ビットコインキャッシュ投資の始め方!初心者向けに購入方法・買い方を説明
暗号資産(仮想通貨)の一つであるビットコインキャッシュは、日本国内外の暗号資産販売所や取引所で購入できます。
本記事ではビットコインキャッシュに興味がある方に向けて、初心者でもわかりやすい形で購入方法・買い方を紹介します。
ビットコインキャッシュとは?
ビットコインキャッシュとは、2017年にビットコインから派生する形で誕生した暗号資産(仮想通貨)です。表記は「BCH」。
暗号資産(仮想通貨)の時価総額では、第9位※とトップ10に入るほどの注目度があります。
※coinmarketcap 2021年1月18日現在
ビットコインキャッシュは、ビットコインからハードフォーク(分裂)して生まれたという経緯を持つのが特徴です。
ビットコインとの違い
2017年以前、ビットコインの処理速度にシステム的な限界が存在するため、手数料が高騰するなどといった問題が発生しておりました。
処理速度が向上しない問題(スケーラビリティ問題と呼びます)を解決するために、1度に取引できるデータ量を8倍にしました。(正確にはビットコインキャッシュは「Big Block」というシステムで、ブロックサイズを1MBから8MBにまで拡張しています)
その後ビットコインキャッシュは、ブロックサイズをさらに32MBにまで拡張し、ビットコインよりもシステム的な差別化を進めています。
その他、ビットコインキャッシュはひとつのブロックチェーンで情報を管理する「オンチェーン」のシステムを採用し、透明性の高い状態での運用を行っています。
※一方、ビットコインでは、ライトニングネットワークなどのオフチェーン(ブロックチェーンに連動した別のブロックチェーン)を活用してスケーラビリティ問題を解決する方法が議論されています。
ビットコインとの共通点
ビットコイン、ビットコインキャッシュともに同じマイニング方式(PoW)を活用しております。また、発行上限が2,100万枚であることや半減期の存在なども、ビットコインと共通している点もあります。
ビットコインキャッシュの買い方/購入の流れ
ビットコインキャッシュの買い方は、以下の手順を踏むことが基本になります。
1:ビットコインキャッシュを購入するための口座開設
2:日本円の入金
3:購入したい金額または数量を指定して購入する
BITPOINTを利用する際にも、上記の手順から購入が可能です。以下で解説します。
始め方① ビットコインキャッシュを購入するための口座開設
ビットコインキャッシュを購入するには、BITPOINTなどビットコインキャッシュの取扱いのある暗号資産(仮想通貨)販売所や取引所において、取引に使う口座の開設を行う必要があります。
BITPOINTでの口座開設方法は、具体的に説明すると以下の手順で実施されます。
- BITPOINTの公式サイトにアクセスし、「口座開設はこちら(無料)」のボタンをクリック
- メールアドレスと携帯電話番号を登録する
- BITPOINTからのメール・SMSを受け取り、「認証コード」を使ってログイン用のパスワードを設定する
⇨ パスワードは8文字以上16文字以下で設定し、半角英字、数字、記号から2種類以上を使う必要があります。 - パスワードを使用してログイン
- 「口座開設の申込みに進む」をクリック
- 本人情報の登録を行う
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのうち1点)をスマホのカメラで撮影して添付
- BITPOINTによる審査後、口座開設
以上の流れとなります。
スマホ・パソコンから作業が可能で、直接店舗などに出向く必要はありません。
始め方② 日本円の入金を行う
次のステップは日本円の入金です。
ビットコインキャッシュを購入する際には、開設した口座に日本円を入金する必要があります。
日本円の入金には「即時入金」と「銀行振込」の2つの方法があり、自由に選択が可能です。
即時入金は、リアルタイムで口座に入金が反映される方法です。
入金が24時間(毎日16:00〜16:10は除く)いつでも可能で、さらに入金手数料がかかりません。
BITPOINTでは、「PayPay銀行」「住信SBIネット銀行」「イオン銀行」の、3つの銀行が即時入金に対応しています。お得な入金方法なのでこちらを検討してみてはいかがでしょうか。
一方、銀行振込とは、BITPOINTが用意するお客様専用の銀行口座へ振込を行うことにより、自分の取引口座に入金を行う方法です。ご自身のよく利用される金融機関が、即時入金に対応していない場合はこちらで入金する必要があります。
モアタイムシステムに参加している金融機関であれば、24時間365日いつでも入金が行えますが、所定の振込手数料がかかります。
始め方③:ビットコインキャッシュの数量を指定して購入
口座開設、日本円の入金を完了させたら、ビットコインキャッシュの購入が可能となります。
購入画面に移動し、購入したい金額を指定して購入します。
BITPOINTは日本円で500円以上から購入することが可能です。
(数量指定の場合は「0.00000001BCH」から買い注文が可能です)
BITPOINT PROの場合は、「0.0001BCH」から取引が可能です。
※BITPOINTとBITPOINT PROについては、次項でそれぞれ紹介します。
以上が大まかなビットコインキャッシュの買い方の説明です。
今後は実際に購入するまでの流れの詳細を解説します。
ビットコインキャッシュの3つの買い方 / 購入方法
ビットコインキャッシュの購入方法は、「BITPOINT公式アプリ」「BITPOINT」「BITPOINT PRO」の3つから選択できます。
それぞれの詳細を、以下で解説します。
アプリでの買い方
BITPOINTの公式アプリを利用することで、スマホから簡単にビットコインキャッシュの購入が進められます。
アプリでの買い方はシンプルで、暗号資産(仮想通貨)からビットコインキャッシュの銘柄を選択し、金額を入力して購入することができます。
スマホを使って数タップでいつでもどこでもビットコインキャッシュの購入を行えるので、手軽に暗号資産(仮想通貨)を取引できるのがメリットです。
BITPOINTでの買い方
BITPOINTで、Webサイトから簡単にビットコインキャッシュの購入を行うための方法です。
BITPOINTの公式サイトからログインして、「コインを買う」画面から購入金額か数量を選択します。
※画面赤枠参照。「円」の右にある▼を押すことで、数量指定で購入することも可能です。
金額・数量指定後に「確認画面へ」をクリックして6秒以内に確定を押せば、ビットコインキャッシュの購入が完了します。
複雑な操作などは省略されているので、暗号資産(仮想通貨)を取引するのが初めてという方は、BITPOINTから購入を進めることも検討されると良いでしょう。
BITPOINT PROでの買い方
BITPOINT PROとは、板形式でビットコインキャッシュの売買ができる取引サービスです。
「成行」「指値」「逆指値」といった注文方法が選べたり、チャートを分析するのに役立つツールが利用できたりといったメリットがあります。
BITPOINT PROにログインして、「現物」の取引からビットコインキャッシュを選択し、注文方法を決めることで購入の確定が行えます。
できることが多いぶん中級者から上級者向けの取引サービスになるので、暗号資産(仮想通貨)の取引に慣れてきたころに利用を検討してみてください。
ビットコインキャッシュ投資に関連する出来事
ビットコインキャッシュへの投資を検討する際に、以下のようなトピックがあります。 今後の投資の参考として、それぞれの詳細を確認してみてください。
ビットコインキャッシュを基軸の通貨とする取引所の登場
海外の一部の暗号資産取引所は、ビットコインキャッシュを基軸通貨として採用しています。
将来的には、ビットコインキャッシュが現在のビットコインのような立場になることも視野に入れているのでしょう。
多くの暗号資産取引所の基軸通貨となれば、流通量と取引を行うユーザー数が増えて、価値が高まる可能性も考えられるのではないでしょうか。
2020年のビットコインキャッシュにおけるハードフォーク
ビットコインキャッシュは、2020年11月にハードフォークを行いました。
新しくビットコインキャッシュノードとビットコインキャッシュABCに分かれることとなりました。ハードフォークの発端は、マイニング報酬の8%を開発資金として徴収するかしないかです。
ビットコインキャッシュノードはこの8%の徴収を行わないとしています。そのため、ハードフォーク前にビットコインキャッシュをマイニングしていた多くのマイナーがこちらのサポートをすると表明しています。大手の暗号資産取引所もビットコインキャッシュノードをサポートすると発表しており、今後はBCHの表記も継承するとしています。
2021年以降もハードフォーク論争が発生するたびに、ビットコインキャッシュに注目が集まるのではないでしょうか。
注意事項
こちらのページは、情報提供のみを目的としており、仮想通貨取引等の勧誘を目的としたものではございません。
売買はご自身の判断にて行ってください。
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