BITPoint Weekly View(Jun. 26)

        

<先週の相場振り返り>
 
先週のBTC市場は比較的小動きの1週間だった。
高値は各取引所31万円前後、安値は日曜日の28万円台中盤と10%程度の値幅であった。
 
ビットコインのフォーク問題にも市場が慣れてきたのかもしれない。
おそらく誰もが7月中旬~下旬ごろに一度買い戻せばよいだろうと考えているに違いない。
そういった意味で、一斉に買戻しが殺到する可能性だってまだ残っていると思う。
 
ある程度手元にキャッシュを残して追加買付のチャンスを待ちたいところだ。
 
<今週の見通し>
米国での主要なフォーラムやカンファレンスは7月下旬までない。
722日:State digital money:ロサンゼルス)
728日:Washington DC blockchain conferenceWashington DC
 
81日のイベントを除外して考えるならば、7月に入ってから再び上昇をはじめるかもしれない。
今まで米国で開催されるイベント前には必ずと言っていいほど上昇をするからだ。
そういった意味で、もうしばらく高値はお預けなのかもしれない。
 
BTC/円 レバレッジ市場 価格帯予想 626日~72日>
想定レンジ:250,000円〜320,000
コアレンジ:280,000円〜310,000

■出所:BITPoint MT4 BTC/
 
先週からMT4(メタトレーダー4)の24時間365日稼働になったため、今週以降、こちらのチャート分析ツールを用いてテクニカル分析を実施していく。
FXユーザーには馴染み深いプラットフォームなのだが、株ユーザーや初心者の方にとってはご存じないと思われるので簡単に説明をしておく。
 
MT4はロシアのメタクウォーツ社が提供しているプラットフォームで、世界のFX業界の中では最も使われているツールの一つである。
 
動作が軽く、テクニカル分析も非常に豊富で使いやすさも間違いなく世界一という点で昔から人気がある。
 
なので、ぜひ皆さんもホームページからダウンロードして一度使って頂きたい。
 
MT4ダウンロード先ページリンク:/tool/
 
【テクニカル】
メイン:ボリンジャーバンド±13σ(シグマ)中心線30日移動平均線
オシレーター:ADX14、標準偏差26
 
ビットコイン円の日足分析をしていく。
 
ここしばらく日足が±1σの中に収まっていることがお分かり頂けると思う。
市場が落ち着き始めている証拠でもあり、次の大きなトレンドに向けてエネルギーを蓄えている準備期間と言っても過言ではない。
現在のボリンジャーバンドはスクイーズになりかけており、ここからさらに小動きを示唆している。
しばし様子見期間が一段と鮮明になってくるだろう。
 
レンジ相場を意識したトレードが良いかもしれない。
 
 
またオシレーターのADX14は標準偏差2625%ラインを割り込み始め、おとなしく推移を始めている。
2本同時に25%ラインを割り込むのは非常に稀だ。
ADXと変準偏差は25%ラインを超えるとトレンドが強くなる傾向があり、逆にそれ以下で推移を始めるとボラテリティ不足となりレンジ相場で推移することが多い。)
 
なので25%のラインを割り込み始め、下方向の向きになっていることから、こちらのテクニカルでも相場が大人しくなってきていることを示唆している。
よってこちらのオシレーターもレンジ相場を意識したインデックスになっているため、ボリンジャーバンドとの組み合わせの相性がよい。
 
いわゆるレンジ相場を示唆したテクニカル指標がいくつも出現していると解釈して頂きたい。
なので今週いっぱいもレンジ相場の可能性、またはフォーク問題を意識した戻り売りの局面が多いのではないかと考えている。
 
今週に限ってはまだ上値は重そうだ。
現物の中長期買い持ちをしながらレバレッジ取引で短期的な戻り売り戦略がベターなのではないかと考えている。
 
<イーサリアム円>
ETH/円 価格帯予想 626日~72日>
想定レンジ:27,000円〜40,000
コアレンジ:30,000円〜38,000

■出所:BITPoint
 
イーサリアム円の日足分析をしていく。
安値を徐々に更新中である。
ICOの件で相場が過熱気味だったが現在はその投機熱が冷めてきたようで下落してきている。
 
小生はイーサリアムもいくつか長期保有しているが、次の買い増しは2700030000円ゾーンで考えている。
 
暗号通貨は直近高値から40%程度の下落で切り返すことが多いため、それを狙ったトレードとなっている。
(おそらくフィボナッチの38.2%の押し目がワークしているものかと思われる。)
またサポートラインもこの近辺に引きやすいので、大きなサポート要因ともなるだろう。
 
ぜひここからは買ってみたいところだ。
 
また81日のフォーク問題に向けて、資本の逃避先がイーサリアムになる可能性だって十分にありえる。
その可能性にも備えて、我慢強く押し目を待ちたいところだ。
今週1度ぐらいはその価格帯でチャンスがあるかもしれない。
 
もう一つの可能性としては、現在のビットコインチャートのように持合い三角形をイメージしている。
 
その場合は33,000円~40,000円のレンジ相場の可能性もあるため、こちらのパターンも少し頭に入れて投資戦略を練って頂きたい。
 
 
 




■執筆者プロフィール
H&Iトレード株式会社
代表取締役 加藤 宏幸(通称:ひろぴー)


FXトレーダー兼FXコラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
複数のポータルサイトにて執筆活動も精力的に行うなど、各種メディアへの出演も多数。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始した。


 

免責事項・注意事項




トップへ戻る