BITPoint Weekly Market View(Feb. 12)

        

<先週の相場振り返り>

米国のBitfinex社のテザー問題は一旦収束に向かっているようだ。 CFTC(米商品先物取引委員会)の公聴会では終始、穏やかな雰囲気で進められたようで、そもそもテザーに関する目立った言及は特になかったとのこと。

また委員長からも仮想通貨市場の正しい方向性への導きを説き、ビットコインがなければ今のブロックチェーン技術はなかったとし、若い世代の投資チャンスを摘むものではないとしていたようだ。 併せて、仮想通貨(BTCやETHなど)はICOトークンと別物だと強調する向きが多く、非常に言葉を選んだ質疑応答が行われた模様である。

これを受けて先日は最安値圏から急騰し、ビットコインは60万円代から一気に90万円台へと価格を回復させた。 これは非常にポジティブな材料と捉えてよいだろう。 大きな流れが変わる日であったことは間違いない。

<今週の見通し>

正直、先週の水曜日はこの公聴会にかなり気を使っていた。 情報をキャッチするのに手一杯でもあった。 米国の証券や商品関係の委員会が「No」といえば、世界が「No」ということにもなりかねない。 米国が世界の金融の中心であるため、影響力は甚大である。

BTCはさらに急落する可能性が大いにあったがこのような非常に有意義で前向きな発言があったことから、相場が一気に1.5倍になったのであろう。 長い下落局面を得て市場が相当痛んでいるだろうが、徐々に価格の回復が望めると考えている。

以下、今週の見通しを紹介していこう。

<BTC/円 レバレッジ市場 価格帯予想 2月12日 ~ 2月18日>

想定レンジ:75万円 ~ 130万円 コアレンジ:80万円 ~ 110万円

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■出所 BITPoint 現物 BTC/円

BTC日足分析をしていく。

下降トレンドラインを右に抜けてきている。これは朗報だ。下落局面も最終局面orボトム圏脱出の兆しとなるため、もうしばらく同価格帯で推移を続けてほしいのが本音だ。 出来高もこれからもう少し低く推移をしてくれれば、今回の下落局面の落ち続きどころは80 ~ 100万円で判断しやすいだろう。 「買い」の合図である。 100万円を上抜けると、上昇に勢いがつく形状であるので、それまでには打診買いでも良いので現物の買い仕込みをしておくと良いだろう。

次のレジスタンスラインは130万円になる。 もし好材料が出て高値を更新していくようだと、このあたりが目先の大きなポイントとなりそうだ。 ここまでは買いで勝負し、レジスタンス近辺で一旦利食いのチャンスだと考えている。

<ETH/円 価格帯予想 2月12日 ~ 2月18日>

想定レンジ:75000円 ~ 120000円 コアレンジ:80000円 ~ 110000円

20180212-ethjpy

■出所 BITPoint  ETH/円

続いてイーサリアム分析に移る。

こちらはまだ下降トレンドラインが抜けてきておらず、もう1~2日、時間が必要だ。 ともあれ、直近の最高値からの下落率から考えれば、BTCよりは優秀であろう。 他のアルトコインと比較すると、史上最高値からの半分程度の価格で踏ん張りを見せているのは堅調な証拠であろう。 個人的には、直近一番強気でポジションをとったのがこのイーサリアムだ。

出来高はBTCと比較して落ち着いてきており、短期ポジションは抜けきったと考えている。 今後も下値は堅いだろう。徐々に上値を切り上げていく展開を予想している。

イメージとしては10万円を越えた場合、上げ足を早めそうだ。 ターゲット的には12万円を予想しており、このあたりで一部利益確定をすると良いだろう。 浅い押し目を待ちつつ、さらに上値を伺う展開なら、同値でもよいので再度買い向かうとよさそうだ。 小生は今週この戦略で相場に臨もうと考えている。

今年は米国からのイーサリアム系のETF上場の話が増えてくるであろう。 BTCの時価総額に迫るタイミングがあるかもしれない。 その時に向けて長期ポジションもこのタイミングでぜひ持っておくべきではないだろうか。

<BCC/円 価格帯予想 2月12日 ~ 2月18日>

想定レンジ:10万円 ~ 16万円 コアレンジ:11万円 ~ 15万円

20180212-bccjpy

■出所 BITPoint  BCC/円

ビットコインキャッシュをみていく。

こちらはBTCやETHと比較して少し違う形状をしている。 12月に史上最高値をつけてから長らく低迷が続いている。 今回の下落もかなり大きく影響を受けてしまった。 まだまだ膿を出し切れていなかったようだ。この分析は小生的にはちょっと反省気味だ。 投機ポジションの現象をしっかりと読み切れなかった。

今後の戦略としては、今週あたりで再び出来高が減少し、おとなしく推移を始めれば、再投資をはじめる。 完全に個人的な希望ではあるが、13万円前後で推移を数日してほしい。 真横に推移し、コマ足をいくつも形成してくれるならば少し安心して買いにいける状態だ。 もう2~3日様子をみてから判断したいと考えている。

また目先、15万円台のレジスタンスラインを抜けてこれば、上昇に弾みがつきやすいだろう。 ポジティブ材料が出て、このラインを超えて行くようなら打診買いをしてもよいと考えている。

<LTC/円 価格帯予想  2月12日 ~ 2月18日>

想定レンジ:14000円 ~ 24000円 コアレンジ:15000円 ~ 19000円

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■出所 BITPoint  LTC/円

最後にライトコインの分析をしていく。

ライトコインに関しては少し強気である。 先週の下落も直近安値を割り込むことなくダブルボトムを形成中となっている。

目先、19000円を超えてこればダブルボトム完成となり、上値は一気に拡大されるだろう。 ターゲット的には24,000 ~ 25,000円近辺が狙えるのではないかと考えている。

こちらのチャートは1時間足になるが移動平均線が短期・中期・長期が重なっている。 値動きが煮詰まっている証拠なので、動いた方向に順張りで付いていきやすい形状であろう。 上に抜けて行った場合、チャート形状で一番ついていきやすのがこのライトコインだ。

今週もイーサリアムとライトコイン中心に買い戦略で勝負しようと考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FXトレーダー兼FXコラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
複数のポータルサイトにて執筆活動も精力的に行うなど、各種メディアへの出演も多数。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始した。


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