BITPoint Weekly View(May. 08)

        

<先週の相場振り返り>
 
先週、一時的に暗号通貨市場の時価総額が5兆円を突破した。
時価総額5兆円規模と言えば、SONY1社分の時価総額程度だ。
この金額が大きいとみるか、小さいとみるかは各個人の自由だが、まだ暗号通貨市場全体でその程度の規模だということだ。
 
また先週はビットコインだけに限らず、イーサリアム、リップルの上昇も非常に大きなものとなった。
この上位3つ通貨だけで暗号通貨市場における時価総額の85%に値すると言われる。
イーサリアムは時価総額が1兆円を超えてきており、リップルも5,000億円を突破してきている。
ビットコインも間もなく時価総額3兆円を突破しそうな勢いで、ますます期待が高まってきている。
毎週のように暗号通貨市場にとってポジティブなニュースが流れてきているため、今後もさらに期待できるだろう。
 
 
 <今週の見通し>
さて、今週の見通しだが、各通貨、ほとんどが最高値を更新してきているため、目先、予想するのが非常に難しくなってきている。
高値を超えて高騰しているせいか、普段より価格差が生じて高ボラティリティになってきている。
過剰なレバレッジ取引は控えめにして現物をホールドしておきたい。
ビットコインの価格帯はかなり大きなレンジで申し訳ないが、下記のように記す。
 
 BTC/円 価格帯予想 58日~14日>
想定レンジ:150,000円〜200,000
コアレンジ:170,000円〜190,000

(出所:BITPoint
 
先週のコラムでは150,000円の突破した場合について書かせて頂いたが、そこからの加速はやはり凄いものがあった。
 
さすが暗号通貨市場といわんばかりにブレイクアウト戦略がよくワークする。
 
心理的節目になる20万円まであと2万円前後にまで迫ってきているが、大きな押し目よりかは先にこちらの高値を付けにくる確率のほうが高い気がしている。
 
ピンク色で囲ったポイントは出来高がそこまで伸びてきていないが、高値が高値を呼ぶ展開となっている。
取引ボリュームが減少しているのにも関わらず、価格が上昇をはじめているのでそろそろ注意をしておく必要があるだろう。
 
前例で言えば赤く囲ったポイントである。
ビットコインのハードフォーク問題に揺れて、大きく下落した期間を参考にすると、取引ボリュームが減っているのに価格が同じペースで下落していたことについて確認しておきたい。
 
板が非常に薄い状態だったからである。
 
この経験に学ぶと、現在はこの逆の現象が起き始めている。
今週、さらに上昇が加速したにも関わらず、取引ボリュームが付いてこないと警戒する必要があるだろう。
 
今週は特に注意して見て頂きたい。
 
 
ETH/円 価格帯予想 58日~14日>
想定レンジ:7,000円〜13,000
コアレンジ:9,000円〜12,000

 
(出所:BITPoint
 
続いてイーサリアム/円の日足である。
こちらも高値でもみ合い形状となりつつあるが、個人的にはこの価格帯でしばし大人しくして頂きたいところだ。
 
理由は、時価総額が1兆円を超えたとしてもまだまだビットコインと比較すれば、1年以上前の規模である。明らかにリクイデティは薄い。
 
無茶な上昇をし過ぎると、その反動が大きいため、急落する可能性も高いだろう。
一時的でも結構なので、ここでもみ合いを続けてほしい。
市場の板を分厚くする必要があると考える。
 
米国ではイーサリアムETFの上場審査も進んでおり、イーサリアムを管理している企業が存在していることから、ビットコインよりも早くNYSEに上場できる可能性があり、その期待で買われている模様だ。
 
こちらもヘッドラインニュース待ちだが、期待して待つことにする。
 
米国の大手企業が揃って支持していることから投機性は今後も高いはずである。
現物でじっくりとホールドして待ちたいところだ。
 
押し目がある場合、ビットコインの過去の値動きに習って最高値から30%ぐらい下落したポイントからじっくりと仕込むべきだろうか?
チャンスを待ちたい。
 
 
 
 




■執筆者プロフィール
H&Iトレード株式会社
代表取締役 加藤 宏幸(通称:ひろぴー)


FXトレーダー兼FXコラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
複数のポータルサイトにて執筆活動も精力的に行うなど、各種メディアへの出演も多数。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始した。


 

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