BITPoint Weekly Market View(Apr. 16)

        

<先週の相場振り返り>

仮想通貨市場は全体的に大きく上昇。 今回の上昇は力強さを感じており、期待が持てる。 先週コラムを書いているときと同じように雰囲気が良い。単なるトレーダーとしての勘ではあるが、もう一段高があるように思える。 ビットコインは今週どこかで一度100万円のトライをみせるのではないかと考えている。 今回の上昇要因はイスラム圏でのビットコイン投資への容認観測が浮上し、これがキーポイントとなった模様だ。 イスラム圏では、イスラム法という独自の法も設定されており、豚肉を食すことを禁止されているように強い効力を持っている。 ビットコインなどの仮想通貨への投資をここで制限されてしまうと非常にネガティブであったが、イスラム圏でもブロックチェーン技術に注目が集まっているようで、中東のオイルマネーも虎視眈々とこの投資機会を伺っているようだ。

正式に容認となれば、サウジやカタールの投資ファンドもオフィシャルに参入してくる可能性があり、数兆円単位で動いてくる彼らのキャッシュフローは大歓迎だ。

この期待もあり、一部の筋が強気に転じたのであろう。小生もその一人ではあるが、彼らのマネーパワーは株式市場でも為替市場でも存在感が大きいことを知っているからだ。 現在、株高からくる次の投資先への機会を彼らも狙っているだろう。 原油価格も上昇し、産油国の財政危機もかなり緩和されたと考えてよい。 次の予算で新たな投資先を探ってくるに違いなく、間違いなく候補の一つとしてあがっているだろう。

<今週の見通し>

さて、前置きが長くなったが、今週のストラテジーは買い一辺倒で行く予定だ。 ともあれ、すでに買い持ちしている方々は静観で問題なく、押し目があったら追加していくぐらいで結構である。 今回の上昇に出遅れてしまった投資家の方々は押し目ポイントを小生の各記事に記載しておくのでぜひ参考にしていただきたい。

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 4月16日 ~ 4月22日】 想定レンジ:75万円 ~ 110万円 コアレンジ:80万円 ~ 100万円

■出所 BITPoint BTC/円(現物)

まずビットコインだが、先々週のコラムで記載させて頂いた通り、米国と日本の確定申告に掛かる納税期限が今週に集中している。(※韓国は5月末のようです。) すでに先週までにそれらの利益を確定し、現金を確保した投資家は多いだろう。 遅くとも今日明日までにそれらを行動に移さなければ、出金処理なども勘案すると間に合わなくなる。

よって、個人から生まれる売りは一旦収まるのではないかと考えている。 この考えは前々回から変わっていない。 出来高もご覧頂きたいが、盛り上がっているのはその証拠かもしれない。 但し、買い優勢で推移したことは非常に大きい。

今後、売りをぶつけられる玉が減ると考えると同じ出来高をキープするだけでも大きな上昇につながるだろう。 80-100万円レンジの考えに変わりはないが、先に100万円をつけに行くのではないかと考えている。 もし、80万円台前半に下落するタイミングあるようならぜひ買いで参入すべきだろう。 指値注文も多用して、いくつかセットしておくのも手である。 BTCに強気の方なら是非そうされたほうが良いのではないだろうか。

また短期的な利食いの目安だが、100万円前後でさすがに一度利食いに押される可能性が高い。ここで一度利益確定をしておくと良いだろう。

もちろん、一部で良い。そしてまた押したところを買いで参入する準備もしておくと良いと考えている。 今週の個人的なトレードプランはこのように考えている(笑)

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 4月16日 ~ 4月22日】 想定レンジ:42,000円 ~ 80,000円 コアレンジ:50,000円 ~ 70,000円

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。

前回のコラムで記載したとおり、下降トレンドラインを抜けてきてきたことをきっかけに上昇傾向になった。 テクニカル的に条件が整ったあとは、ちょっとした好ファンダメンタルズが重なると内容以上に大きく上昇をしやすい。

ここ数か月はテクニカル的に厳しい形状だったため、悪材料に敏感だったがそのターンは終わったと考えている。 今回はその逆のターンに移行しつつあると考えてよいだろう。 ETHは安値からすでに1.5倍ほど値上がりをしており、リップルと並んで上昇率は優秀だ。 今回から半年ぐらいかけて大きな上昇となるものならば、BTCの時価総額に追いつくと考えているため、長期的にも期待したい。 現在、6万円のレジスタンスラインに阻まれているが、抜けてくると8万円がターゲットになってくる。 5通貨ペアの中で個人的に最も強気に転じているのはETHのため、ポジション比率はETHを多めにしている。 出来高もここ数日は低調に推移をしているため、まだ伸びしろは大きいのではないかと考えている。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 4月16日 ~ 4月22日】 想定レンジ:65,000円 ~100,000円 コアレンジ:75,000円 ~ 95,000円

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュ分析に移る。

レジスタンスラインを突破し、8万円台に乗せてきた。 今度は8万円がサポートラインとして機能してくるので買い向かうならここをバックに買うと良いだろう。 上値の目処は10万円として、短期的なターゲットとしたい。 出来高も低調なので注目度は低い。投資チャンスではあることは間違いない。

また5月に予定されているハードフォークにも注目が集まる。 (昨年末に発表されていたロードマップ通りに事が運ばれている模様。) 32MBへ容量を拡張し、トランザクション量が増加する見込みだ。またスマートコントラクトに似た技術、カラードコインの実装(復活)を実現し、ブロック生成間隔も段階的に縮めるとのこと。

まだ5月実施が確定的となったとも言えないがバージョンアップできるなら期待は大きくなるだろう。 セルザファクトも狙って予め仕込んでおくと面白いかもしれない。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 4月16日 ~ 4月22日】 想定レンジ:10,000円 ~ 20,000円 コアレンジ:12,000円 ~ 18,000円

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。

底堅かった分、上昇幅も少し控えめとなっている。 レジスタンスラインの15000円を抜けてくると上昇に弾みがつくだろう。 他のコインと物足りなさがあるが、どこかで加速するタイミングは必ず来ると考えているので期待したい。

但し、今週に限っては、BTCやETH投資の方が分があるように感じる。 売り払う必要はないが、投資優先順位的にはLTCは後にしておいても良いかもしれない。 もちろん、上昇目線であることには変わりはないが。。。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 4月16日 ~ 4月22日】 想定レンジ:60円 ~ 100円 コアレンジ:65円 ~ 90円

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析に移る。

仮想通貨のポンド円のように見えて毎度仕方がない(笑) (ボラティリティが大きく、変動幅が大きいという意味。) 上昇下落が大きいことが特徴のXRPであるが、今週も大きく上昇したり下落したりと流動性あふれた動きになるだろう。 基本、小生はXRP短期トレードしかやらないため、目先のことしか語ることができないが、ターゲット的に100円ぐらいまではきたいできるのではないかと考えている。 但し、100円も超えるならオーバーシュートと判断して売りをぶつける予定だ。 4月のロックアップ放出分の売りをぶつけた可能性はまだ低いと考えており、そのタイミングを模索している。 その後、また下落したところを押し目買いするという作戦だ。 80円抜けたタイミングでは勢いを増して大きく上昇するように考えている。 その後、どこかのタイミングで反動の下落があると考えているのでそこまでに売り抜ける予定だ。

押し目があるなら、70~75円程度ではないだろうか。 80円を超える前に先に押し目がくるならそこはあえて買ってみたいとも考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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