BITPoint Weekly Market View(May.28)

2018年05月28日

<先週の相場振り返り>

週序盤は多少反発するものの、週半ばから仮想通貨市場全体は反落。
そのまま陰線を立て続けに連続させて下落した。
BTC90万円割れは騙しとなっていたが、その後、間もなくブレイクし短期のストップロスポジションを狩って下落する展開となってしまった。

これは諦めて損切りに。
また80万円をバックに買いたい展開にみえるが、戻りも浅いため、もうしばらくは下値を攻める展開を予想している。
こういった局面では非常に難しく、売ってしまったポイントが最安値になる可能性も高い。
「あなたの売ったそこが底」という言葉があるように、まさにその局面が近いようにも思える。
ただし、値動きが乏しいため、今週も基本様子見、上がったところはポジションをスクエアすることに注力したい。

<今週の見通し>

BTCが90万円を割り込んでしまったため、レンジがまた切り下がってしまった。
特段悪いニュースがないものの、マウントゴックス管財人関連の売り、及びそれに連れた不安の売り玉が多くあるように思える。
その影響で欧米韓のBTC価格よりも日本の価格が最も安く推移する局面が多くなった。
紛れもなく、その影響を受けていると行っても過言ではないだろう。
今年の安値方面に勝負にいくか否かを見極める週となりそうだ。

<ビットコイン>

【BTC/円 価格帯予想 5月28日 ~ 6月3日】
想定レンジ:65万円 ~ 100万円
コアレンジ:70万円 ~ 90万円

■出所 BITPoint BTC/円(現物)

ビットコイン現物のチャート分析を始める。

まず出来高は減少傾向にあり、もうしばらく減少が続けばおとなしい価格推移になってくると考えている。そこが落ち着きどころとなり、今回の下落相場の安値となるだろう。

今週の想定レンジは70〜90万円をコアレンジとして考えており、70万円台前半では買い、80万円後半では売りといったレンジ戦略を基本としたい。
時間軸を落として1時間足などでみてみると、下落ウェーブの波はまだ浅く、下値を攻めに行く公算が大きいように思える。
ただし、所詮1時間足なので、これは1〜2日でガラリと変わるので断定はしにくい。
新規から買いを検討しているならば、しっかりと70万〜75万円に下落した3月下旬〜4月上旬の安値付近のサポートラインまで引きつけて買いから入っていきたい。

またここで悪材料が出てしまい、65万円を割り込む展開がくるならば一気に50万円まで下落する可能性は高い。
損切りは必ずいれておきたい。
ネガティブな重要局面なので傷口を広げないためにもこの対応は必ずやっておくことだ。

<イーサリアム>

【ETH/円 価格帯予想 5月28日 ~ 6月3日】
想定レンジ:52000円 ~ 74000円
コアレンジ:60000円 ~ 70000円

■出所 BITPoint ETH/円

イーサリアム分析に移る。

先々週までは最も優秀に底堅さを維持していたETHだが、7万円のサポートライン決壊とともに大きく下落した。
先々週の7万円後半で推移していることも考えると2割近い下落となってしまった。
イーサリアムのみやや強気戦略として発信していたが、サポートラインを割れてしまったのでトーンを落とす。
BTC同様にレンジ相場か右肩下がりのチャネルレンジをイメージしているので、上がったところはポジションを少しずつ損切りし、売ったポイントより下がったところからは買いをいれてコツコツと損切りの補填を行う作業が無難に思える。
チャートに記載した下降トレンドラインまでは、まだ距離があり、タッチするまでには今週いっぱい少なくともかかるだろう。

よほど良好なニュースが流れない限り、レンジ相場か下値を模索する展開が続くよと予想する。
買いを入れるなら6万円ぎりぎり手前からか、割り込んで急落を考慮して5万円台前半で準備しておくと良いかもしれない。
ただし、中長期的には当然ブル目線を堅持する。

<ビットコインキャッシュ>

【BCH/円 価格帯予想 5月28日 ~ 6月3日】
想定レンジ:8万円 ~ 14万円
コアレンジ:9.5万円 ~ 13万円

■出所 BITPoint BCH/円

ビットコインキャッシュの分析に移る。

出来高も旺盛で売り注文が多いように思える。先週は一時的に14万円回復する局面もみせるものの、その後反落。
今月はハードフォークを実施し、ブロックサイズを8MB⇛32MBにグレードアップするなど期待が持たれていたが、それらを先行する値動きは4月にあったため、典型的な「sell the fact」となった。
誰もが予想できる安易な買い材料は寿命が短い。
きれいなヘッドアンドショルダーになっており、もうしばらく値動きをみたあとでないと予想がしづらい。
なのでBCHも現在の価格では基本様子見にしたい。

新規の買いで想定しているならば、出来高が落ち着いたときから入っていくとよいだろう。その場合、価格がどの位置にあるかはあまり考慮しなくてもよいと考えている。

<ライトコイン>

【LTC/円 価格帯予想 5月28日 ~ 6月3日】
想定レンジ:11,000円 ~ 15,000円
コアレンジ:12,000円 ~ 13,500円

■出所 BITPoint LTC/円

ライトコイン分析に移る。

完全にBTC連れ安となっている、出来高が減少し、市場からの注目度は圧倒的に低くなっているものの、売りポジションというよりは、BTC時価総額減少にともなって円やドルの法定通貨と相対的に価値を落としているのであろう。
その証拠に、LTC/BTCチャートで閲覧してみると、2ヶ月間真横に伸びるレンジ相場を形成している。
よってLTCはBTCが上向きになるタイミングと同時買いで入っていきたい。
前述どおり、BTCの下落率分から考慮すると、買い指値で準備しておくならば12000円近辺から狙っていくと良いだろう。
11000円〜12000円はサポートライン割り込んだあとになるが、ここらで買いを並べておくと下ヒゲをつけた僅かなタイミングで買いがヒットするのかもしれない。ラッキーポジションとなるが、やる価値はありそうだ。

<リップル>

【XRP/円 価格帯予想 5月28日 ~ 6月3日】
想定レンジ:50円 ~ 80円
コアレンジ:60円 ~ 70円

■出所 BITPoint XRP/円

最後にリップル分析に移る。

先週は他のアルトコインと比較して下落率は緩慢となった。
下落トレンドの初期段階で大きく下げていたため、すでに売られすぎ水準なのかもしれない。
こう考えると反発を始めると最も早く回復傾向に至るのはXRPである可能性が高い。
今週はXRPのデイトレードから入っていくと良いだろう。
下降トレンドラインと現在の価格もかなり近場にあり、テクニカル的にブレイクの可能性が高い。
もう一度下値をトライした場合はぜひ買いで入っておきたい。
60〜65円台で買い指値をいれて70円超えを狙えるのではないだろうか。

■執筆者プロフィール
ひろぴー(@hiropi_fx

FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、第一回「ザイFX!杯 FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。
現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイFX!」や「みんなの株式」など、大手ポータルサイトでの執筆活動にも精力的に取り組んでいる。
2015年からは仮想通貨の可能性に注目し、ビットコイントレードを開始。
香港系プライベートファンドにて運用も担当している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。


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