨取引所のリリースを連想させるであろう。これはかなりのポジティブ材料となる。
その場合、再び上昇トレンド形成となるだろう。

※以下、分析ツールは一目均衡表を使用している。
こちらのテクニカル分析ツールの使い方参考コラムは別途儲けてあるのでぜひそちらをご参考頂きたい。
アドバンスチャートと一目均衡表使い方

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 8月20日〜8月26日】
想定レンジ:65万円〜80万円
コアレンジ:70万円〜75万円

■出所 BITPoint BTC/円(現物)

ビットコイン分析に入る。
以前から、BTCメインのポジション取りを進めていたが、これは間違っていなかったと思われる。
下落はしたものの、アルトコイン全般はさらに安値を更新しているため、これだけでも本来のドローダウンを回避できたであろう。
引き続きBTC中心に投資比率をキープしていきたい。
添付チャートでは直近のレジスタンスラインが73万円台に引け、そして75万円前後も意識される展開となるだろう。
ここを超えた場合、ストップロスを巻き込んで大きく上昇をする。
上値の目処は一目の雲の下限であろう。
80万円手前では一旦利益確定に動く予定だ。
今週も押し目買いスタンスで買い方向でいく。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 8月20日〜8月26日】
想定レンジ:25,000円〜40,000円
コアレンジ:28,000円〜36,000円

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。

イーサリアムは非常に軟調な展開で推移をしている。
ICOで資金調達したETHの投げ売りが入ったようにも思える。資金調達した額から目減りが続くため、昨年末から今年にかけてETHベースで資金調達した企業は大きく損失を出したと考えられる。リリースするコインの時価総額すら、悲惨なものとなったと言えよう。
ETHの値動きをみると、これでICOの実需がさらに冷え込むように思え、新規の買いが入りにくい。しばらくBTC人気に押されて影を薄めるかもしれない。
しばらく様子見といきたい。
まず出来高が減少して小動きになってから手を出したいと思う。ステイで。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 8月20日〜8月26日】
想定レンジ:55,000円~78,000円
コアレンジ:58,000円~72,000円

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュの分析に移る。

直近7万円近辺のレジスタンスラインを超えられるかが注目される。
BTCが75万円を超えられれば、連れ高になる可能性が高く、流動性が薄いBCHの上昇率は大きくなるだろう。短期的に勝負にいっても面白いかもしれない。
その場合、8万円の手前近辺で利益確定をすると良いのではないだろうか。

またもう一つのポイントとしては、今から数えて10日〜2週間後に一目の雲の薄いポイントが8万円前後にみられる。
この時間的なタイミングと価格上昇のタイミングがあえば、簡単に雲を上抜けることができそうだ。そうなれば10万円が視野に入る。その頃には、一目均衡表でいう、三役好転となっているので、上昇トレンドに期待がかかる。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 8月20日〜8月26日】
想定レンジ:5,000円~10,000円
コアレンジ:6,000円~7,000円

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。

まず直近の下落で出来高が急増しているのが伺えるだろう。
投げ売りが入った証拠であろう。
この下落トレンドが止まるかどうかは定かではないが、出来高が減少し、チャート上に記載した通り、小動きの展開となれば、上昇トレンドに回復できると考えている。
BTCに似た値動きをするのがLTCのため、出遅れでよく値が動くことが多い。
8000円を超えられた場合、次は10000円が視野に入ってくる。
BTCETFで盛り上がっているが、いずれ、LTCETFといったものが噂されれば非常に大きな上昇となるだろう。
ETHやBCHといった難易度の高いネットワーク系コインを目指しているものではないコインなので、案外LTCETFは早く実現するようにも考えている。とはいってもまだ来年以降の話になるが純粋なPoWコインとしては再度どこかで大きなトレンドが入るように考えている。
現状は様子見だが、今後の上昇に期待したい。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 8月20日〜8月26日】
想定レンジ:28円 ~ 48円
コアレンジ:33円 ~ 41円

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析に移る。

アルトコインの中で最も元気のなかったコインの一つであろう。
先月のBTC上昇についていくことができず、下落するときは派手に下落をする。
最安値近辺からさらに40%のダウンを示現されてしまうと投資家も根負けするだろう。出来高は見ての通り、さすがに諦めて投げ売りするリップラーは多かったようだ。
中長期投資家の白旗をあげはじめているように思える。
XRPの値動きはLTC同様にもうしばらく様子見としたい。
まずは出来高が減少傾向に転じ、ゆっくりと推移を始めたタイミングで入りたい。
直近は50円近辺にレジスタンスラインを引けるが、回復して48〜50円程度かな、とも思える。またBTCだけが上がり、XRPをはじめアルトコインが下がるといった展開はここ数ヶ月繰り返しているため、このトレンドが変わるか注目しておくべきだろう。

今週もコアポジションはBTCで考えている。BTCETFという最も話題になるファンダメンタルズがある以上は、この波に逆らわず、BTCトレードに専念をすることを個人的におすすめしたい。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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