仮想通貨(暗号資産)の4つの投資方法とは?
仮想通貨(暗号資産)への投資は、4つの方法に大別されます。
本記事では仮想通貨(暗号資産)をこれから購入する初心者の方に向けて、それぞれの投資方法について詳細を紹介します。
仮想通貨の代表的な投資方法
仮想通貨(暗号資産)の投資方法は、いくつかの種類が考えられます。
代表的な種類には、以下のようなものがあります。
- 短いスパンでの売り買いをメインとした「短期売買」による投資方法
- 将来的な価値を見越した「長期保有」を前提とした投資方法
- 定期的にコツコツと投資する「積立」による投資方法
- 貸付をして貸借料を得る「レンディング」を活用した投資方法
仮想通貨(暗号資産)の投資方法には、それぞれメリット・デメリットがあります。
詳細を把握した上で、自分に合ったものを選ぶのがポイントです。
仮想通貨投資方法①「短期売買」
短期売買による投資は、短い間隔で仮想通貨(暗号資産)の「買い」と「売り」を繰り返すことにより利益を狙う投資方法です。
数秒から数日程度で利益を確定させるのが特徴で、価格の乱高下が起きやすい仮想通貨(暗号資産)投資にあっているという人もいます。
この短期売買には「デイトレード(デイトレ)」と「スイングトレード」といった考え方があり、それぞれには以下のような定義があります。
・デイトレード(デイトレ):
仮想通貨(暗号資産)の売買を1日で完結させる投資方法。
・スイングトレード:
仮想通貨(暗号資産)の取引を数日から数週間程度という短期間で売買を完結する投資方法。
デイトレードは短い時間で取引することになるので、利益や損失をすぐに確定させることができます。
一方で、大きな値動きがないと1回の売買あたりの利益は少なくなりますが、逆にいえば、損失も少なく抑えることも可能といえます。
スイングトレードは、デイトレードと比較すると長い期間保有するため、仮想通貨(暗号資産)の値動きを期待することができます。一方、ニュースなどにより価格が良い方にも悪い方にも変わる可能性があります。
短期売買のメリット
仮想通貨(暗号資産)の短期売買のメリットとしては、以下の点が挙げられます。
・ 少ない資金でも、何度も取引することで収益を重ねることができる
・オーバーナイトのポジションを持たないことによリ、急な相場変動のリスクを減少させることができる
基本的には、目の前のチャートや、テクニカル指標を見ながらトレンドを予想して仮想通貨(暗号資産)の売買を行うことになります。短期で売買するため、すぐに結果を出して次につなげることが可能です。
短期売買のデメリット
仮想通貨(暗号資産)の短期売買のデメリットには、以下のようなものがあります。
・長時間相場を見ることになるため時間が取られてしまう場合がある
・売買にかかる手数料が負担になることもある
短期売買は、基本的に普段からチャートを気にして取引を行うことになります。そのため比較的時間と手間がかかる投資方法です。慣れないうちは仮想通貨(暗号資産)の値動きが気になってしまい、ストレスに悩まされる可能性もあります。
取引にかかる手数料も問題になる場合があります。手数料を設定している暗号資産取引所や販売所では、短期売買を繰り返すほど都度コストがかかる場合もあるため、全体に占めるコストも大きくなります。
※2021年7月16日現在、BITPOINTでは取引手数料は無料です。
仮想通貨投資方法②「長期保有する」
長期保有(長期投資)は、仮想通貨(暗号資産)の購入後、数ヶ月〜数年と長い期間保有し続けることにより、その間の値上がりを狙う投資手法です。
仮想通貨(暗号資産)の価格が変動しても特に対応することなく、所持し続けることを前提にするのが特徴です。仮想通貨(暗号資産)の投資方法の中でも、その仮想通貨自体の将来性に期待した投資方法なのです。
長期保有のメリット
仮想通貨(暗号資産)の長期保有には、以下のようなメリットがあります。
・仮想通貨(暗号資産)の取引の手間が少ない
・長期間値上がりが続く場合は、1回の取引で大きく収益を上げることも可能
長期保有は手間の少なさに優れた投資方法になります。
長期保有のデメリット
仮想通貨(暗号資産)の長期保有には、以下のデメリットもあります。
・利益を得るまで時間がかかる
・売却するタイミングを見極めるのが難しい
時間をかけて仮想通貨(暗号資産)の値上がりを待つ必要があるため、すぐに利益を確定できません。また売却するタイミングを逸してしまうと期待通りの収益をあげることもできないので、注意が必要となります。
仮想通貨投資方法③「積立する」
仮想通貨(暗号資産)には、投資信託などと同じように一定金額を毎月「積立」する投資方法もあります。事前に一定の金額を決めてから積立を行うため、少しずつ仮想通貨(暗号資産)を貯めていくことが可能です。
※BITPOINTでは2021年7月16日現在、積立サービスは提供しておりません。
設定した金額以上の投資は行われないため、仮想通貨(暗号資産)の価格が上昇しているときでも、支出が大きくなることはありません。逆に仮想通貨(暗号資産)の価格が下がっているときには、同じ積立金額で多くの通貨数量を手に入れることができます。
積立投資のメリット
仮想通貨(暗号資産)の積立には、以下のようなメリットがあります。
・感情的にならずにルールに沿った購入ができる
・投資にかかる手間が少ない
積立による仮想通貨(暗号資産)への投資は、暗号資産取引所や販売所のシステムによって自動で行われるので手間が少なくて済みます。毎月決まった金額だけ投資が行われるので、感情に流されることなく売買が行えます。
決まった額をコツコツ購入し続けることで、将来的に大きな金額となることを期待している投資手法といえます。
積立投資のデメリット
仮想通貨(暗号資産)の積立におけるデメリットには、以下のようなものがあります。
・自身で購入するよりも割高になる場合もある
積立による仮想通貨(暗号資産)の自動購入は「ドルコスト平均法」を使っています。メリットが多い手法なのですが、長期的に値上がりを続けた場合は、積み立てではなく最初に一括で買うほうが、リターンが大きくなります。また、売却時の仮想通貨の価格によっては、マイナスになる可能性もあるので、注意が必要です。
仮想通貨投資方法④「レンディング」
「レンディング」とは、所有している仮想通貨(暗号資産)を一定期間取引所・販売所に貸し出して、利率に基づいた貸借料を得る投資方法です。
しばらく売買の予定がない長期保有の仮想通貨(暗号資産)を、有効活用できるのが特徴です。
※BITPOINTでは、レンディングサービスを「貸して増やす」サービスとして提供しています。
ビットポイントの総合口座を開設していれば、簡単に申し込みが可能です。
レンディングのメリット
仮想通貨(暗号資産)のレンディングには、以下のようなメリットがあります。
・取引を行わずに利益を得られる
・申し込み以外に特別な手間がいらない
保有して眠らせている仮想通貨を用いて、少しずつでも仮想通貨(暗号資産)を増やすことができる投資方法です。普段からこまめに仮想通貨(暗号資産)売買をする予定がないのなら、レンディングを行うことで保有している仮想通貨を、有効利用することが可能です。
レンディングのデメリット
一方、仮想通貨(暗号資産)のレンディングにはデメリットもあります。
・BITPOINTの「貸して増やす」サービスでは、レンディング中は仮想通貨(暗号資産)の売買ができないので、収益以上に仮想通貨価格が下落してしまうとマイナスになる可能性もある。
レンディングで貸し出した仮想通貨(暗号資産)は、中途解約ができません。契約期間中は売却することができないことがデメリットです。
注意事項
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