BITPoint Weekly View(Apr. 24)

        

<先週の相場振り返り>
 
先週もジリジリと値を上昇させていくといった展開であった。
先々週も3週間前もである。
引き続きこうした値動きになるのではないだろうか。
 
フィンテック業界の動きも日に日に報道が増えてきている。
前回の記事ではビックカメラがビットコイン決済の導入を決めたことを紹介した。
そして先週は、カンボジア中央銀行がブロックチェーンを使った決済インフラ導入のため、研究開発を日本企業と進めるという報道があったようだ。
 
日本経済新聞社によると、ソラミツという名の会社でオープンソース型ブロックチェーン「Hyperledger iroha(ハイパーレジャー いろは)」というそうだ。
 
カンボジアの通貨単位は「リエル」だが、カンボジアでは日常的にUSドルが使われている。やはり国の信用が弱い場合は自国通貨が使われないといった皮肉な現象が起こるのであろう。
 
但し、裏を返せばこれだけ浸透していないならば、いっそのことリエルという通貨も電子化を進めてしまおうという魂胆なのかもしれない。
 
アフリカの国々でも、電気ガス水道などのインフラ整備が進んでいないにも関わらず、多くの人々が携帯電話を持って生活をしている。
こういった先進国が歩んできた生活様式の所々を飛び越えて生活水準が進んでいる場合もある。
 
もしかすると、貨幣も同じ現象が起こるかもしれない。
電気ガス水道のインフラ整備はまだであるが、携帯電話や電子マネーは持っている、と。
引き続きカンボジア中央銀行の動向に注目である。
 
<今週の見通し>
フランス大統領選や地政学的リスクも踏まえて金融市場は不安定な相場になっているが、ビットコイン市場はどこ吹く風。
影響を受けることなく安定的に推移をするであろう。
 
これだけ安定感を持っていれば、もう少し注目をされても良いのではないかとさえ考えてしまうが、どうなのだろうか。
リスクオフ=ビットコイン買いとしっかり市場に認知されるには時間がかかるのかもしれない。
 
BTC/円 価格帯予想 424日~30日>
想定レンジ:120,000円〜146,000
コアレンジ:130,000円〜142,000
 
BTC/JPY 日足チャート>

 
(出所:BITPoint
 
今週のBTC/円も緩やかな上昇とみている。
ビットコインの分裂騒動はひとまず沈静化している。
 
ただ解決したわけでもないので、下落のリスクは十分あるが、プライスは安定的に推移するのではないだろうか。
 
ライトコインやモナーコインがビットコインの身代わり?となって、セグウィット(Segwit)に挑戦をしてくれている。
(セグウィット:ブロックを圧縮してトランザクションの負荷を軽くするための作業。)
 
これがうまくいったという報道などがあれば、ビットコイン価格の上昇も加速するのではないだろうか。
 
また意外にも史上最高値の15万円強まで、あと13000円ほどとなっている。
期待しても良いのではないだろうか。
 
もしかしたら来月中にでも史上最高値トライの値動きを見せてくるかもしれない。
そろそろお祭りトレンドの準備もしておくべきであろう。
 
ETH/円 日足チャート>

 
(出所:BITPoint
 
今日はもう一つの通貨ペアETH/JPYを紹介しておく。
3月下旬に、エンタープライズ・イーサリアム・アライアンスが発足したことをきっかけとして急激に価格が上昇した。
 
アメリカを中心に巨大企業が名を連ねており、採用に向けて研究開発が進んでいる。
 
スマートコントラクトにより、従来のビットコイン型ブロックチェーンよりも、より細かいデータを添付して、送金やデータのやり取りができる点が魅力的だ。
 
米国のJPモルガンは顧客管理データの一部の基盤にイーサリアムを採用したと正式に発表までしている。
アメリカはイーサリアムのブロックチェーンに注力している企業が多いため、こちらも注目ではないだろうか。
日足ベースで持ち合い三角形が成熟してきている形である。
何かしらのポジティブなニュースにそろそろ大きく反応するタイミングではないだろうか。
 
 
 
 




■執筆者プロフィール
H&Iトレード株式会社
代表取締役 加藤 宏幸(通称:ひろぴー)


FXトレーダー兼FXコラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
複数のポータルサイトにて執筆活動も精力的に行うなど、各種メディアへの出演も多数。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始した。


 

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