BITPoint Weekly Market View(Jun.04)

2018年06月04日

<先週の相場振り返り>

5月最終的に少し値を回復させてクローズした。
月足は陰線となり、今年も奇数の月がよく下落しやすい傾向にある。
昨年、大手ポータルサイトで寄稿した小生のコラムなのだが、昨年も奇数の月によく急落や下落をした。
今年は奇数の月が陰線、偶数の月が陽線となっている。
ただの偶然かもしれないが、資本の入れ替わるサイクルがちょうど1〜2ヶ月おきなのかもしれない。
BTCをはじめ、アルトコインもチャート形状を見ていると、底が入ったような形状になってきている。
今週は浅い押し目から勝負しにいっても良さそうだ。
6月に入ったこともあり、今月は陽線で期待したい。

<今週の見通し>

月曜のコラム執筆時点では、どのコインも順調に上昇しているがもう数%上昇したポイントでは、レジスタンスラインなどが引けるコインが多い。
週序盤では、さらに高値を伺いつつも、一度レジスタンスラインで押される可能性がある。
ただ、雰囲気的にはどこかのタイミングで上値を抜けてきそうだ。
このため、レジスタンスラインのファーストトライでは一度決済を実行し、また数%程度の浅い押し目から元のポジションに戻すなど、少しアクティブに攻めていくと良いだろう。
今週から新規で入る方々も似たような戦略で入っていきたい。

各コイン、分析をしていく。

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 6月4日 ~ 6月10日】
想定レンジ:75万円 ~ 100万円
コアレンジ:80万円 ~ 90万円

■出所 BITPoint BTC/円(現物)

ビットコイン分析から始める。日足になるが、下降トレンドラインに近づいてきた。

この局面では一度押される展開が予想される。ただし抜けてくるのは時間の問題と考えており、徐々に右方向に現状維持のまま推移をするだけでいずれ噴き上がる可能性がある。
アルトコイン以上に押し目は浅いように考えているので80万円〜83万円からでも買いで入っていいようにも思える。
直近ターゲットは90万円。
こちらもドル建てでいうと8000ドルの節目ということもあり、利食いに押されるかもしれない。
このポイントは注意をしておこう。
また出来高だが、5月は少し不可解な取引量となっている。
一体全体何の売り買いがなされているかは不明だが、出来高の割にはローソク足の実態が非常に小さい。
売りと買いのポジションが大きく入れ替わった局面であればグッドニュースと判断してよいだろう。上昇した場合は安値で売ってしまった投資家が高値を追い始める展開が期待できるだろう。

時間があれば1時間足でも各自ご覧になって頂きたいのだが、先週の値動きは特に顕著であった。ところどころ大口の成り行き売りが入るものの、決まってじわじわと戻りがあり、結局高値を少し更新。
まさに売り手と買い手が入れ替わっている証拠だと考えてよさそうだ。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 6月4日 ~ 6月10日】
想定レンジ:60000円 ~ 77000円
コアレンジ:63000円 ~ 73000円

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。

先日は、仮想通貨時価総額第5位のEOS開発元からのETH大量売りがあったことで価格を大きく崩したがその後、下げ止まり堅調に推移を始めている。
押し目の場を提供した形となった。
現在は下降トレンドラインとレジスタンスラインのちょうど重なるポイントに位置しており、簡単には抜けていくには少し難しそうだ。
7万円少し手前が利食いポイントとし、また65000〜67000円ゾーンあたりで浅い押し目を入っていくと良さそうだ。

出来高も減少傾向にあり、押し目は浅いと考えている。
時間がない人はそのまま現物の保有で良いように思える。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 6月4日 ~ 6月10日】
想定レンジ:11万円 ~ 16万円
コアレンジ:12万円 ~ 15万円

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュの分析に移る。

ビットコインキャッシュで有名なロジャーバー氏の発言により、高騰を後押しした。
日本のコンビニ決済でBCHがやってくるという発言にて。真偽は不明だが、後押しの材料となった。
下落幅が毎度ながら大きいだけにその反発力も大きいものがある。
直近安値からの回復は30%前後とリップルと同様に大きく価格を回復させた。
目先のターゲットは14万円前後となっており、こちらもレジスタンラインが間もなく控えている形となっている。
一度、押されてから上抜けられるか注目であろう。

このように見ていると、今分析した3コインはすべてレジスタンスラインが近く、市場全体も一服感が迫っているように思える。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 6月4日 ~ 6月10日】
想定レンジ:12000円 ~ 16000円
コアレンジ:13000円 ~ 15000円

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。

特段目立ったニュースがなく、インパクトにかける。
下降トレンドラインを抜けてきているので、前述紹介したビットコインも似たような形状でじわじわと高値を更新する展開ではないかと考えている。
出来高も少なく、市場の注目度は変わらず落ちている。
大きくポジションを張るタイミングではないが、大陽線が出たタイミングで参戦をしていくと大きなトレンドを発生させる形状には間違いがない。
それを待ち続けることとする。
もちろん、中長期投資なら買いを入れて放置でも良いだろう。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 6月4日 ~ 6月10日】
想定レンジ:60円 ~ 95円
コアレンジ:70円 ~ 90円

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析に移る。

BCH同様に30%ほど直近安値から反発をしている。
先月、三菱商事と三菱UFJ銀行が国際送金としてXRPの技術を採用した送金システムで実証実験を行うと報道があり、実用化が着々と進んでいる。
ただ好材料がよくあるものの、価格の反映は限定的で売り場とされることが多い。かなり価格を織り込んでしまっている投資対象物に出る現象であり、あまり中長期では持ちたくないのが本音だ。
短期トレードでなら、急激な上昇と下落が多いため、先週のコラムで書いた通り、他のコインより大きく下落した場合はその分の反発も見込めるため買い仕込むと良いだろう。
目先80円がターゲット、そして押されてから反発をすれば、逆三尊の形状となり、テクニカル的には反発を示唆する。
ネックラインのめどが80円となるので、それよりは下で買いを入れておきたい。

いずれにしても、今週はどのコインも目先のレジスタンスラインが似たようなタイミングで訪れるため、利食いを一部しっかりといれながら押し目を待って再度入っていきたい。

市場全体、雰囲気が良くなってきているので特段の悪材料が市場に透過されない限り、今週は後半〜週末にかけて上値を抜けてくるのではないかと考えている。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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