BITPoint Weekly View(Oct. 16)

        

<先週の相場振り返り>

ご存じのように、BTCは史上最高値を更新中だ。 60万円を超えると加速して一気に65万円前後まで上値を伸ばした。 高値を付けた取引所では67万円近くまでオーバーシュートした模様。

引き金となったのが、BTC/USDチャートの市場最高値更新だった。 5000ドルを突破した拍子に一気に上値攻めとなり、連れてビットコイン円も60万円を越えた恩恵もあり、連鎖的な勢いに乗じて5800ドルまで上値を伸ばした。

ドル円が112円前後なので、1.12倍してやればよい。 BTC/JPYは現在64万円前後なので、これまたBTC/USDが6000ドルを突破するタイミングでその勢いの恩恵を受けることとなるだろう。

<今週の見通し>

70万円をこの土日に一度トライするような値動きになるかもと、個人的に考えていたがそんなに甘くなかった。 しばし小休止を挟む格好となっている。 今週の投資戦略としては、おおよそ60万円~66万円レンジでもうしばし停滞し、今週後半~日曜にかけて上値攻めする展開を予想している。 以下、テクニカル分析をしていこう。

<BTC/円 レバレッジ市場 価格帯予想 10月16日 ~ 10月22日>

想定レンジ:600,000円~730,000円 コアレンジ:週前半:600,000~650,000円 週後半:650,000~700,000円

■出所 BITPoint MT4 BTC/円 ※ボリンジャーバンド±3σ SMA30 MACD

上記はビットコイン円FXの日足である。 ボリンジャーバンドはエクスパンションを開始し、+3σにタッチした。 日足ベースでみていると、もう一度3σをタッチするほどの勢いある上昇を望むならもう2日程度は現在の水準でとどまる必要がある。 今現在から、上値攻めしても息切れしてしまうからだ。

理想としては前述通り、もう少しだけ小休憩を挟んでほしい。 ボリンジャーバンドの+1σ~+2σの間で推移をするタイミングがあれば、そこが短期的な仕込み場になるであろう。 火曜~木曜あたりで考えている。

そして理想形をもう少し紹介すると下記の形状となる。

こちらは4時間足であるが、イメージとしては先々週の値動き形状と似たような形になってこれば、シメたものである。 今回のレンジ相場も水色のゾーンで形成し、最終的にはピンク色のゾーンの狭いレンジで推移をはじめると、上値ブレイクは間もなくであろう。 MACDも下落し、再び上昇エネルギーを貯め込む時間があるため、徐々に条件が整ってくる。

こういった理由から、今週後半から週末にかけてが勝負となるのではないかと考えている。

<ETH/円 価格帯予想 10月16日 ~ 10月22日>

想定レンジ:30,000~44,000円 コアレンジ:33,000~40,000円

■出所 BITPoint  ETH/円

イーサリアム円日足分析をしていく。

今週はイーサリアムのメトロポリス(4段階の開発段階のうちの3段階目の大型アップデート)の一つ、ビザンチウムというハードフォークが行われる。 内容的にはグレードアップしてよりよいコインの誕生という認識頂ければ良い。 ただあまりにもわかりきっている内容のため、直近の出来高が増加して、価格が多少上昇したに過ぎない。 ビットコインが先週から20%上昇していることを考えると、物足りないだろう。

このイーサリアムチャートでは、先週も先々週もところどころ出来高が増加しているが、そのタイミングは全て上昇している。 ということは、イーサリアムに期待している投資家が既に買い終えていると解釈してよい。 こういった相場でよくあることは、「セル・ザ・ファクト」だ。 事実で売れということにある。 もしかしたらハードフォーク終了後、期待した値上がりがなかったことで売りに転換されるかもしれない。

こういった意味でまだイーサリアムを勝負するタイミングではないと考えている。 小生が買い向かうとすれば、このイベント終了後に急落が起きたところを拾う気でいくのが良いだろう。 またもし今週急騰する場面があったらそこは売り場となる可能性もある。 いずれにしても買いに向かうと高値掴みになりかねないので、長期投資で現物の買いをホールドしている投資家以外は様子見でよいだろう。 小生も急落したら買う、といった程度のスタンスである。

<BCC/円 価格帯予想 10月16日 ~ 10月22日>

想定レンジ:30,000~40,000円 コアレンジ:32,000~37,000円

■出所 BITPoint  BCC/円

最後にビットコインキャッシュの分析をしていく。 出来高も値動きも死んでしまっている。 明らかに市場の注目度がない証拠だ。

実はこういった低ボラティリティのタイミングが投資には非常によい戦略になるのだが、次週ハードフォークを予定されているビットコインゴールドがビットコインキャッシュよりも上位コインのため、どうしても買われにくい。 ビットコインキャッシュからビットコインに向かい、そしてビットコインゴールドを得たい投資家は既に引っ越しをしてしまっているように思える。 そういった意味で今週もビットコインキャッシュの短期的な目線を論じるのは非常に難しいのでトレードは控える方向で考えたい。

今週もビットコイン中心の相場になると思われる。 優先順位は今週もBTC>ETH>BCCで良いだろう。

■執筆者プロフィール
H&Iトレード株式会社
代表取締役 加藤 宏幸(通称:ひろぴー)

FXトレーダー兼FXコラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
複数のポータルサイトにて執筆活動も精力的に行うなど、各種メディアへの出演も多数。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始した。


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