BITPoint Weekly Market View(Mar. 5)

        

<先週の相場振り返り>

先週は米国最大手であるコインベース取引所でのBTC取引が一時的に中断されてしまい、BTCが下落するタイミングがあったものの、価格は堅調に推移をした。 悪材料ではあるが、下値は限定的であった。悪材料にはあまり反応をしなくなってきていることが確認された。

またドイツでは支払いに使われる仮想通貨への課税を非課税とし、マイナー手数料でさえも非課税と決定した模様だ。 詳細は定かではないが、マイナーが得るBTCに対して非課税の場合は非常に大きい。 ドイツを拠点とするマイナー企業が現れるかもしれない。今後の動向に注目だ。

<今週の見通し>

今週も比較的大人しい値動きで推移すると考えている。

注目は約2週間後に控えたアルゼンチンでのG20の財務相・中央銀行総裁会議になる。

フランスとドイツから仮想通貨に対しての世界的な規制と枠組みの提案がなされるようだが、まだ具体的な草案は報道されていない。 厳しい締め付け内容が事前にリークされて報道されるとかなりネガティブに市場はなるだろう。

逆に良い規制、規律ある枠組みを提案された場合、仮想通貨市場はポジティブになり、市場全体が大きく上昇していく可能性がある。 今週は買いポジション継続しつつも大きな追加の買い入れはせず、様子見スタンス中心でいこうと個人的に考えている。

さて、各コイン分析をしていこう。

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 3月5日 ~ 3月11日】 想定レンジ:100万円 ~ 135万円 コアレンジ:110万円 ~ 127万円

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■出所 BITPoint BTC/円(現物)

今週は買うとしたらBTCが良いと考えている。

昨年末、他のコインより下落が早くはじまっていたため、回復時期は早いように考えている。 イーサリアムやビットコインキャッシュなどと比較しても回復力は著しい。 今週中ぐらいに一度130万円のレジスタンスラインに挑戦するタイミングがあるのではないだろうか。 ここを上抜けると、先週も申し上げたとおり、逆三尊が完成される。 テクニカル的に買いのサインが点灯するため、少しだけ先駆けて買い持ちをしておきたい。 変動幅が狭くなっているので浅い押し目で入ってよいだろう。 出来高も冴えていないため、そこまでしっかりとした押し目は作らないように考えている。

具体的な価格は申し上げにくいが、110~120万円の間ならば一度思い切って買ってみて、125万円~130万円ぐらいをターゲットに短期トレーディングも良いように考えている。 130万円を超えた場合、次のターゲットは150万円近辺で考えているため、残りのポジションはこの近辺までホールドしていると良さそうだ。

あと今後のパターンとして少し考えているのが、昨年よくあったBTCだけ上がってアルトコインがイマイチ上昇しない現象だ。 今回もこのパターンだとすれば、BTCだけ先行してあがる可能性がある。

癖があるのは、BTCの押し目のタイミングなのにアルトコインが下落するパターンだ。 この際、アルトコインばかり持っていると仮想通貨市場全体の時価総額はあがっているのに自分の資産が目減りしてしまうタイミングもあるのでうまく分散投資をしておいて頂きたいと思う。 アルトコインの価値はBTC建てで評価される一面もあるのだから。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 3月5日 ~ 3月11日】 想定レンジ:80,000円 ~ 110,000円 コアレンジ:85,000円 ~ 105,000円

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■出所 BITPoint ETH/円

次にイーサリアムに分析に移る。

こちらはアルトコインの中でも上がらず下がらずに判断が難しいところだ。 但し出来高は非常に理想的な状態と個人的には考えている。 取引高の減少が続いているので、投資家からの注目は低い。これが一度上昇トレンドに入れば、一気に注目をあびるため、買いが買いを呼ぶ展開が予想される。 まだ味気ないチャートだが、監視をしておいて頂きたい。

特に11万円を超えたタイミングからならば期待がもてるだろう。 ここを超えると14万円付近のレジスタンスラインまで上値が伸ばせると考えているため、ある程度の買いポジションをホールドし、上昇をはじめたタイミングで追撃買い増しを狙うと良いだろう。

移動平均線も短期・中期・長期全て重なっている。 上昇トレンドの始まりになると、短期→中期→長期と上向きで徐々に帯が拡大していくように広がっていく。こちらの動向にも注目をしておいて頂きたい。

ただ、もう1週間から10日ぐらい、この価格帯で煮詰まって停滞していたほうが後々大きく上昇しやすくなるのではないか、との予測も付け加えておく。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 3月5日 ~ 3月11日】 想定レンジ:10万円 ~ 18万円 コアレンジ:11万円 ~ 16万円

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■出所 BITPoint BCH/円

ビットコイン・キャッシュ分析に移る。先週と変わらず予想レンジ幅はこの程度となっている。

こちらも非常によい形状になってきた。 下降トレンドラインを右に抜けてきており、イーサリアムと同様に出来高も減少、ローソク足の実体も小さくなっていることから、大きな陽線がでたら勢いが続きやすいだろう。

ただ、移動平均線の位置関係からすれば、もう少し大人しく推移する期間がほしい。 ざっと2週間程度だろうか?

よって、もう少しだけ押すタイミングがあるかもしれないのでこちらは10万~12万円ぐらいの価格帯で押し目を待っていても良さそうだ。 BCHの買いを狙っている方ならば、指値注文をして放置しておくと良いのではないだろうか。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 3月5日 ~ 3月11日】 想定レンジ:18,000円 ~ 30,000円 コアレンジ:20,000円 ~ 27,000円

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■出所 BITPoint LTC/円

ライトコインの分析に移る。

先週から買いを始めてホールド継続中だ。 アルトコインの中でも反発後の持ちこたえが良いため、安心してホールドできる。 イメージ的には三角持ち合いを形成する想定でいる。 よって、2万円近辺まで今一度下落するならば、買い場ということになる。それを割り込むとストップ・ロスを誘発しそうなので注意だが、リスクリワードを考えて勝負するなら20,000円~20,500円ぐらいがよいかもしれない。

こちらも当面買い持ちをする予定だが、しばらく横ばいの推移と考えている。 いずれにG20までは横ばい推移を各コインともにするのではないだろうか。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 3月5日 ~ 3月11日】 想定レンジ:85円 ~ 125円 コアレンジ:90円 ~ 115円

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■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析に移る。

1時間足だが、数時間前から大きく上昇が始まった。 今のところ材料が見当たらないが、仕手筋のようなものが仕掛けているのかもしれない。 ロックアップ放出分が既に10億XRP放出されたかは定かではないが、さすがにまだ数日以内に放出が完了したとは考えにくいので深い押し目を待ちたい。 この上昇に乗じて売りをぶつけられてしまえばまた90円台に戻ってしまうからだ。

ただリップルは上下のボラティリティが激しいため、往復で短期トレードを楽しむことができる。 今週は100円がサポートとなるか注目だ。

まずはここをバックにトレード戦略を考える投資家が多いはずなので最初の押し目はサポートされる可能性が高い。 リップルの場合も日足で長期チャートを閲覧してみたが、かなり煮詰まっていた。 ボリンジャーバンドもかなりスクイーズしており、上昇を始めるとまた止まらない形状にテクニカル的にはなっている。 昨年はアルトコイン祭りの火付け役に何度もなっていることからリップルが盛り上がらないと他のコインも盛り上がらないため、期待はしたいところだ。

ターゲット的に125円~130円のレジスタンスゾーンを超えると一気に150円近辺まで上昇しやすいと考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FXトレーダー兼FXコラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
複数のポータルサイトにて執筆活動も精力的に行うなど、各種メディアへの出演も多数。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。自身のWebサイト(Bitcoin-FX)でも積極的に情報発信を行う。
近著に『トレードは週1回! 少額でも月30万円儲かるビットコイン革命』。


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