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ライトコインとは?特徴・仕組み・歴史(LTC)

ライトコイン(LiteCoin)は、日本国内でも多くの取引所で取り扱われている仮想通貨です。 本記事はライトコインの特徴や仕組みを紹介します。

ライトコインとは?

ライトコインとは、2020年3月時点で時価総額7位のアルトコインです。
ビットコインに次ぐ長い歴史を持つ仮想通貨であり、トレーダーの間でも高い知名度を持ちます。
ライトコインはいくつかの特徴を持ち、中でも以下の点は注目されることが多いです。

  1. 元Googleのエンジニアによって作られたアルトコイン
  2. ケーラビリティ問題への対策を行った通貨
  3. トランザクションの承認時間が早い

それぞれ解説します。

ライトコイン(LTC)の特徴

元Googleのエンジニアによって作られたアルトコイン

ライトコインは、元Googleのエンジニアである「チャーリー・リー」氏によって作られた仮想通貨です。

ビットコインのソースコードが基になっているのが特徴で、開発時期は2011年とかなり早い段階で行われています。
ビットコインが抱えるシステム上の課題(スケーラビリティやトランザクションに関する問題)を解決するための機能を持たせるために開発されました。
そんなこともあり、ビットコインとは「金と銀の関係」と称されることもあります。

より日常のなかで使いやすい少額決済で使われることを前提にしており、発行上限もビットコインの4倍となる8400万枚に設定されています。

スケーラビリティ問題への対策を行った通貨

ライトコインは、仮想通貨のスケーラビリティ問題の解決を目指したアルトコインとしても知られています。

スケーラビリティ問題とは、ビットコインのブロックチェーンにおいて、ブロックに書き込めるサイズに制限があることによって、送金が遅延するといった問題です。

ビットコインがブロックチェーンに書き込むタイミングは約10分に1回で、取引が増えてしまうと、10分に1回のブロックチェーン書き込みに収まらなくなってしまい、取引・送金などが遅延してしまうといった問題です。

ライトコインはこのスケーラビリティ問題を、「Segwit」というシステムによって解決しています。

Segwitは、Segregated Witness(隔離された署名)の略語です。
本来書き込まれる「取引データ(どれくらい取引するのか?)」と「署名データ(誰が誰に渡すか?)」情報のうち、署名部分を別領域にまとめて書き込むことで、必要な容量を節約するシステムです。

Segwitを使うことで、ひとつのブロックにより多くの取引データを含めることができるようになるので、ブロックチェーンのスケーラビリティ問題を理由とした送金の遅延などを防げるのです。

ライトコインは、このSegwitを初期の段階で導入した仮想通貨として有名です。

トランザクションの承認時間が早い

トランザクション(いわゆる取引)の承認時間が短くて済む点も、ライトコインの特徴になります。

通貨の誕生当時、承認を行うためのブロック生成速度は平均2分30秒となっていて、これはビットコインの平均10分の1/4という数値です。 つまりライトコインはビットコインの約4倍のスピードで、取引の承認を終えることができます。

ブロックの生成速度が早いことからマイニングの難易度が低い点も、ビットコインと比較されるライトコインの特徴です。
細かな取引も短時間で可能となるため、ビットコインよりも少額決済に利用されるとされています。

ライトコイン(LTC)の仕組み

マイニングはPoWによって行われる

ライトコインのマイニングは、ビットコインと同じ「Proof-of-Work(PoW)」によって行われます。
PoWとは、コンピューターによる計算から最初に解答を得たユーザーに報酬を与えるマイニング方式です。

PoWを使ったマイニングには高い能力を持つコンピューターや、莫大な電気量などのコストがかかることが難点とされています。
一方で、競争によるマイニング勝負を実施しているため、不正が行われる可能性は低く、安全性が高いというメリットがあります。
また、PoWによるマイニングが行われているため、ライトコインも管理者がいない「非中央集権型」の仮想通貨になります。

しかし、開発者のチャーリー・リー氏が代表を務める「ライトコイン財団」が通貨の開発等を行っているため、実質的には権力者が存在すると指摘されることもありますが、マイニングには関与していないため管理者がいないという扱いになっています。

ライトニングネットワークに対応

ライトコインは、サイドチェーンを用いた処理システム「ライトニングネットワーク」の実装が行える仮想通貨です。

ライトニングネットワークとは、ライトコインのブロックチェーンとは別にあるオフチェーンでの取引を実行してマイクロペイメント(少額決済)を進めるシステムのことを指します。

マイクロペイメントでは1円以下の単位で支払いが可能となりますが、従来のシステムでは支払い手数料が発生してしまう点が問題でした。

そこで注目されたのが、ライトニングネットワークなのです。

ライトニングネットワークでは2人のユーザー間をオフチェーンでつなぐ「ペイメントチャネル」が使われるので、細かな内容を別枠にまとめた上で、最終的な取引結果だけがブロックチェーンで承認されることになります。
これによりトランザクションが減少するので、マイクロペイメントの問題点であるコストやスピードが改善されるのです。
この改善点がライトニングネットワークの特徴であり、注目される理由になっています。

ライトコイン(LTC)の歴史

2013年4月にリリース

ライトコインは2013年4月にリリースされ、市場への流通が始まりました。
その後2013年11月のキプロス金融危機によって仮想通貨への資金流入が活発になり、ライトコインの価格にも影響が出ています。

LitePayがサービス終了

ライトコインの決済アプリ「LitePay」が2018年にリリース予定とされていましたが、関連企業の透明性の低さなどを理由にプロジェクトが中止されました。

LitePayは仮想通貨ウォレットと特定のデビットカードを使って、米ドルに即時換金が行えるシステムだと宣伝されていましたが、結果的にサービスはそのまま終了しています。

デビットカード「Litecoin BlockCard」を発表

ライトコイン財団は、物理媒体のデビットカード「Litecoin BlockCard」を発表しました。
BlockCardがあれば、クレジットカードが使える店舗やオンラインショップなどで、仮想通貨による支払いが可能となります。
ライトコインの利用機会がさらに増えるため、仮想通貨の使いやすさを向上させることに期待できます。

BlockCardはライトコインの他に、ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップルなどをはじめとした12種類に対応しています。
カードはアメリカで展開されていますが、今後はサービスの拡大を目指して日本などに上陸する可能性もあるでしょう。

通貨そのものに大きなトラブルは発生していない

ライトコインそのものは、リリースしてから大きなトラブルに見舞われることなく運営されています。 ハードフォーク等も実施された経験がないため、安定度の高い通貨だといえるでしょう。
高い安定感は、さまざまな企業との連携に期待できる要素にもなります。

過去には大手ゲーム配信企業Steamでの支払いに使われることになったこともあり、将来的にはさらに多くの企業との連携が進む可能性もあります。

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