BITPoint Weekly View(Jul. 03)

        

<先週の相場振り返り>
想定通り、かなり大人しい1週間であった。
ビットコインの値幅は2万円程度と方向感を失っている。
7月もビットコインのハードフォーク問題に揺れるため、大きな上昇は見込めないだろう。
コツコツと戻り売り戦略が引き続きワークしそうだ。
 
イーサリアムはICOEOSの上場により、大きく値を崩した。
EOSで資金を集めたイーサリアムが大量に売られたようで、これが原因となって価格が大きく崩れた。
この件に関しては、個人的にはひと段落がついたものと考えている。
 
やや下落が強かった分、ある程度の戻し相場があるのではないだろうか。
 
アルトコイン市場はイーサリアムにつられるように下落したが、一過性のものと考えている。
おおよそ、直近の高値から4050%程度下落したものが多く、短期の市場参加者は一気に逃げてしまっただろう。
 
今月中にアルトコインは一旦のボトムをつけると考えており、買い場探しの展開となるとみている。
 
<今週の見通し>
ビットコイン市場はおおよそ横ばいか上値が重く、ジリ安展開で考えている。
81日まで残り1か月を切った。
もうしばしこの問題の影響で上値が重いだろう。
 
そしてイーサリアムは値をある程度戻し、3万円台前半~中盤で一旦は落ち着きを見せるのではないだろうか。チャート分析をしてみていこう。
 
BTC/円 レバレッジ市場 価格帯予想 73日 〜79日>
 
想定レンジ:250,000円~300,000
コアレンジ:263,000円~293,000

■出所 BITPoint MT4 BTC/
 
ビットコイン円の日足 MT4でチャート分析をしていく。
いつものように、テクニカルはボリンジャーバンド±3σまでセット、中心線をSMA30で設定している。
 
価格は高値圏で推移を継続し、ボリンジャーバンドはスクイーズ期間へはっきりと移行しつつある。
エクスパンションするにはもう12週間ほど必要かもしれない。
どちらかというと現状維持で耐えてほしい相場だ。
1か月平均線よりも下で推移をしており、当面この移動平均線をいったりきたりの展開と考えている。
MACD0.00に向かっており、上昇も下落も力関係がニュートラルに近づいている。
 
テクニカル的にも煮詰まりつつあるため、次のブレイクアウトはかなり走る可能性がある。
もし下方向にいってしまうと、ある程度の急落を覚悟しなければいけなくなるだろう。
ポジション管理にはぜひ気を付けて頂きたい。
引き続き、現物で買い持ちをしながらレバレッジ取引で戻り売り戦略が良さそうである。
 
BTC/円 4時間足>

■出所 BITPoint MT4 BTC/
 
今日はもう一枚のチャートを。
4時間足である。
MT4はクリック一つで時間足を自由に変更でき、チャート上に描いたラインやマークなども消えずに引き継がれる。
もちろんテクニカルも同じものが表示されて分析が非常にしやすい。
ぜひ分析の際は用いて頂きたい。
【ダウンロード先】:/tool/
 
それでこの4時間足だが、4時間足の30本移動平均線になるため、120時間(5日間)の平均値を表していることになる。
この中央線より下で推移をしていれば、5日間の平均以下(弱気)。
上で推移しているならば、5日間の平均以上(強気)。
 
このように判断できる。
 
現在はSMA30よりも下で推移をしているが、直近数日ベースだけで考えると下抜け失敗感があるので、ある程度の戻しが考えられる。
 
+1σ、または+2σあたりからショート指値をセットしておくとトレードがしやすいかもしれない。
一応、参考程度に4時間足も紹介をしておく。
 
 
<イーサリアム円>
ETH/円 価格帯予想 73日〜79日>
想定レンジ:25,000円~40,000
コアレンジ:29,000円~36,000

■出所 BITPoint  ETH/
 
最後にイーサリアムの日足である。
先日の記事通り、案の定2万円台後半で止まり回復傾向にみられる。
 
45000円から25000円と大きく値下がりをして市場は疲弊しているだろう。
こういった値動きのあとは、ローソク足の実体が短く推移する期間が長くなる。
これが数日間続けば急落の心配も徐々に薄れていくのではないだろうか。
 
これは為替でも株でもよく出てくる現象で、人間の心理上こういった値動きになるのだろう。
よく注視しておいて頂きたい。買いのチャンスでもあるためだ。
 
EOSの上場により、集めたイーサリアムの大量換金があったため、下落したがもうそういった類の下落は当面ないと考えている。
 
半値戻しである35,000円前後でしばし落ち着くのではないだろうか。
こちらは値固めの一週間となりそうだ。
ビットコインからの逃避資金も期待できるかもしれない。
 
この2週間、2600033000円で小生は比較的多めに買戻しをした。
もう一度押し目があったら最後の追加を入れる予定だ。
これでしばしホールドをしてみようと考えている。
 
 
 




■執筆者プロフィール
H&Iトレード株式会社
代表取締役 加藤 宏幸(通称:ひろぴー)


FXトレーダー兼FXコラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
複数のポータルサイトにて執筆活動も精力的に行うなど、各種メディアへの出演も多数。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始した。


 

免責事項・注意事項




トップへ戻る